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創作ノート「ことばをつなぐもの」

たくさんの詩を、エッセイを、小説を、いろんな文章を読む。
自分の記憶の中に感情と紐づいた言葉が蓄えられていく。

頭の中でもやもやしてつかめないことを、蓄えた言葉で文字に固定化してみると、あいまいな部分がある程度きれいに整えられる。
すると、誰かにじっくり話を聞いてもらったときみたいな嬉しさとともに心が落ち着く。

静かな興奮が少し収まると、それを書き留めておきたくなる。
そんなふうにして書いた詩が、少しでも読んできた作品への恩返しになっていればいいなと思う。
そのとき、借り物の言葉に少し自分としての言葉の意味を加えられたように感じられる。

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