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◎RIZIN.45 勝敗予想


師走の風が身にしみる今日このごろ。
やってきました。
RIZIN2023年の総決算。

今回のポスター↑
みんなの笑顔が印象的ですね。このポスターを見てハッと昔の記憶が蘇りました。

プライドがUFCに買収されて大晦日最後の興行となったPRIDE男祭り2006です。

プライドファンが
プライド難民と言われ行き場を失った
辛い記憶です。
その後の日本総合格闘技界はPRIDEの亡霊と
闘い続けます。

今は憎きUFCに覇権を取られてしまいましたが、
この頃は確実に世界一強い男たちが日本に
集結して
戦っていたのです。

しかしながら、この笑顔を見ると、
勝っても負けても格闘技というものは
人間味があって素敵だなあと感じます。


それでは、予想と見どころ紹介に行きます!
あまり格闘技を知らない人向けの
解像度で説明していきます!

※試合は仮に100回行えば100通りの流れや展開があり、勝敗や決め手が変わります。



バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:
5分 3R(61.0kg)

フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海


この試合は7月30日に行われる予定だった試合です。
朝倉海の膝の怪我によりアーチュレッタが扇久保と戦いアーチュレッタがチャンピオンになり、


海とアーチュレッタ戦は12月31日にスライドされました。
その際にアーチュレッタは海のことを「弱虫だ」と猛烈に批判しました。
朝倉海は悔しさを晴らすことができるのか?
RIZINのベルトを日本に取り戻すことができるのか?
海はこの試合をKOで決めることができれば
UFCからのオファーもありえる?!

勝敗予想

朝倉海勝利65%予想



フライ級タイトルマッチ RIZIN MMAルール
5分 3R(57.0kg)

堀口恭司 vs. 神龍誠

この試合は7月30日に幻のベラトールタイトルマッチとして組まれた試合。
結果は堀口のアイポークによるノーコンテスト。

目に指が入るシーン↑

まず、この試合は神龍が今年の頭にリング上で堀口を名指しして「56してやるよ」と挑発し、

「堀口選手。殺してやるよ!」


それに対して堀口が「クソガキ舐めんなよ」といった感じでアンサーし組まれた試合。
その結果堀口の指が目に入り泣きっ面で試合は終了となった。

勝敗予想
堀口勝利75%予想



RIZIN MMAルール
5分 3R(66.0kg)

クレベル・コイケ vs. 斎藤裕

この試合は一昨年に一度組まれたカード。
しかし当時挑戦者側のクレベルがわがままを言いドタキャンをして、主催者がクレベルの言うことを聞き別日で会場をおさえて準備したのにも関わらず仮病を使い、挙句幻となったカード。
当時クレベルはこの一件で相当榊原を怒らせて、一時的に干されてしまった。

そんなこんなで今年9月の金原戦で全局面完封負けをしてしまったクレベルは悔しさでモチベーションがあがったのか、当時散々振り回した挙句に決別した相手とよりを戻すというメンヘラムーブにより決定したカードです。おそらくクレベルは相手は誰でもいいから前戦の負けを払拭したいのだと思います。
しかし、最近のクレベルはお腹周りも緩いし、減量もキツそうだし、フィジカル的に良いとは言えなさそうなので連戦せずに整えたいところ。

クレベルは一点突破型の寝技師であり、柔術家はレスリングを恐れずにパンチや蹴りで打ち合えるという強みがある。しかし、現代MMAにおいてやはりポジショニングは大事だし40歳の金原にパスガードを許してしまったことで幻想は無くなってしまった。

勝敗予想
斎藤勝利60%予想



RIZIN MMAルール
5分 3R(57.0kg)

扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン

この試合はジョンドッドソンが勝てばフライ級チャンピオンシップに王手となる試合。
扇久保は堀口に3回負けてるので王者挑戦というよりかはフライ級の門番的立ち位置。

悟空対ミュータントタートルズの日米対決。
全局面でジョンドッドソンが上回ると予想。

勝敗予想
ジョン勝利90%予想



RIZIN MMAルール
5分3R(61.0kg)

