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読書日記


例年ならばかなり慌ただしい日々を過ごして、あっという間に5月になっているはず。

今年は訳あってゆっくりとした4月を迎えています。

ゆっくり学びたいことに迎える時間も増えて、散歩にも行ける。

ただ、物足りない部分は物足りない。

なんだかんだ忙しいとか慌ただしいとか言いながら、目標に向かってコツコツ業務をこなしていくというのは嫌いではない。


そんな矛盾した感情は何で生じるの?

と思って、この本を手に取る。


どうやら、矛盾した感情を持つことは特別なことではなさそうだ。

勉強しないといけないと分かっていても勉強しないとか…

いや、もう合理的な判断ではないでしょ

とつっこみたくなることがあるのが人間らしい。

そのパラドックスを生じさせてる要因に人が抱えてるコンプレックスがあるという。

コンプレックスに自覚的であればいいのだけど、大体の人間は目を背けてしまう。

このコンプレックスに意識的に目を向けて、矛盾してる感情をどちらも解決できるように考えていくというのがパラドックス思考だ。

そして、これは個人を解決するだけではない。

組織や社会といった個人の集合体でもパラドックスは起こる。
(コンプレックスを抱えた個人の集まりだもの)

そうしたグループ内での対立や矛盾も解決できうる思考法となっている。

自分や組織のコンプレックスに目を向けるということは痛みを伴うこともあるのではないかと思うけど、

マンネリや閉塞感を打破するためには必要なのかもしれない。

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