舞台付箋 舞台『血界戦線 Blitz Along Alone』

漫画・アニメを履修し、2019年舞台第一弾、2020年第二弾BGOを観劇の上、祝・第三段を観劇してきました。やったー!
10/22初日、10/30昼観劇、10/31夜配信、11/7夜ディレイ配信視聴。
11/7追記:大阪大千秋楽、本当におめでとうございます。

■公演概要

原作:内藤泰弘『血界戦線』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出:西田大輔
https://www.marv.jp/special/s-kekkaisensen/
公演期間
東京 2021年10月22日(金)~10月31日(日)
天王洲 銀河劇場
大阪 2021年11月4日(木)~11月7日(日)
メルパルクホール大阪

・グッズ販売は通販(一部アニメイト店舗販売もあるよ)
https://collection.rakuten.net/marv/s-kekkaisensen/

・チケット
全席 ¥11,000(税込)※非売品グッズ付き
劇場にて、フォトブックとブロマイド(非売品グッズ)をセットにしてプレゼント

・ライブ配信・アーカイブ配信
配信実施公演
[ライブ配信(ディレイ配信付き)]
2021年10月22日(金)18:30 東京 初日公演
2021年10月31日(日)16:30 東京 千秋楽夜公演
2021年11月7日(日)17:00 大阪 大千秋楽夜公演
・販売期間
各ライブ配信販売開始日~各ライブ配信終了まで
※ディレイ配信期間中の購入はできませんのでご注意ください。
※公演により販売開始日が異なります。詳細は配信特設ページをご確認ください。
・販売価格
各2,880円(税込) ※Go Toイベント対象価格(通常価格3,600円から20%OFF)

[アーカイブ配信]
2021年10月22日(金)18:30 東京 初日公演
2021年10月31日(日)11:30 東京 千秋楽昼公演
2021年10月31日(日)16:30 東京 千秋楽夜公演
2021年11月7日(日)12:00 大阪 大千秋楽昼公演
2021年11月7日(日)17:00 大阪 大千秋楽夜公演
・販売期間
2021年11月19日(金)10:00~12月2日(木)23:59まで
・視聴期間
ご購入から7日間
・販売価格
各3,600円(税込)

■出演

レオナルド・ウォッチ:百瀬朔
クラウス・V・ラインヘルツ:岩永洋昭
ザップ・レンフロ:猪野広樹
スティーブン・A・スターフェイズ:久保田秀敏
チェイン・皇:長尾寧音
ツェッド・オブライエン:伊藤澄也
K・K:安藤彩華
ルシアナ・エステヴェス:田上真里奈
ザメドル:小野健斗
ザメドルの犬:郷本直也

サックス、フルート:丹澤誠二
ドラム:KEN’ICHI
ウッドベース:玉木勝
ヴァイオリン:ソンイル
ピアノ:丸木美花
アンサンブル
岡本和樹(ユリアン他)、書川勇輝(ダニエル・ロウ警部補他)、神田愛莉、田上健太、田嶋悠理、夛田将秀、中野紗耶可、星賢太、眞実
声の出演
(ドン・アルルエル):萩野崇
ミシェーラ・ウォッチ:斉藤瑞季
(敬称略)

STAFF
原作:内藤泰弘『血界戦線』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出:西田大輔
音楽:GIRA MUNDO
アクション監督:栗田政明
振付:赤沼秀実
舞台監督:伊藤清一
美術:乘峯雅寛
照明:大波多秀起
音響:ヨシモトシンヤ
映像:O-beron inc. 磯部美巴子
衣裳:惠藤高清
ヘアメイク:車谷結
小道具:平野雅史、羽鳥健一
特殊造型:杉本末男(chara)
演出助手:梅澤良太
トレーナー:伊藤洋
カメラマン:金山フヒト
宣伝デザイン:羽尾万里子
制作進行:杉田智彦

■作品概要

略称ぶたけつ(*原作者内藤先生命名 本当だよ!)こと、舞台血界戦線の第三弾!!Blitz Along Alone開幕!


