ヤチダモの幹【倉庫】

「ヤチダモの幹」期のすべての創作物をここに【全作著作 : わたむし】

ヤチダモの幹【倉庫】

「ヤチダモの幹」期のすべての創作物をここに【全作著作 : わたむし】

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おばけバス ~街中 Radio Version ~ (Demo)

『おばけバス』 さっきまで乗ってた バスが目の前で あくびをしている 寝静まる道をゆけば ああ 眠いなぁ むにゃむにゃ あ〜もう そっと おっとっと さっきまで残ってた 乗客は日常の 家々に戻ってく 窓に映るのは ハンドル握る 相棒だけさ! ずっところがしてんだ 足腰もへたってんだあ 晴れた昼、雪の朝も この道をゆくのだ 寄せた目 とりあえずの みちかひの陽炎 ぐったり おばけばすの唄 それじゃあ 朝焼けの中へ (間奏) スニーカーの相棒が 持ってるカップ からはホクホク 白い湯気 ふたり 夜明けの町を トッコトッコ 車庫へいく すっかりご機嫌な おばけバス お前さんてばもうホンマ 昨日も朝早うから走っとって もうむっちゃ疲れたんとちゃう?そやろ? ほなリボルバーの熱いコーヒーでも飲むんやで! ん?あ...あ!シマッタ!コイツァ! カフェインデ、ヨッパラッチマウンダッタ! くうううぅ!また話が長くなるでこりゃあ! ここから☟ ((酔っぱらいおばけバスの邪魔でちゃんと歌えない!!)) 金曜の夜に乗ってた おばけバスが目の前で ただのバスの 振りして走ってる 「お互い一日頑張ろうな!」 って声をかけてみれば エンジンがヴォンしたような 運転手もコーヒー掲げて ウインクしてみせた! おばけバスは 何食わぬ顔して走ってる そう、きっと、あなたの町でも 金曜の夜はおつかれで、うっかり姿をみせるかもね! No.70

    • 清村園 (Demo)

      『霧村園』 朝霧のなか 小人達が 山菜を摘み 仕立てた 焚き火が 芽吹き だもんで 次の春には  小さな 黄色い 花を咲かせる 雲を食べる 馬の鞍に 濡れた帽子が ひとつあって 今朝 も誰かが 登ったようで 夜にゃ乾く その帽子と僕は 並んで 煎茶を飲むのさ ゴクゴクと ((間奏)) 苦しいとき 思い出せ いつでも 自分を 取り戻せる唄 そうかい そうかい 見たんだろう? 燃えたぎる 友の愛を 守るものある道のりで 肩肘張ってでも 生きてゆく オー!セイヤ!セイヤー! オー!セイヤ!セイヤー! ((間奏)) 夕闇のなか 巨人達が お茶っ葉を摘み 熾した焚き火が 夏至の夜を濾す ユハンヌス 小さな 大きな 笑顔を咲かす 星を食べる 馬の鞍に  乾いた帽子が ひとつあって 今朝 も誰かが 登ったようで ずいぶん話した その帽子と僕は 並んで 朝日を待つのさ パチパチと 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 遠い 明かりの 暖かさ 此処では 全部 見える とめどなく 溢れたものを 丸めて、打ち、上げ、 ほら、今夜ぁ、花火だヨ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 羊の群れが 歩き出す 夕陽に燃える 向こうの丘へ かつて この辺りの 土地には 本当に 何もなくて 土で腫れた掌で 君の先祖が 命の種を撒いた、撒いた! 朝日に舞い 輝く髪 君が 籠を 背負って登ってくる 帽子と君と僕は 並んで 煎茶を飲む 一斉に ゴクゴクと 飲み干した。 No.86

      • コルドヴァ・ストリート(Demo)

