舞台付箋 饗宴『Führer(フューラー)』

DISGOONieS饗宴第二弾、本日11/1大千秋楽おめでとうございます。


■饗宴『Führer(フューラー)』公演概要


作・演出:西田大輔
公演期間
東京 2020年10月21日(水)~11月01日(日)
RESTAURANT&BAR DISGOONieS
〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-1 ZOE銀座 B1F
http://disgoonies.jp/oct20/
http://disgoonies.jp/ )
・チケット
テーブル席/カウンター席 15,000円
(コース料理+ワンドリンク付/税・サービス料込)

■出演

安西慎太郎
鈴木勝吾
谷口賢志
萩野崇
A:窪寺昭
B:糸川耀士郎
(※Wキャスト)

■作品概要

今作は、東京都中央区銀座にある作家・演出家・脚本家である西田大輔氏がプロデュースするショープログラムの上演第二弾。
Führer フューラー(総統)の名の通り、ナチスドイツを作り上げた一人の男、アドルフ・ヒトラーと彼にまつわる男たちの物語。あるいは、ヒトラーという一人の男を生み出し、出会い、或いは死んでいった男たちの物語。
過去に脚本演出の西田氏の公演『知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し。』或いは『エル・サポタージュ』を観劇した事があれば、あれらに並ぶ作品だと言うと想像しやすいと思われます。
Office ENDLESS produce vol.13 2013年公演
知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し
Office ENDLESS produce vol.18  2015年公演
エル・サポタージュ/知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し

■舞台付箋

今作は約1.5時間の公演とは言え、題材が題材で年号がブワーッのヒトラーと彼に関わる男たちの名前ブワーッなのでうろ覚えもいいところ。メモ程度にとどめます。
・ヒトラーの友人、親友とされたアウグスト・クビツェクという男を語り部においたような冒頭。
・ミニ知り難き。
・知り難き~冒頭のドイツ労働者党の酒場の場面を抽出して広げたもの、知り難きのヒトラーに注視したもの。
・出演者は5名だが、6人目の出演者としてヒトラーが存在。知り難きでもあった方法で、「ヒトラー」という男が代わる代わる演じられる。
安西慎太郎→クビツェク、レーム
鈴木勝吾→ゴットフリート?、ゲッペルス
谷口賢志→ハラー
萩野崇→ドレクスラー
窪寺昭or糸川耀士郎→エッカート
鈴木氏が最初に演じていたのはレームだと思いこんでいたんだが、何か違うんだよなぁ……しかしゲッペルスは終盤(あれは村田洋二郎氏の芝居ッ!となった)なので違う……せめて退場(死亡)した年号を覚えていれば探すことはできたんだけども怒涛の1.5時間でした。

個人的に、この10月末で西田氏脚本演出舞台と出会って九周年を迎え、十年目の一番最初の観劇作品となりました。
これまでに観劇した作品に関わる全ての方に、大きな感謝を捧げます。そしてこれからの観劇し得る全ての作品に、この困難な世情を乗り越えて、公演出来るよう祈っております。

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