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F1エンジニア目指す人向けに、当初書こうと思っていた内容の一覧(とお詫び)

こんにちは、わたぽんです。

もう一年以上も前ですね。F1エンジニアを目指す人に、偉そうに記事を書き始めたのは。そして連載が完全に止まって、それもまた1年以上経っています。

申し訳ございません!!!!(スライディング土下座)

もう連載したことも一生放置してしまおうかとさえ考えてたのですが、時々いいねやフォローいただいてて、なんだか申し訳なく感じてしまってます。そこで当所書こうと構想してたことに少し解説を加え、勝手にフィナーレにしちゃおうと考えたちました。身勝手なあとがきのようなものです。

幸い、連載当初に作った書く項目(各記事タイトル)のメモが残ってるので、それを元に書いてみます。時々自分で撮ったF1でインターン中の写真挟んできます。

まず項目一覧はこんな感じ。

タイトル案『F1エンジニアを目指す人への置き土産』
1. F1エンジニア、その全体像
1.1. F1のエンジニアとは?
1.2. F1エンジニアの仕事の種類
1.3. 夢はあるけど、華やかな業務ばかりじゃないってこと
1.4. その中でなぜF1エンジニアを選んだの? どんなエンジニアになりたい?
1.5. 既にある情報リソースの整理(と情報の得方)
1.6. (コラム)文系向けノート
2. F1リクルートメントについて
2.1. 仕事情報はどこで見つかるか?
2.2. イギリスが一番と言われる理由(最後にアメリカ出して考えさせる)
2.3. Autosportに載ってからでは遅いかもしれないということ
2.4. なぜ日本のメーカーチームではないのか?
2.5. 選考方法について
2.6. 英語レベルの必要性
2.7. CVについて
3. イギリスでの情報
3.1. 中途より新卒?
3.2. 新卒ならインターン(経験)の重要性
3.3. インターン事情
3.4. ビザについて最低限知っとくべきこと(そして給料について)
3.5. イギリスの大学(院)はF1リクルートメント最前線
3.6. 何学部で学べばいいのか?(モタスポやることを紹介しつつ、自分で考えようと)
3.7. Formula Studentについて
3.8. どこの大学?それとも院?
3.9. なぜ学部留学・院交換留学ではないのか
4. 精神的なもの
4.1. 自分の強みは何なのか?
4.2. F1で強い、二つのタイプ…好き追究型/夢追求型
4.3. F1はスピードばかりだと思ってないか? (F1は長期戦)
4.4. 誰かの文句言う人はF1にはいらない
5. その他
5.1. F1おじさんなんて放っておけ
5.2. 職種と階級について、土日は祝日?、乗ってる車
5.3. F1チームのオフィスがある場所ってどんなところ?
5.4. F1のために僕にかかったお金の総額
5.5. F1の将来に関する身勝手な考察
5.6. 僕は結局F1で就職しきれていない、次は君たちの番

この内、2.5までは当マガジンの過去記事で書かれた、幸運な記事達。是非ご笑覧くださいませ。

残りの2.6~5.6までは、コメントつけつつ流してきましょう。結論ファースト!

2. F1リクルートメントについて

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2.6. 英語レベルの必要性

F1エンジニアとしてなら、ネイティブのような英語は必要不可欠ではありません。周りのアイデアを聞き、自分のアイデアを伝え、それらについて議論する。これさえできれば、あとはなんとかなります。イタリア語なまりのひどい同僚とかいましたが、空力に関してはピカイチでした。

まあ、できれば(特に)イギリス人との壁は減りますし、仕事上の信頼性も上がるので、頑張りましょうね。最低限必要とは、"本当に"最低限です。

2.7. CVについて

イギリスでは仕事探しに使う履歴書をCVと言うんですが、その書き方について。まあF1に限らず通用することが大多数なんで、調べてみてください!笑

僕は同じ大学でF1目指してて過去にインターン取った人のとか参考にさせていただいてました。


3. イギリスでの情報

イギリス全体での(就活関連)事情を(もう少し詳細に)垂れ流すセクション。

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3.1. 中途より新卒?

