タロットとユダヤ:ヘブライ文字(5)
五つ目です。ちょっとややこしいというか似た文字がある「へー」heです。
こんな感じです→ ה
書いてみました。フォント的な問題があるので、どちらでも大丈夫です。くっ付けてしまうと別の文字になってしまうので、離していることが重要です。
数価は、5になります。叫んでいる人という説がありますが、実際のところはよくわかっていません。
大アルカナと対応しているのは4.の皇帝としておきましょう。一つずれがあるのは、仕方ありませんね。ヘブライ文字では(ローマ数字と同様に)、ゼロを表す文字がありません(ローマ数字でも10はXと書き表します)。しかし、大アルカナのカードには0という概念が持ち込まれているので、当然対応していません(愚者のカードをもう一度見てみてください、これだけ数字がローマ数字を使っていません。これは存在していないからなんです)。
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