宿題をやらないと嘆く前に、何をしているのか考えてみたい
人間っていろんなところから学んでいるんだなと思わされた一冊。
夏休みに入って、子どもたちが遊んでばかりという話をよく見聞きするんだけれど、
それも学びの一つなんだと最近思うようになった。
何を学んでいるんだよ
っとツッこまれると、正直、その辺は観察してみないとわからない。
例えば遊びの中で人間関係だったり、規則を守らないといけないといった社会的スキルを学んでいるかもしれない。
それでも、子どもが全然勉強していなと嘆く大人がたくさんいる。
(自分も含めて)
ただ、それは、「社会的に必要だとされることを学んでくれない」と言い換えることも
可能であって。
今、学校で必要とされる知識は時代背景を反映したものであって、
そこに自然と興味関心を持つ人って、あまりいないような気がする。
遊びの中で学んでいく、
もっというと人間は生きながら自然と周りのものから学んでいける動物なんだと
思うようになってきた。
そういう風に物事をが見えると、
勉強に向かわせるやり方はぶっちゃけ何でもいいんじゃないかと思えてきた。
しかし、だからといって何でもいい。放任しろ。ということではない。
必要なことは、大人からの観察とフィードバック。
学ぶということを考えた時に、
やった/やらない
ではなく、
できた/できない
でもなく、
今日は何ができるようになったのか
という視点を大切にしたい。
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