INTRODUCTION

『血界戦線』とは
内藤泰弘が描く漫画作品である。
2008年より『ジャンプSQ.』(集英社刊)にて連載を開始し、現在は『ジャンプSQ.RISE』にて『血界戦線 Back 2 Back』を大好評連載中である。
2015年に「血界戦線」、2017年には「血界戦線 & BEYOND」がTVアニメ化される。

舞台は、かつて紐育(ニューヨーク)と呼ばれた街、『ヘルサレムズ・ロット』。
濃い霧の向こうに広がる「異世界」と現世を繋ぐこの地で、騒動が巻き起こる時そこには必ず『秘密結社・ライブラ』が姿を見せる。この物語は、混沌とした街の均衡を守るべく、人知れず活動を続ける『ライブラ』の構成員たちの暗闘と、『ヘルサレムズ・ロット』の異常な日常を群像劇的に描くものである。

舞台『血界戦線』とは
シリーズ累計600万部を超える大人気漫画『血界戦線』を原作とした舞台。
2019 年 11 月に初演、 2020 年 12 月には第2弾となる舞台『血界戦線』Beat Goes Onを上演。
豪華スタッフ・実力派人気俳優陣が、オリジナリティ溢れる手法で原作が持つ独自の世界観を再現し、多くの称賛の声が寄せられた。また、演劇と融合したバンドの生演奏が好評を博し、2.5次元作品の概念を覆す豪華な演出で観客を魅了した。

シリーズ第3弾となる今作は「ラン!ランチ!!ラン!!!」、「世界と世界のゲーム」、「幻界病棟ライゼズ」など、ライブラ構成員たちの戦いを舞台上で繰り広げる。新キャラクターを3名迎え入れさらにパワーアップした舞台は、今作も最高のクオリティで観客をヘルサレムズ・ロットの世界へ誘う。

公式サイトより引用

話の展開としては前作BGOのようなマシンガンを踏襲しつつ、入れ子構造のように幾つかのエピソードをサンドしていく駆け抜けていく系血界戦線。
割と選択エピソードから、原作漫画を読んでいる方がすんなり頭に入るかな、とちょっと思ったものの、作品に対して初見の方でも読者でもアニメ視聴者でも、とりあえず何か勢いがすげーーーーーーって頭空っぽにして異界都市HL(ヘルサレムズ・ロット)を浴びて欲しい舞台作品。
音楽は舞台オリジナル楽曲のみ。第三弾ということもあり、戦闘時の曲、異界と現世の境界の曲、HLの日常の曲、なんて曲調のセオリーが出来てきた感もあるので前作、前前作を観劇した人には耳にも楽しい。

■今回も配信あり!!

STREAMING
動画配信サービスDMM.comにて、舞台『血界戦線』Blitz Along Aloneのライブ配信が決定しました!
ライブ配信を見逃したお客様も後日視聴できるディレイ配信や、アーカイブ配信も実施いたします。
ライブ配信はGo Toイベント対象となりますので、通常価格の20%OFFでご購入いただけます。
また、配信をご購入いただいた方を対象とした、キャストサイン入り公演パンフレットが抽選で当たるプレゼントキャンペーンも決定いたしました。ぜひお見逃しなく!

公式サイトより

生音が劇場に響くのは何度聞いても圧巻。東京の銀劇の音響は慣れたもの、大阪の梅劇も音響、音の響きが良い劇場なので本当は劇場で生音も生の芝居も楽しんで欲しいのが一番オススメ。今回もありがたいことにライブ配信、ディレイ配信があるので劇場観劇が叶わない場合は配信もいいぞ!
特に今回、Go Toイベント対象になるとのことで、ディレイ配信付きのライブ配信を買うほうがお得!! ライブ配信のみの公演もあるので是非とも時間とお財布の都合がつく限り、好きな公演の配信を購入して欲しい。