        『コルドヴァ・ストリート』 たまたま聴こえた 君の泣き声 扉のまえで 立ちすくむしかなくて うまく笑えるように ジョークを用意して 開けようとしても… 情けなくてもう泣けてきた “君がみんなを 愛するように 同じように” “いつか君自身も 愛せますように” ((間奏)) 怪我や孤独は旅にはつきもので  でも、アイツたまに… とんでもない 景色を見せつける なんで 変わんなくちゃいけないんだっけ? そんな ことを ふと 思う 朝まで きっと僕らは 探し続けるのさ そしたらどうだい? 愛する人の胸の中でさえ (自分を愛せる時さえ) よぎる ひとはけの 虚しさや 胸を締めつける そのハニカミが とけて、とけて、とけて グローリー シャドウ 温かい頬を 伝ったあとで 冷え切った足を あたためるんだよ 少しづつ スローリー パドル “人の間の窓辺で 君を待つ 花が咲くよ💐” ((間奏)) 涙は駆け出す 飛びたい!と はじめて 消えたいと願ってしまった 夜に浮かんだ みんなの顔へ 土下座して 泣いたヒトが見てた 綺麗過ぎる星も ぴかり ほうろり 凍り続けてた 僕の臆病な瞳 溶かし尽くす 時まで 心に 永遠の太陽が 燃えていたから 寝静まる街で ライトアップされた スチームワークスの 一番奥の窓辺の席で 今夜 飲もうぜ。 No.84

        • シーウォールを歩いた日々 (Demo)

          『シーウォールを歩いた日々』 有名な岬で ひとり忘れた振りしてる バスの時間まで 少しあるからさ  僕は歌をうたうよ 還らずにいてよ 答え合わせを 忘れてサ 遠くの道を歩いていても  それは空母の上の 旅客機の夢さ ずっと いまも (間奏) そのときまでに 僕にできることと言えば 約束を 守り続けることと いつかと 同じ情熱で  止まれなくなっていった だけで もうひとつ世界を 用意せずとも 遠く遠くへ 行ける時代の その先は 古き良きは 古き 良きまま 古びるから なるべく 触れずに  そのままで 苔むすまで (間奏) マリンドライブまで メトロで スーパーに 寄りたいから 10番のバスを この場所で 僕は何度 いつか (いつかって) 待ったんだろう? (間奏) 〜 どこにいたって 友はいて 〜 〜 何をしてても 人は集まってくれて 〜 ああこんなに 愛されていても ヒトは渇いて それならいったい 何なら救われるって言うのだろう? 注がれた愛が 僕の中で 燃えるから 帰り道のコーヒーショップで 君のステージを観たよ (間奏) 四季に舞う 河原に掛け 騒ごうぜ 時代を愛せ 古き良きは 古き 良きまま 古びれないで 多くの人の 手垢で 押し広げ 未来まで! No.88 

        おばけバス ~街中 Radio Version ~ (Demo)

        おばけバス ~街中 Radio Version ~  (Demo)

        マガジン

        • デモ(100曲)
          ヤチダモの幹【倉庫】
        • 絵(100枚)
          ヤチダモの幹【倉庫】
        • 雑文(100篇)
          ヤチダモの幹【倉庫】

        記事

          邂逅 (Demo)

          『邂逅』 忘れないよ いじけてても この世界じゃ 数十億人が 生きてるんだよ 信じ切れないまま 浮かんでは消え 沢山の答えを 抱きしめて 眠っても ((間奏)) 二転三転する情報 いつも?いつも 何を信じればいい? 勉強不足なだけよ 不安を煽るのも 希望的な推論も 色んな人が色んな事を言うよ どんな意図があるの ねえ本当に 純粋にみんなを思ってるだけ? 想像力は夢見る力じゃない 悲劇を避け光を注ぐ “現実の力” だよ 届かないのは... 手を伸ばす以外にもきっと まだ 僕らには やれることがあるから No.56

          オカナガンの夢 (Demo)

