見出し画像

好きな漫画家 日本橋ヨヲコ先生

好きな漫画家といえば日本橋ヨヲコ先生です。
”少女ファイト”から入り、”G戦場ヘブンズドア”で心をわしづかみにされました。
そこから”極東学園天国”や”プラスチック解体高校”、短編集など一通り読みました。
大学生のころ夜行バスに乗って横手まで行き、
マンガ美術館での個展で原画を見て、ご本人の講演を聞いた時はすごいわくわくしました。
懐かしいぃ。
そのまま夜行バスで帰るという弾丸ツアーっぷり。
今はもうできねぇな。

というわけで、めちゃめちゃ推しの漫画家様 日本橋ヨヲコ先生なのですが、
書きたい書きたいと思っていても千年くらいかけないので今書きます。そうします。

日本橋ヨヲコ先生の好きなところとして、
ストーリーが哲学的というか、物語の軸が硬くて熱いんですよね。
その芯がガチっとしているのがすごい好き。
あとは線。黒くてはっきりした線がすごい好み。

キャラクタの描写も好きなんですよね。
いわゆる完璧キャラがいないというか、
弱い部分、短所をしっかりと見据えたキャラのほうが強いというか。

日本橋ヨヲコ先生の作品の中だと
阿久田鉄人が一番好きかなぁ。
すべてがかっこいいんです、このおっさん。
少女ファイトだと、山吹矢高との試合が一番好き。
土茶番劇だけどかっこいいんですよ!
あと、全試合、至言が多いのもいい。

他人の評価で自信を作ると
それが消えた時どうしようもなく揺らぐ
だから楽しめ
自分を信用するために
君たちは好きのものを誰のせいにもするな
正しく狂え

少女ファイト 13巻

途中まではバレー漫画だと思っていましたが、
これは単なるスポーツ漫画ではないです。
人間ドラマであり哲学作品であり、エンターテインメントである。
これらが内包された世界観が日本橋ヨヲコ先生の魅力です。

正直推したい気持ちが強すぎて、1巻ずつ記事を作ろうと
3年前くらいから考えていましたが、
まずは愛を語ってからにしようとこんな形にしました。

ここからは2016年に開催された原画展の写真です。


阿久田さんの至言!!
必要なのは絶望と焦燥感、無理したいときに思い出します
他者に依存することの意味のなさを表現
線のシャープさがすごい好きです
極東学園天国は年食ってから読むとヤバイ
原画展だからこその役得!

#好きな漫画家


この記事が参加している募集

好きな漫画家

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?