【ガンバ大阪】残りシーズンについて簡単にまとめてみる

お疲れ様です。久しぶりに筆をとります。単純に気乗りしなかった。今のところのガンバ大阪をおさらいしてこれからのことをまとめておきたい。

コロナクラスター発生と監督交代

もうこの時点で厄年となることが決まってしまった。キャンプから積み上げようとしてたこともうまくはまらない中で、開幕の神戸戦で何かきっかけをつかみかけたところでのクラスター発生。再開後も波に乗れず、クラブは監督交代を決断。戦術的なことを捨ててとにかく今いる選手の長所を活かしたサッカーに切り替えた。

監督交代の判断もまちがいじゃないというか、宮本恒靖さんの今後を考えたのか、何か健康上の問題があったのかなということを思ったりとモヤモヤすることになった。多分、宮本恒靖監督継続なら、それなりに立て直してたと思う。しかし、普通の1シーズンを宮本監督に経験させてあげられなかったクラブとしては、今度こそ普通の1シーズンを経験させたいところで、できなくなったタイミングで仁義をきって、契約解除、残期間の給与分は保証し、いつでも協力すると伝えた判断は、企業として非常に正しい判断だと思う。

松波監督と5バック、とにかくターンオーバー

監督交代と同時に、松波さんが監督になる。新たな監督探しに着手するものの、①ACLとリーグ戦の超過密日程②チームの再建③癖のある実力者揃いというタフな環境に身を投じてくれる外部の人材は見つからなかったみたいである。普通に考えて、この環境でやりますっていう勇気のある猛者はなかなかいないと思う。松波さんを動かしてるのも何かもう責任みたいな気がしている。

戦術的なトレーニングを積む期間もない中で、できることといえば、ゴール前をがっちり固めて、ターンオーバーでなるべく疲労の度合いを偏たせずにスケジュールをこなすことくらいなのかもしれない。もしかしたら、だれが監督になってもこの状況は同じだったかもしれないなと思う。夏の移籍で出ていく選手がいるかもしれないが、彼らにもチャンスはあった。その中で数字で結果を出せるかが判断材料になってしまっているのは確かに酷だが、競争の中では致し方ないと思う。本来の形でプレーできない選手もいるかもしれないが、何とか頑張ってくれとしか言えないのもつらい。

2021シーズンの残りについて

残された2021シーズンの目標は①リーグ戦の勝点を45以上に早く到達する②ルヴァン杯であわよくば決勝進出③天皇杯であわよくば決勝進出。以上の3つだろうかとにかくリーグ戦の勝点を稼ぐことが重要。それも早く。早く勝点を確保して来季のことを考える時間的余裕を確保したい。

すこし見づらいかと思うが、現在の順位表とガンバ大阪の対戦成績を並べてみた。

20210810順位

とにかく、上位に弱い。下位のチームにはなんとか取りこぼしを抑えて戦えているという状況である。残り15試合。あとどのくらいの勝点が必要か考えてみよう。

目標勝点必要な勝利数

とりあえず、目標勝点を50と45に設定して勘定をする。残り試合、負け試合より勝ち試合が多ければ必然と残留することになる。毎年、個人的に目安としている勝点45取れれば残留というのはたぶん今年も通用しそう。となるとやはり、7勝もしくは6勝をしたい。しかし、今後のスケジュールが少しめんどくさい。

2021残りスケジュール

11月以降に、マリノス、名古屋、川崎とすごく強そうなチームとの対戦を残している。それを考えると可能な限り、10月までに6勝をしておきたいのが本音である。ここら先は本当に1戦必勝の強い気持ちで臨まなくてはならない。これができれば、おそらく監督探しにも有利に動いてくれると信じて。

残り試合について

いわゆる連戦は9月以降はないはず。途中にルヴァン、天皇杯、ACLノックアウトラウンド進出チームの成績によるスケジュール変更で発生するのみ。そう考えるとこれまでよりだいぶ心が落ち着く。幸い、選手のワクチン接種も実施されているようである(チアゴアウベスのインスタより)。もしかしたら、すこし戦術的に整理する時間もできるかなと思うが、抜本的に何かするより微調整の繰り返しレベルだろう。涼しくなって前線からのプレッシングがかけやすくなるとか、その程度かなと。今シーズンはこれでいいと思う。こんな訳わからんトラブルに見舞われてる中でここまで粘れているのも本当にすごいことだと思う。これからも苦しい試合が続くと思うが、頑張って応援していきましょう。きっと、明るい未来が待っていると信じて。

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