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タロットとユダヤ:ヘブライ文字(1)

こんにちは。ワタライマサト( @ps_scriptorium )です。上の写真は、アラビア語のアラビア文字ですので、ちょっと違います。

ヘブライ文字の最初は、アレフAleph(א)です。

アレフ。どこかで聞いたことありますよねえ。ちなみに次の文字は、ベートと言います。つまりこれらが合わさって「アルファベット」です。ですので、本来なら、単に「アルファベット」と言っただけでは、どの文字を指すのか全くわからないはずなのです。数の論理でローマンアルファベットを指すことが多いのですが、本来は必ずしもそうではないのですね。大切なことだと思います。

元々は、雄牛の頭を意味していたそうです(つまり、純粋な音だけを示した文字ではない、ということでもあります)。

音価というのがあります。つまり、数字専用の文字(例えば1とか2とか)では、1を表します。興味深いのは、アレフは1を表すにもかかわらず、タロットカードでの対応は、0の「愚者」(The Fool)を表します。つまり、数が少しずれていたりします。この辺りが、ちょっと面白いですね。




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