【ガンバ大阪】移籍市場の答え合わせ

お疲れ様です。いやいや、2021年も2月です。コロナパンデミックによる緊急事態宣言などなどもあり、皆様がそれぞれでいろんなモヤモヤした思いを抱えながら過ごされているかと存じます。それでもフットボールは続く。ガンバ大阪の2021年シーズンもチームの指導、沖縄でのキャンプスタートと確実にスタート。そこで、前回のnoteで補強ポイントとしていたところが実際にされたのかそうじゃないのかを整理していくとともに、なんでなんだろうねっていうことをすこしまとめていこうと思う。

入団、退団については下記のリンクから。主力級の選手の退団は渡邊千真、アデミウソン。退団も多いがレンタル終了、U23を主戦としてた選手の移籍などが多く、決して戦力がおおきくダウンということではないと思う。

では、ひとつづつポイントをおさらいしながら、振り返っていこう。一美、林のレンタルバック、佐藤の加入は既に報道されていたりしていたのでふれずに行こうとおもう。

★左利きのCH(Aランク以上)
チュセジョンの獲得が決定的。昨年、韓国代表でプレーしている彼の姿を見たが、アンカーポジションをしっかり守れる選手で安定感バッチリ。経験実績ともに問題なくJリーグへの順応がスムーズにいけば全く問題ない。ここはもう安心しよう。

正解:チュセジョンは加入した。だけど右利きだった。

いつかのE-1でチュセジョンが左足でCK蹴ってた記憶があった。私のあいまいな記憶の中で。でもじつは右利きだった。本当にすみませんでした。とはいえ、現役の韓国代表のセンターハーフ、対人能力、昨年のACL経験、ワールドカップ出場経験などいまのガンバにない部分を補強するナイス補強を実現。ありがたや。


★左利きのSB(Aランク以上)
チームとしての安定感を更に増していくためには、ビルドアップの安定度を高めていく必要がある。藤春廣輝の不安要素を解決してくれる選手が必要。なお、地上戦の強さだけでなくヨングォンのバックアップ要素も求めたいので、ある程度の身長などのCB適正も求めたいところ。そして藤春の後継ということも考えて年齢もある程度若めであることが望ましい。

正解:黒川、ウォノの奮起を促す

ビルドアップの安定をさせるためには藤春の移籍とその代替となる選手の補強もあると思っていたが、黒川、ウォノの奮起そして福田湧矢のSB兼任でポジション争いをすることになった模様。それも立派なきょうかであります。特に黒川は今年が大切な予感。藤春からポジションを奪うような活躍を期待したい。


★右利きのSBをこなせるユーティリティプレーヤー(Aランク以上)
チームとしての選手層の厚さを高めたい。人数に制限もあるのでSB専門ではなく複数ポジションできる選手が欲しい。対人守備が強くCBもしくは左右SBができて身長もある程度は求めたい。ベテラン希望。

正解:探したけど市場にいなかったらしい。

そういわれてみると確かにいないよ。ということで、こちらは高尾に何かがあった時には福田、三浦、菅沼、奥野が起用される予感。3CBを使うかもしれない。

★左利きのウイング(Aランク以上)
チームに新たなアクセントを求めるための補強。左利きで技術があってキック上手でドリブルで前進できる選手が欲しい。思い切ったびっくり補強が欲しいところ。ここについては外国人でもOKだと思う。

正解:鳥栖からチアゴアウベスを獲得

まさに求めてた感じの選手を獲得。昨年はセレッソ相手にアディショナルタイムにゴールを決め、ガンバ大阪の2位フィニッシュに貢献してくれた選手。怪我が多そうなのは不安要素だが心強い選手を獲得できた。

★前線でターゲットになるCF、日本人(Bランク以上)パトリック不在時に穴を埋めてくれるような選手。ベテラン即戦力。もしくは未来のある背の高い選手。


正解:レアンドロペレイラを獲得

パトリックのまさに競争相手がやってきた。そういえばこの選手にもむかしやられた気がする。昨年リーグで15得点。高さはもちろんシュートレンジも広く、攻撃の幅が広がりそうな選手を獲得できた。


予想外:ウェリントンシウバ(右利きWG)の獲得?
右利きのウイングプレーヤーをブラジルから獲得するというお話がメディアに出ている。緊急事態宣言により新規の就労許可が下りないため、正式なリリース等はないが、もしかしたら獲得があるかも。来季、関西学院から山見選手が加入することからだぶつく気もするが、それでも獲得するのは、福田は本格的にSBへコンバートということなのかもしれない。

これまでの傾向として、J2でめぼしい選手を獲得するという強化方針だったものが、外国人即戦力の獲得で「本気度」が伝わる立ち回りをクラブスタッフが見せてくれたことに感謝。いろんなフォーメーションを実践できるメンバー編成になっているように感じる。このあたり語りだしたらめっちゃ長くなりそうなので割愛。

非公開練習が続き、現地で取材する記者の方々からの情報もなく、どんなトレーニングをしてどんな戦略、戦術を落とし込んでいるのかさっぱりわからないのが、今年のJリーグ。さあいったいどうなるのでしょうか。練習試合が組まれていたりするのかもしれないけど、まったくよめない。とりあえず、2月20日の富士ゼロックススーパーカップで川崎と対戦。貴重な機会を活かして思い切ったことをできる。ファン、サポーターとしては、この機会でしっかりと目指しているものの輪郭が見えてくるような試合としてくれればと願うばかり。あと2週間で新たなシーズンがはじまります。サポーターも心の準備、していきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?