太田忍 vs. 芦澤竜誠

この試合は実力はそこそこあるのにウザキャラで不人気の太田対、MMA初挑戦のナマズ。

会見でも絶妙に噛み合わずお茶の間を濁したふたり。
前戦で負けたら髪型を平本蓮にすると言って負けた太田。ナマズとの試合発表会見で髪型を披露。

キックボクシングの中堅選手であるナマズのMMA一戦目で太田は厳しすぎて勝負論が生まれない。

勝敗予想
太田勝利95%予想



RIZIN MMAルール
5分 3R(120.0kg)

スダリオ剛 vs. 上田幹雄

RIZINが大事に育て上げた、
ヘビー級ファイタースダリオ剛。
脂がのってきて、状態のいいうちに本場UFCに出荷したいところ。
がしかし、ヘビー級の強豪外国人を日本であてがうのは大変なのでしょう。対戦相手の上田は極真空手の選手。スダリオは相手の弱みであるレスリングを鍛えてUFC行きに備えたい。

相撲界を後輩いじめで追いやられアウトロー相撲レスラーことスダリオだが、インスタで階級下の安保ルキヤに因縁を持ちかけ鬼詰めをするキチガイぶり。

写真慣れしてなさそうなシャイな笑顔とは裏腹に秘めるダークな部分が魅力的です。


勝敗予想
スダリオ勝利85%予想



RIZIN MMAルール
5分3R(77.0kg)

イゴール・タナベ vs. 安西信昌

7月の超RIZIN.2でに雄叫びとともに相手の膝をぶっ壊すイゴールタナベ。

対戦相手の阿部は自力で立つことが出来ずに抱えられて退場した。

そんな躊躇ない彼だが、本来85キロを主戦場としていたイゴールタナベ。今回はなんと77キロに階級を変えての参戦。まず勝負の前に通常体重100キロ超えのイゴールが77キロまで減量をして動けるのかが見どころです。

それから、レスリングが不得意なイゴールが下から寝技を極めるというのをそろそろ卒業しないとトップ戦線にはいけないのは本人の口から出ている為試合内容が気になるところ。
対する安西は四年振りの復帰戦で老獪な戦略で削り勝てるのか!

因みに安西信昌(しんしょう)
という渋い名前はお寺の息子だからだそうです。
それと今回が安西の引退試合になるとのことです。

勝敗予想
イゴールタナベ勝利80%予想
結果も大事だがそろそろ寝技以外の内容が問われてくるところ



RIZIN MMAルール
5分3R(66.0kg)

弥益ドミネーター聡志 vs. 新居すぐる

最近はYouTubeのショート動画で人気の新居すぐる↓

ルックスも男前で、実力が伴えば次期スター候補である。
ここでしっかり勝つことができればRIZINのフェザー級に新たな人材が生まれる。
対するは引き立て役として買われている
闘うエリートサラリーマンことドミネーター。
知的でインテリ系のファイターで人気のある選手。

勝敗予想
新居すぐる65%勝利予想。
競り合いになると予想します。



RIZIN MMA特別ルール:5分2R(65.0kg)

三浦孝太 vs. 皇治

11/24記者会見時点で契約体重やラウンド時間は調整中で12月に65キロ契約と発表された。

それから、
自身のxにて怪我を表明している↓↓↓

11/9のこの時点で怪我をしていて相手が誰だか決まっていないというところから、運営の忙しさが垣間見えます。

コウジはナマズにキックボクシングルールでまさかの敗北を喫して恥を晒してしまってからのMMA初挑戦&復帰戦でもある。前戦での負けは本人も相当悔しかったのであろう。
この試合に勝って
MMAでナマズにリベンジしたいコウジ。

対する三浦孝太は親父がスーパースターのカズであり、親の七光りと後ろ指を指され悔しい思いをしてきた選手。前回のYA-MANにKO負け以来の復帰戦である。

勝敗予想
皇治勝利65%予想



RIZIN MMAルール
5分 3R(49.0kg)

伊澤星花 vs. 山本美憂

この試合は今は亡き山本KIDの姉、
山本美憂の引退試合。
勝負論はないです。

申し訳ないが会場観戦組の自分は、場合によっては入場時にトイレに行かせていただきます。

勝敗予想
伊澤星花勝利99.9%予想


※12/10 発表分追記

RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)

