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【現代詩】心の武装解除の頃合い

痛みを下手な作り笑いで覆い隠すような
弱くないふりをやめれば
虚勢を張った自分で重い荷物を背負うこともない

似合わない防具や武器で
無意味に自らを飾り立てて
本来の自分とつながれたはずの人を遠ざけることもない

全てさらして脱ぎ捨ててみれば
世界は意外にも優しいものだ
だからそろそろ
下り坂の降り方を見つめてみないかい




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