◆DMM配信特設ページ
https://www.dmm.com/digital/stage/-/theater/=/name=kekkaisensen/


■舞台付箋

今作も第二弾と似たエピソードの連打・マシンガン芝居のようなエピソードの中に他エピソードをサンドしながら締めていく枠と枠構造のような、枠からはみ出た枠構造。
{epA(エピソードB)epA}ではなく{epA(epBスタート からのepA終わり}epB終わり)みたいな。

一幕
・ハローミシェーラ、から始まる各キャラ一言ピックアップop
・ラン!ランチ!!ラン!!!(1stSeason単行本6巻ep)
・Cherchez l'idole(1st Season単行本4巻ep)+ザップとチェインの手錠の話
・世界と世界のゲーム(1stSeason単行本2巻ep)

二幕
・ゲット・ザ・ロックアウト!!(B2B単行本2ep)…
・幻界病棟ライゼズ(1st Season単行本8巻ep)

東京初日を観た時、舞台第一弾の無印よりは説明が簡素になり、舞台第二弾BGOよりは採用したエピソードの差し込み方が複雑になったこともあり、BGOで感じられたテンポの良さが、今作BAAが損なわれた感じがしたんですよね。多分三作並べた時に個人的にマシンガンみたいな第二弾BGOが一番好みだったというのもあると思いますがしかし一作目から見直したら一番熱くて好きなep妖眼幻視行もあるしzの一番長い一日もあるし一作目も好きだし二作目も好きだし、三作目の今作もプロスフェアーをああやって表現したのかすげー好きってなるからもうぶたけつ全部好きなんですよねー。

10/31夜東京楽
(この公演が)奇跡によって成り立っているんじゃないか、という東京楽の百瀬さんの言葉。
第三弾まで舞台作品が続くこと。メインキャストが続投していること。今回登場しないキャラクターの担当の俳優も声の出演をしてくれていること。一年の八割程を緊急事態宣言がかかっていた2021年というこの年に、ワクチン接種の成果かそれぞれの対策が効果を発揮したからか、感染者数が減ってきた10、11月の上演になったこと、それが叶ったこと、演者・スタッフの誰も怪我や病気の話を聞かないこと……。まさに奇跡のような舞台でした。

まだまだ油断できない、寧ろ冬本番に向けてインフル他感染症に警戒していかなければならない今の時代。「誰一人欠けることなく、駆け抜けられるよう」無事に、この舞台世界が千秋楽を迎えられることを祈っています。
ぶたけつはいいぞ!!

10/22夜 東京初日
一幕中盤のレオとK.Kのブリームン。一度見ただけでは踊れないだろうに無理して踊ったレオはK.K.に冷たい視線を貰うのであった。
二幕冒頭の家を締め出されたレオとミシェーラの回想シーン。スポットライトの中にザップが侵入。「オニイチャン」声高にミシェーラになりきるザップ。「オニイチャン、レイザーズとヤンキースってどっちが強いの」「多分スポーツが違うと思うよ」「オニイチャンじゃあ何のスポーツなの」「バスケットボールかな~???」

・『白い闇の隣』の歌の話
舞台第一弾の二幕序盤でミシェーラ役⻫藤瑞季氏が歌っていた楽曲ですが、あの時から三年くらい経って原作由来だと気づきました。
原作10巻 妖眼幻視行の何ページだったか、レオが単独でHLを歩く中HLの街中でラジオが流れる見開きのシーン。あの時にかかっている曲が「白い闇の隣」という曲名として紹介されていたわけですが、舞台楽曲『白い闇の隣』はこの歌詞そのままでした……全く気づかんかった。
加えるならばアニメ血界戦線&BEYONDでも「WHITE BEYOND(白い闇の隣)」という楽曲が存在しており、こちらは原作歌詞の英訳VER.になってるという!!サントラ聞いてさっき気づきましたよ!!!
白い闇の隣、原作リスペクトされてていいなーーーー!!!めっちゃ色んな人に愛されてるやん!!!舞台ならBAA冒頭のサックスソロで吹いてたメインテーマはこの曲が元やしな!!!

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