平本蓮 vs. YA-MAN

このカードは言わずもがな。裏メインカードと言って良いでしょう。
世が求めるものを短期間で的確に契約をまとめ発表した地獄のプロモーター🌹の腕が光りますね。

ここではあえてこのカードに至るまでの文脈等は記さないが因縁がある一戦です。

平本の愛しの朝倉未来を雑に消費したYA-MANの首を取ることができるか。

格闘技としてみれば
平本蓮は3年MMAをやっていて、YA-MANは1年くらいでしょう。
お互いにグラウンドを捨てての試合の組み立てで打撃戦になると思いますが、やはりYA-MANは距離を詰めて打ち合うファイトスタイルなので平本が有利は揺るがないと思います。

YA-MANが詰めてくれば平本が組み付いて削ると思うのですが、平本の最近の空手仕込みの距離感だとかなりパンチを被弾しているのが不安要素である。

勝敗予想
平本勝利75%予想

平本が攻めのグラウンドが出来るのか?
という課題を楽しみましょう!



RIZIN MMA特別ルール:5分 2R(70.0kg)

久保優太 vs. 安保瑠輝也


本来は木村フィリップミノルと対戦し、ヒール同士で叩き合うはずだった安保。
がしかし前代未聞のカード発表後のドーピング検査陽性になり中止。

ここへ来て、平本と手を組み
ヒールを卒業し男気を見せ
MMAデビューを果たすというまさかの展開。
というのも、
安保はブレイキングダウンでお金絡み含めて
朝倉未来にめちゃくちゃお世話になりながらも、朝倉がYA-MANに負けた途端朝倉のことを
死体蹴りするような投稿をして大炎上した
ナチュラルボーンヒールキャラなのだが、
頭が悪いのが一周して、
愛されキャラの境地に達してしまったのだ。

こうなるとMMAに挑戦する方の
安保を応援してしまいますので、
正直困惑してます。

今までヒールだった人で、
正直、木村フィリップのお薬パンチで
失神してしまえばいいと思っていたのに…

まあ是非、頑張っていただきたいですね。

対する久保といえば目立ちたがりの名物奥さん サラちゃんとの入場でお馴染みの選手。
K-1でのあの強さをRIZINでも見せれるか!

勝敗予想
安保勝利60%予想

もともと安保はアマチュア時代に地下MMA団体でMMAをかじっているという事実と、
安保70キロ、久保66キロと、
フィジカル差があり、
思ったほど久保がグラウンドで優位に立てないのではないかと予想。



RIZIN キックボクシングルール:
3分 3R(60.0kg)

篠塚辰樹 vs. 冨澤大智


今回の出場で賛否両論が飛び交うのが冨澤選手。
彼は高校を卒業後、
消防士として働いてたんですが
2018年、川越市の路上で男性の顔を殴って
現金一万円を奪ったとして、
強盗致傷の罪で逮捕。

その後は、
K-1の傘下のKrushというリングで2戦2勝。

その後にブレイキングダウンに出場し、素人たちを立て続けに倒してRIZIN出場の切符を手にしたのだ。

叩かられる理由もわかるし、格闘技ヲタクからすると全力で篠原を応援したいのはわかりますが、
朝倉兄弟が初めてRIZINに来た時もこんな雰囲気でしたので、自分は全然エンタメとしてノレるカードです。


↑ブレイキングダウンで罵り合う冨澤とヒロヤ

対する篠塚はボクシング上がりの打撃を
得意とし、
那須川ジム生だったが、
あの格闘界のヒトラーこと那須川会長から
破門を受けたことで有名な選手です。

のちに、このオヤジに嫌われた同士で平本蓮とタッグを組みます。

破門を受けた後はKrushで王者となって実績としては冨澤よりもかなり上となります。

勝敗予想
篠塚KO勝利80%予想
KO必至のエキサイティングな試合を期待します。



RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)

YUSHI vs. 平本丈


アマチュアファイトの延長戦です。

平本弟がんばれ!

