【現代詩】色のない笑い

あの日 あのとき みんなで笑った
あの日の笑いは透き通っていた
どこまでも透き通っていた

忙しい日々に
ふと
かえりみれば
色のついた笑いが僕の顔にこびりついてた
黒色 白色 あきらめ色

無理に笑顔を作っているから
不自然な色に縛られて
笑顔は空へ向かえない



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