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オススメのUnityのショートカット【VRChat】

この記事では、私が普段よく使っているショートカットの話をしたいと思います。

とはいえ、『Unity ショートカット』とかで調べればもっと分かりやすく、詳しく解説している記事はあると思いますが 、多少VRChat寄りの話と絡めてお話ししたいと思っています。

この記事を書こうと思ったきっかけの話とかは、本文の後ろに書いておきます。早速本題に入っていきましょう。


①Sceneの画面移動

前後左右上下、どうやって移動していますか?
私のおすすめは以下の通りです。

前後左右:右クリック+WASD
上下  :右クリック+EQ

実は、PCのゲームをやっている人にはお馴染みの移動方法で前後左右ができます。
このとき、Shiftを同時押しすると加速します。
この時の加速量は右クリックを押したまま、マウスホイールをスクロールすることで調節できます。
デフォルトの倍率の範囲は0.1~2.0倍ですが、実はGizumoボタンの横にあるカメラマークのところでいじることができます。

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途轍もなく広いワールドを作るときとかは、倍率の上限・下限を変えると移動がスムーズです。

②操作ツールの切り替え

Unity上で移動・回転・拡大縮小をする時に、左上のツールをクリックしていないですか?

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このツールにもそれぞれ割り当てがあります。

Q:ハンドツール
W:移動
E:回転
R:拡大縮小
T:矩形トランスフォーム(UIとかに使います)
Y:トランスフォーム(移動・回転・拡大縮小の組み合わせ)

キーボードの左上、Qから始まって一列に並んでいるので覚えやすいと思います。

③Pivot/Center、Local/Global

左上の選択ツールの横に、切り替え式でこのボタンがあると思います。

screenshot.181 - コピー

Pivot/Centerは選択ツールの操作を行う時の基準点の位置をPivot(モデルの原点)基準にするか、オブジェクトの中心にするかを切り替えられます。
Pivotが変なところにある場合にCenterにすると、たまに役に立つかもしれません(私は後ほど記述する頂点スナップでなんとかしてます)

Local/Globalは選択ツールで操作する基準点のXYZ軸を切り替えられます。
Localだとオブジェクト基準、Globalだとワールド基準になっています。
使い道の例としては、Localでオブジェクトを回転させて、Globalでワールドに対して平行に下げていく、といった使い方ができます。

何も知らずに誤操作でGlobalに切り替えてしまって、オブジェクト基準で移動できなくて困ってる人もいるかもしれませんが、ここで切り替えられます。

④操作の取り消し・やり直し

ここらへんはお馴染みだとおもいますが、一応書いておきます。
これがないと生きていけませんからね。
結構な回数巻き戻したり、やり直しができますが、限度はあります。
あと拡張エディタを含むスクリプトによる操作は、巻き戻せないことがあります。

Ctrl+Z:取り消し
Ctrl+Y:やり直し

⑤フォーカス

オブジェクトを選択しているときにFキーを押すと、そのオブジェクトに注視してくれます。
Hierarchyのオブジェクト名をダブルクリックしても出来ます。

時折、Sceneを画面移動していると『近づくと消える!なんで!?』となる時があると思います。
その現象は大抵、大きいオブジェクトを編集した後になっています。
適当に小さなオブジェクトに注視すると直ります。
(要は大きいオブジェクトにピントが合っているような感じです)

(動画ではダブルクリックでやってます)

⑥スナップ機能

知っている限り、表面スナップ・頂点スナップ・変化量のスナップの3種類があるのですが、
私は頂点スナップだけ使っています。
(表面スナップはコライダーがないと意味がなく、変化量はトランスフォームに数字を直打ちしたほうが早いからです)

オブジェクトを選択した状態でVキーを押しながら移動:頂点スナップ

これについては使ってみてもらったほうが分かりやすいと思います。
操作するときの基準点をマウスポインタの位置に持ってこれるので、
基準点が変なところにあるオブジェクトや巨大なオブジェクトをぴったりくっつけて配置したい時などに便利です。


⑦Sceneビューにオブジェクトの位置を合わせる

オブジェクトを選択した状態でCtrl+Shift+Fを押すと、Sceneで見ている位置にオブジェクトを持ってくることができます。
主な使い方としてはMainCameraを選択した状態で、このショートカットキーを使うことで、GameビューとSceneビューを一致させることができます。(Gameビューは、上にある再生ボタンを押した際になる画面です。この画面では操作できないので、Sceneビューに切り替えて操作しましょう。)

VRChatだとアバターをアップロードするときに、サムネイルを撮影する用のカメラが生成されますが、そのカメラを選択して同じことをすれば、Sceneビューで見ている通りの絵をサムネイルにできるはずです。

⑧Hierarchyでよく使うやつ

ここまでは主にScene上で使うやつでしたが、Hierarchyでよく使っているものも書いておきます。

オブジェクトを選択した状態でDelete:削除
オブジェクトを選択した状態でCtrl+D:複製
Altキーを押しながら、ツリーの矢印を押す:ツリーを全て展開、または全て閉じる

アバター編集しているときとかアーマチュアのツリーが広がりすぎたときなどに、Altキーを押すと全てたたんでくれます。そしてツリーをクリックで開いてみると綺麗に整頓されているはずです。

⑨Windows共通(2023/07/21追記)

UnityだけではなくWindowsで共通して使えるやつの中から、Unityで使っているやつを書き忘れていたなと思ったので、便利なやつを追記しておきます。色々なアプリも共通していることが多いので、仕事とかにも使えます。
(ただし上で紹介しているCtrl+Dだけは、Windows上では複製ではなく削除なので厳重注意。間違って押したら、冷静にCtrl+Zを押してください)

・Ctrl+C:値などの文字コピー
・Ctrl+V:Ctrl+Cでコピーしたものの貼り付け
・オブジェクトやファイルなどを選択中にF2:名前の編集
・ファイルなどが連続している場所で、1つクリックした後にもう一つをShift+クリック:最初にクリックした場所からShift+クリックした部分までをまとめて選択。
・Ctrl押しながらクリック:現在選択しているものに、追加して選択
・Ctrl+A:全選択
・Ctrl+S:編集中のファイルのセーブ

あとがき

以上が、私が良く使っているショートカットの話でした。


ここからはおまけの話なので、読まなくても大丈夫です。


この記事を書こうと思ったきっかけは、ケセドさんがやっているワールド制作初心者集会です。内容的にかなり初心者向けなので、ワールド作りたいけど何も分からん!って人でも大丈夫な集会となっていておすすめです。

そこで、ショートカットの話をしようと思ったのですが、
思ったよりも説明が大変だな?と思ったので書きしたためたというわけです。

もっといいワールドやアバター改変が増えるのに役立ってくれたら幸いです。



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