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カビンさんと過敏体質チェックテスト(946文字無料)

大抵の場合、大事なのは、過敏さの度合いがどうかじゃなくて、
(本文中より)

カビンさんに、過敏体質チェックテストをしても無駄だって、思ったのです。
 
2~3年くらい前からかな?
HSPの本がたくさん発売されてきて、過敏体質やHSPがメジャーになった頃。
 
何故なら、
私自身もそうだし、
他の人もそうだと思うけど、
 
「人って、自分の事はよく判っていない」から、
チェックテストで正確な答えを選ぶとは限らないと判ったからです。
 
だって、私、
自分が、お医者様も驚くくらいの過敏体質だなんて、
思ってもいなかったもの。
 
過敏だという自覚、全くありませんでした。
家族からはよく言われていたけど。
参考記事 カビンさんだと知った時、すごくショックだった話
 
周囲の人は皆、
私と同じように感じて、
同じように匂いを嗅いで、
同じものが見えているんだろうって、思っていました。
 
時々、
言語化できない、よく判らない理由で嫌だと感じても、
他の人も皆、私と同じように感じているのに平気で、
私だけが嫌だと言っている=私が悪いと思っていたのです。
 
今から思えば、他の人には感じとれていなかったのかも。
 
実際、私に相談してくださるクライアント様も、
私が「この人超過敏!」って思っても、
「え?これくらい普通ですよね?」
って思っている方、実は多いのです。
 
すご~く過敏な人でも、
チェックテストで「それ程過敏じゃない」って答えを選ぶ人は多いし、
その後のカウンセリングで、チェックテストの結果よりもっともっとカビンだと判るのです。
 
逆に「過敏さに過敏」なだけで、
過敏さ自体はそれほどじゃなくても、
ちょっとしたことで、
「自分は過敏なんだから!!」って、
ワ~~~!ってなっちゃている人もいるし。
 
今より未熟だった駆け出しの頃は、
チェックテストの結果に振り回されて、
「あれ?おかしいな???」ってなっていました。
 
*********
 
それとはまた別な理由もあります。
 
過敏体質の本が沢山出るようになって、
ある時から急に、
私のHSPチェックテストの結果が、
「ものすごくカビン」という結果が出る人ばかりになったのです。
 
それが、2~3年前くらいかな。
 
はじめは、単純に、
「当店にいらしてくださるのは、過敏さが強くて辛い人が多いんだな~」
って、思っていたのですが、

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