勝敗予想
35歳ゆーし勝利80%予想

この試合のハイライトは、
入場で大胸筋が揺れるという所のみです。



RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)

元谷友貴 vs. ヴィンス・モラレス


国内では朝倉海やアーチュレッタを除けば、
ほぼ最強の元谷と、
朝倉海のスパーリングパートナーのモラレス。


モラレスは海外の中では中堅の選手なのでここは、元谷が勝ち星を掴みたいところ。日本のMMAのレベルが問われる試合。


勝敗予想
元谷勝利70%予想



RIZIN MMAルール:5分 3R(54.0kg)

那須川龍心 vs. シン・ジョンミン


天才兄貴と比べられ不憫だが、頑張って!

https://vt.tiktok.com/ZSNg2hsAn/

勝敗予想
弟くんKO勝利75%予想



RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)

新井丈 vs. ヒロヤ


修斗2階級王者の新井丈遂にRIZIN参戦!

9連敗からの11連勝という奇跡の物語の主人公である。

対するヒロヤは朝倉軍団に人気のイケメンファイター!イケメンだけでなく根性ファイトで人々の心を揺らすいい男。

勝敗予想
ヒロヤ判定勝利55%予想

かなり接戦の末、RIZINルールの妙で、ダメージを優先し新井が競り勝つ可能性もあると思いますが、新井は160cmで本来52キロ。
対するヒロヤは164cmで57キロ。
新井のコンディション次第ではヒロヤもかなり勝機はあるように思います。


〜RIZIN非公式RAINKING〜


フェザー級(66キログラム)


👑#鈴木千裕 12-3-0

#ヴガール・ケラモフ 19-5-0
#金原正徳 35-14-5
#クレベル・コイケ 31-7-1
#朝倉未来 17-4-0
#牛久絢太郎 21-8-0
#斎藤裕 21-7-2
#摩嶋一整 16-4-0
#中原由貴 18-6-0
#萩原京平 7-8-0
#平本蓮 2-3-0

11  #横山武司 5-1-0
12  #白川陸斗 11-8-1
13  #山本空良 12-7-0
14  #弥益ドミネーター聡志 12-7-0
15  #佐々木憂流迦 24-10-2


バンタム級(61キログラム)


👑#フアン・アーチュレッタ 29-4-0

#朝倉海 20-4-0
#キム・スーチョル 21-7-1
#井上直樹 16-4-0
#佐藤将光 35-15-2
#元谷友貴 33-10-0
#太田忍 4-3-0
#中島太一 16-12-0
#アラン・ヒロ・ヤマニハ 21-10-4
#瀧澤謙太 13-10-0
#後藤丈治 16-6-1

11  #倉本一真 9-4-0
12  #ヤン・ジヨン 9-1-0
13  #石司晃一 19-6-1
14  #岡田遼 17-6-3
15  #金太郎 14-13-2


フライ級(57キログラム)



👑空位

#堀口恭司 31-5-0
#ジョン・ドットソン 24-13-0
#神龍誠 16-1-1
#扇久保博正 25-8-2
#福田龍彌 21-7-1
#竿本樹生 18-3-0
#ラマザン・テミロフ 17-2-0
#ホジェリオ・ボントリン 17-5-0
#山本アーセン 4-6-0
#メイマン・マメドフ 7-6-0

11   #征矢貴 12-6-1
12  #伊藤裕樹 15-5-0
13  #北方大地 20-12-1
14  #ジャスティン・スコッギンス 15-6-0
15  #中村優作 18-10-1




賛否両論ありますが、
去年が贅沢過ぎただけです!
今年は、
エンタメ系とガチ路線系が上手い具合で
揃ってまさにコース料理が楽しめる
内容だと思います!

今は、どこの企業や学校も自己プロデュース力が問われる時代です。

有名な兄弟を持つことも、
生まれ持った才能のひとつだと思います。

強さのみで成功するならUFC。

強さは勿論のこと、
世間とも勝負をして成功するならRIZIN。

いつだって島国独自の進化をしてきた日本です。
みんなで盛り上がっていきましょう!


最後まで、
読んでいただきありがとうございました。

それでは、良いお年を。🎍🌅


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