          『オカナガンの夢』 ベランダで 柵に頬杖付きながら 近くて遠いあの 海の向こうを 眺めてたら 部屋にあるもの 全て 愛しくて たまらなくなって 抱きしめた 両腕が うん、まだ 夜風で ちょっと冷たいから 此処から 彼方まで 魔法のじゅうたんで 出かけよう 明かりを含んだ 風をポケットに入れて… 街の灯り 浮遊している風景 遠い朝日が 君の横顔を染めて ((間奏)) 内緒の 渓谷には  冬は 雪のせいで入れない 今日もこの町の人はみんな 図書館に 集まって  山のような 古い本を読むのさ また春になれば 全て忘れて ぽかぽかの芝生で 寝るんだ ((間奏)) 市場には 今年最初の 林檎が 届き 一つ一つ 磨きあげられる 賑わう島に 積み上がる 真っ赤な ぴか ぴかの 果実 を囓る 僕と グランビルの妖精たち お腹いっぱいで 見る夢は  今日も 彼方から 此処まで No.81

          オカナガンの夢 (Demo)

          オカナガンの夢  (Demo)

          夜桜、山桜、葉桜 (Demo)

          No.52『夜桜、山桜、葉桜』 電車のドア 溢れる人並み 溶けてゆく あなたを見て 私すこし 寂しかったの ヒラヒラ舞う 登下校の 桜並木を照らす 春の日差しが みんなに当たって とても綺麗で 散歩と言えば 海へ行って 繋いだ手を解いて 走らないで ねえ 私のことを みて わたし最初は あなたが怖かったの 色々見え過ぎて 苦しむあなたを 私どれほど 分かっていたのかしら あなたどれだけ 分かっていたのかしら 自分のことも すべて もういいかい まだダメかい もういい人を 見つけたかい (間奏) あなたが信じれない あなたを信じたわ そんな私を バカにしないで そんな私を「馬鹿」にさせないで 人の気持ちに敏感すぎて どう言えばどう思われてしまうか それが 分かりすぎて... 言葉の力に 随分と頼りすぎて それから あなたは あまり話さなくなって 勘違いやすれ違いも 訂正すらしなくなって 鈍感な振りして....自業自得と唱えながら ねえあなた あの時どれほど ねえあなた あの時どれほど 寂しかったの? ❇︎ 夜桜舞う ナイトプールで 花びらを 照らすライトが あなたも照らして 眩しくて 顔がよく見えなくて おおお それじゃあまた 会いましょう 悲しみの その向こうで 間違えも 輝かせて そうよ私は 天才なのよ そうよ私は 天才なのよ あなたには 負けないわ あなたには 負けないわ

          夜桜、山桜、葉桜 (Demo)

          夜桜、山桜、葉桜  (Demo)

          ラッセル車 (Demo)

          No.69 『ラッセル車』 前奏 トンネル抜けた 両手つなぎ 故郷の 空も 海も 青々 望まなかった場所で 望んだ以上のものに 出会えた僕が 何度も間違えて 今ここにいる僕を 奮い立たせた 間奏 コレじゃないなぁ 呟いて 思い知った なんでも 良い訳じゃない だろ 満 たしてきた 僕ら いつも いつも 途方もなく 上がってしまった ハードルを もう越えてゆくしか いや越えたいだけだ 傷ついてる振りは もう出来ないな 夕焼けや 朝焼けの 美しさには もう飽きて 青空の綺麗さを 思い出してしまった 目の前に グラス一つ 途方もなく 苦いもの 一息で飲む ことを 恐れ 怯え 水で 薄めつづけた 僕は ボクは 結局 プール ほどの 水を 隠れて コソコソと 飲み干そうと していたらしい どれほど 薄めても 苦いものは 苦かった 苦かったよ どれほど 違った 方向へ 進んでも 同じ場所から 歩き出したと 思える仲間の 目の前で 飲み干し のたうちまわり 笑いに変える そんな 強さだけ!

