- 運営しているクリエイター
記事一覧
リズ=グリーン『占星術とユング心理学』
サブタイトルは「ユング思想の起源としての占星術と魔術」となっています。占星術の方はなんとかまともに(=学問の対象として)取り上げられている感じになってきましたけれど、さて、「魔術」の方はどうでしょうか。英語で言うのであれば、Magicianと言うことになりそうです。しかし、これを正面切って、となると決して多いとは思えないのであります。
別にホウキで空を飛んだりするわけではないのですけれど、しかし
石川源晃『演習 占星術入門』・『応用 占星術入門』
結構まとまった感じの二冊が出てきたので載せてみました。著者の石川源晃さんは戦前生まれ1921年(今年で生誕100年ですね!)。ちゃんと継承している方たちがおられます。
そしてこちらも。
『基礎からわかる西洋占星術の完全独習』
やっぱりという感じかもしれませんけど、この手の本って、案外高いですね。それがダメというわけではありませんけれど、内容が詰まっているからということもあるのでしょうけれど、3000円超えてますからね。
とはいえ、しっかり読み込めたら、十分楽しめる本だと思います。本の値段って難しいですね。
まついなつき『しあわせ 占星術』
ここで紹介する本としてはちょっと軽めかもしれませんけれど、マンガでの説明力というのはもっと評価されるべきだと思っています(図解による解説)と言い換えても良いかもしれませんね。
私自身は、あまり自分のことを占ったりはしませんけれど、自分自身のためにも悪くないと思います。監修に著名な松村潔氏が入っているので、そういう意味でも信頼おけるでしょう。むしろ、若干「難解」な印象のある松村氏の話をうまくわかり
矢野道雄『星占いの文化交流史』(新装版)
著者の矢野さんはもともとインド学の方。そのかたが、かなり大きなスケールで星占いの話を展開されています。星から見たら、確かに地球なんて小さいものなので、そういう意味では世界中のエリアを一つかみというのも興味深いものかもしれませんね。
テスター(山本啓二訳)『西洋占星術の歴史』
これは、S. J. TesterのA History of Western Astrologyの翻訳です。下に原著というか元々の本をつけておきます。ちゃんとこういうので基礎をつけておくべきだとも思っています。
こちらが元の本。
『世界史と西洋占星術』
本来は、占星術の歴史は西洋史の別の顔でもあると思われます。決して、裏でも影でもなく、しかし、日の当たらない部分であるという漢字がかなりありますね。
とはいうものの、なかなか、いわゆる学校で学ぶようなことでもないので、勉強するには、ちゃんと学び直さないとダメだと思うのですけれど、しかし、非常に興味深いエリアであると思っています。
madame FIGARO japon
このムック3冊目なんですね。発売されたばっかりです。
3があるということなので2と1もご紹介。
フィガロジャポン HOROSCOPE 石井ゆかりの星占い (メディアハウスムック)www.amazon.co.jp1,100円(2021年03月19日 20:06時点詳しくはこちら)
中山茂『西洋占星術史 科学と魔術のあいだ』(講談社学術文庫)
割とコンパクトに占星術の歴史をやろうとするとこの辺りかなぁと思っています。
ただコンパクトであるが故に、この辺りをもう少し知りたいというところには、ちょっと手が届かないという感じなのかもしれません。
ブレナン『ヘレニズム占星術』
まだ日本語には翻訳されていません(のはず)。
ヘレニズム、つまり要するにギリシャの、と言うことなのですけれど、意外とこの辺りのちゃんとした本ってないんですよね。もっともその一つ前のオリエントのエリアも、今ではなかなか手に入りにくくなっちゃったんですよね。この辺りをしっかり学ぼうとしても、実際問題として、そこまで研究できる人を育てられないんでしょうね。
近藤二郎『わかってきた星座 神話の起源:古代メソポタミアの星座』
値段が、ギョッとする感じはありますけれど、星座の話をちゃんとするのであればこのあたりはちゃんと押さえないとダメな本かなぁと思っています。
鏡リュウジさんの『占星術の教科書』シリーズ
全部で三冊も出ています。
鏡リュウジの占星術の教科書III:深く未来を知る ステップアップ編www.amazon.co.jp2,750円(2021年03月09日 18:11時点詳しくはこちら)Amazon.co.jpで購入する