中途でF1入ろうとするとレースでの経験とか求められがちなんですが、まあどこでレース経験得るねん?下積み?とか考えだすと、新卒で入るのが正直一番入りやすいよ~という話。他には中途だとポジションがあいてるかどうかが重要なってくるけど、新卒だと常に一定数ポジションありますからね。

3.2. 新卒ならインターン(経験)の重要性

とはいえ、新卒でF1行くなら、その時も就労経験がかなり重要視されるんですけどね。笑

だからイギリスで良いところ就職目指す人は、インターンに精を出します。目指せ、1年インターン。僕がF1で経験したのは、この1年インターン。インターンで相当なヘマをしない限り、まあ就職できるでしょう。

3.3. インターン事情

インターン中の日々。話すと長くなります。なんせ1年あったんで。笑
一番の思い出はやっぱり自分の設計担当パーツがレースで搭載された時とかかな。

↑こんな記事書いてた。

3.4. ビザについて最低限知っとくべきこと(そして給料について)

学生ビザと就労ビザについては、まじでよーく調べておきましょう。僕みたいに辛い思いします。

3.5. イギリスの大学(院)はF1リクルートメント最前線

噂じゃないです。ほんまです。

3.6. 何学部で学べばいいのか?(モタスポやることを紹介しつつ、自分で考えようと)

そう、自分で考えよう。好きなことを極めるでも、これから必要となりそうなことを攻めるでも、なんでもいい。自分の信じた道を突き進め。それがメッセージ。

3.7. Formula Studentについて

就活やインターン取る時に役立ちますし、なにより大学生が自分達でレース作るんやで?!楽しい。

3.8. どこの大学?それとも院?

3.9. なぜ交換留学ではないのか

ビザです。まあ優秀で日本である程度レース経験詰めるのなら、院だけで狙うってのも不可能じゃない。


4. 精神的なもの

なんでしょう。ドキドキするセクション。

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4.1. 自分の強みは何なのか?

自己分析大事。

4.2. F1で強い、二つのタイプ…好き追究型/夢追求型

他人に聞いた話が、すんなり腑に落ちたので組み込んでみました。

F1にまで手が届く人の、二つのタイプ。
好きで気づいたらF1いたってタイプと、F1を目指して嫌いなこともやりつつ夢を叶えようってタイプの人。

僕は圧倒的に後者だったのですが、まあ、個人的な意見です。イギリスならF1で働くのも(ちょっとかっこいめな)当たり前の選択肢ですからね。あんまりお気になさらず。

4.3. F1はスピードばかりだと思ってないか? (F1は長期戦)

F1マシンの速さじゃないですよ。
F1マシンの開発はスピードばかりが取りざたされるけども、実際は毎年毎年、丹念に修正とアップデートを繰り返していく。マラソンに近いものなのです。焦るべからず。しかし敵チームは今日もアップデートに励んでるかもしれません。

4.4. 誰かの文句言う人はF1にはいらない

F1で働いてる時は、隣の席のやつが嫌いだとか言ってる場合じゃないです。そんなこと言う人いたら、時間と争うスポーツをしてるのに不適合です。


5. その他

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5.1. F1おじさんなんて放っておけ

F1の世界には様々なおじさんがいるし、経験があるからって偉そうに物言う人もいます。(そうそう、僕みたいに…エッ)

僕も「お前には無理だ」とかひどいこと言われたのですが、捨てる神あれば拾う神ありです。腐らず、自分を信じて。

た・だ・し、
たいてい一理はあります。どうしても理不尽だと思うことを言われても、一個だけは反省しましょう。

5.2. 職種と階級について、土日は祝日?、乗ってる車

F1の日常的なことを書こうと思ってました。
ちなみに僕はレース帯同じゃないので、たいてい土日は家でチームメイトとレース観てました。

5.3. F1チームのオフィスがある場所ってどんなところ?

ド田舎です。
シルバーストーンサーキット前にファクトリーあるチームなんて、目の前に羊歩いてますからね。最高。

5.4. F1のために僕にかかったお金の総額

5.5. F1の将来に関する身勝手な考察

少なくとも僕が辞めた時、フォースインディアがカナダの大富豪に買収され、しかもうまくいって、セバスチャン・ベッテルと契約の噂が立つなんて考えもしなかった。。。(F1に関する予測なんて、たいていこんなもんです。)

5.6. 僕は結局F1で就職しきれていない、次は君たちの番

頑張れ。


おわりに

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こう見ると、ちゃんとした本みたいです(項目だけは)。本にできればいいなと思ってたんです。そこにイギリスで夢追って叶えてきた出来事も書き足したりして。でも、一向に出版社から連絡来ないし、自分でするにも労力がうんぬんで、結局墓場行きとなりました。あはは。

…途中で連載終わらせてごめんなさい。

次はその程度で終わらない半生にする次第です。


ちなみに今は外資ITのR&Dで働きつつ、「Deep4Drive」というモビリティ×オープンイノベーションがテーマの団体で、マネジメント担当やってます。

今後はDeep4Driveのことも書いてこかなと思ってます。

以上、わたぽんでした。ほなね!

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