          CYL!!モシモン (Demo)

          No.74 『CYL!! モシモン』 もう二度と 何もないうたを  ぜんぶ 歌うのはやめて 持ち寄った心が 光で遊ぶほうへ ((間奏)) なぜだろう? 踏み切って 遡るものは 光る玄武岩を 敷いた川に見える さらば! 風に乗るように ほら忘れないぜ歌は 裾が浮かぶたびに khiレイを着飾る訳じゃないけど ((間奏)) (人と人が住む世界で生きる以上) 見えないものを 抱きしめて(伝えたくて) それでも 僕らは 見えないものは 見えないから あの手この手で 必死に形にして 生きてるのサ その時 垂れた汗を 愛と呼ぶ気は無いけれど 無言の中に 僕は神様を 見たんだ!! ((間奏)) ならば! ゼロからじゃない 忘れない絵物語を 途切れた場所から 歩きながら歌う そうだ! ((そうだ!!)) 魔法なんかない!! モシモンなんかいない!! 現実だけに 満ちた世界は 十分非不条理で  頭と汗しだいで (ちゃんと) 輝く場所さ!!! 涙と変われ!!! 何もかもが・・・・ あたらしいや!!! あたらしいや!!! 新しいや!!!!! ((見えた世界 全部さわれるんだよ))

          CYL!!モシモン (Demo)

          CYL!!モシモン  (Demo)

          オーキーパの夜に (Demo)

          No.72 『オーキーパの夜に』 水べりの中を そヨいで (((余計))) 影絵のままで 酔っていたヨ。 全部が 終わるのは (((揺れる))) ◎想いだけ ◉払うだけ "スタンタンタン!" ほら 全部! "ランタンタンタン!" ほら 全部! 繋いで //手を //かざして //Star light!!! ((間奏)) 迷宮入りの 今日までの (((鼓動))) なにもかもなんて観たら痛いだけ? ◉鮮明な何かで "タッダッダッダ!" 目を閉じて! "ジカンカンカン!" が掃除して! 用意される //答えは //僕の //モノじゃない!!! ((間奏)) |ボクハ|ボクノ|コタエヲ| |ヨルノマンナカデ|ニギリシメテ|アサヲ|マツヨ !!| ((間奏)) 未開拓・屋根・夜、に。 僕らは 歩いて (あるいは踊って) 唄うのは ぜんぶ 彼方から此処までの 旅の最中 拾った! あった! なった! そう、僕ら! 喜怒哀楽にユーモアを添えて。

          オーキーパの夜に (Demo)

          オーキーパの夜に  (Demo)

          トキハマシティ (Demo)

          No.49 『トキハマシティ』 雲が 歩いてゆく グラウンドを越えて 駅前の コンビニも 軽く跨ぎ 固い決意 背負ったその背中 弱音 すらも従え 力強く山あい の電線を くぐった所で 見えなくなる 街を悩ます 湿度を 携えて ベランダ からの見慣れた景色 海は今日も遥か 遠くにあって 船々が 煙を 上げ行き交う のを眺める 冷たい風 辿り着く 嗚呼いま ここでは 時間 名前 かたち すべては消え 僕は 初めて 哀しみを 知り この空なら自由に 飛べるような気がした ああ いま 此処では 風がこんなにも強く吹いていて 背がのびた分 奥行きも伸びた それでも変わらない景色は 毎朝 連なる世界に 点を打っているぼくに 二度と同じ物はないはずの その器に 寝ぼけてるうちに 気づけば いつだって 一日分を 満たしてくれていた くれていたんだ 目に見えるものだけじゃないとしたって 別に目を閉じて見た景色が本物な訳じゃない 戦いごっこでぶつかった人形 負ったその傷を 僕はちゃんと 誇ってあげられていたかな 大丈夫 いま僕らが必死で燃やしているものは 決して燃え尽きることのないものだ ペインティン グナイフで 掬った絵の具 そのひとつひとつに か弱い 心を 隠し 小さい 汗すら ただの 涙のしずくだと おおお そんな 顔をしながら 淡々と積みあげた 恵まれた僕らは それでも やっとありつけた 食事 さえ食べかけのままで 遊びに出掛けよう! 夜明け 間近 鳴らす テールランプ 飛ばす ハイウェイ すれ違う タンクローリー 端的な景色が 目の端に チラチラ チラチラ 事故がこわくて 前しか見れない 前しか見ない ねえ、太(ぶっとい)幸感が 波のように 押し寄せて きて これから いつでも 僕自身で あの風を 吹かすよ

          トキハマシティ (Demo)

          トキハマシティ (Demo)