とりあえず、2023年のガンバ大阪のスカッドを整理しておこう。

攻撃の陣形。2人のCHとFWから1名ずつポジションを落とす。SHはウイングへ。こうするから多くの媒体で4-3-3と表記されてた模様(12/11時点)
守備陣系の4-4-2。何試合か徳島の様子を伺うと、セット守備はこんな陣形だったのでこちらも記載。

GK(4人)

2022シーズンは東口。ただし、ダニエルポヤトス新体制の下ではGKのビルドアップへの関与が必須となる模様。ビルドアップに焦点が当たりがちだが、ゴールディフェンスとセービングが前提であり、さらに足元の技術のある選手が必要になる。東口がスキル不足ということではないと個人的には考えてるが、ビルドアップためのキックや止める蹴るのスキルは谷晃生の方が高く、ゴールディフェンス、セービングも成長している。とんでもないレギュラー争いがはじまりそう。

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サイドバック(4〜5人)

左サイド。基本的には黒川圭介。残留争いの中でも、攻守のプレーの質が上がった選手。対人のディフェンス対応に不安もあるが、戦術的なことも考えれば黒川が第一選択肢。藤春廣輝は求められるとなんでも吸収して上手くなるがそろそろ年齢的なものもある。チームのために献身的にトレーニングに徹する意味では不可欠な存在。2024年からの加入が決まっている今野は法政大学で経験を積む1年になりそう。右サイド。こちらも髙尾瑠が基本。特に何も心配がない。バックアップの選手の質に問題がないかになる。年齢も近く、試合出場の機会を増やしたいのは柳澤の本音でもあると思う。もしかしたら退団と基本CB、SBもできる右利きの選手の補強があるかもしれない。

センターバック(4〜5人)

ポヤトス監督になることで最もこなす役割が変わるポジション。ポヤトス監督のもとでプレー経験のある福岡は戦術浸透のために大きな役割が期待される。そこでレギュラー争いに混乱が生じるのだけど、その前に、谷口彰悟、岩波拓也ら他クラブのレギュラー格の選手の海外移籍報道と昌子源の鹿島への移籍の話が浮上している。谷口、岩波の移籍は三浦弦太の移籍など玉突きの影響を受ける可能性があるし、昌子源に関しては諦めの予感も漂う。一方で三浦、昌子、ディエゴ(クォンギョンウォン)がポヤトス監督が求める役割をこなせるかもわからない。3人ともゴール前を守ることやボールを奪う、跳ね返すことに関しては優秀だけど、ビルドアップのための止める蹴るや持ち運びのプレーやポジション取りについては経験が薄いと見える。退団と加入が行われる可能性は大いにあるように感じる。この場合、加入があるとすれば左利きの選手を優先したいところ。 

昌子源の鹿島への移籍が決定。左CBの補強は必須に。(12/11追記)
佐藤瑶大の復帰が決定(12/20)

センターハーフ(5〜6人)

アンカータイプとインサイドハーフ系という分類をしている。アンカーと思えるのが山本理仁と奥野耕平。実はアンカータイプじゃないのがダワンと齊藤未月、山本悠樹は彼の個性をもっと前で見せて欲しいくて前目のほうに。もちろん倉田も前にも運んで欲しいタイプ。倉田秋にはチームを引き締める役割を担ってもらわなくてはならない。
すでに人数的には揃っていると思うが、アンカータイプの選手に経験が不足していることから、このタイプの選手を獲得したい。ダワンと齊藤未月は完全移籍へ交渉中とのことだが、いずれか1名は退団となる可能性も大いにあると感じている。ポヤトス監督にアンカーポジションの立ち位置を教え込めるスキル時間があれば良いのだが、そんな時間はあるようでない。

サイドハーフ、ウイング(4人〜5人)

このポジションも監督交代で思った以上に役割が変わる。単独での突破が求められる。スピードやドリブルで1人剥がすなど、単独突破と4-4-2で守る時の守備のきっかけ作りなど、役割は大きいし肉体的な負荷もかかる。2022年までは小野瀬康介がメインを担っていたが退団。一気に若返った。
新たに選手を獲得するよりもいざという時は宇佐美貴史や食野亮太郎、鈴木武蔵をここで起用しても良いだろう。なので現有戦力の維持を図りたい。というか、2022の夏に食野亮太郎とアラーノを獲得したので動きたくても動けない。

熊本から杉山選手の獲得が決定。左利きの右ウイング。ドリブルもシュートも上手い様子。とても期待。しかし、右のサイドハーフに人が多いようにも感じる(12/11追記)
塚元大の復帰も決定。(12/16追記)

10番、セカンドトップ(2人)

攻撃ではゴールにつながる決定的なプレー、ボールを失わない強さ、攻守のトランジションでのスイッチ、ブロックディフェンスでは相手センターバックとボランチの遮断することで貢献が求められる。宇佐美貴史と食野亮太郎で決まりだと思う。また双方がサイドハーフウイングとしての役割を果たすこともできる。新たな選手の獲得に動くよりもこのポジションの選手はクラブの象徴としての役割も求められている。

センターフォワード(3人)

ボールを収めて展開、ゴール前での決定力が求められることになるだろう。今のガンバ大阪にいるこのポジションの選手でJ1の中で違いが出せるとしたら鈴木武蔵。ただ鈴木武蔵もどちらかというとウイングやシャドーなど前を向いた状態でのプレーを得意としてるので、J1で収めて展開できる選手は欲しいのが本音。唐山、坂本、南野の成長も期待したいが、短期間で結果を出せるようにするためには絶対に別格クラスの選手を補強しないと間に合わないと思う。

岡山県の地方紙から坂本一彩の移籍報道が。確度の高い情報。ペナルティエリアでスーパーな能力を発揮する選手の獲得が必要(12/11時点)
唐山の水戸への期限付き移籍が延長。(12/20)


とりお急ぎでまとめてみました。今後色々と話が出てくると思うので、毎日の報道にヤキモキしていきたいと思います。

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