Madrid to Lisbon 2007年1月19日

Madrid南バスターミナルからバスに乗り込む。

乗客は僕を含めて10人くらいかな。バスも新しいし、思ってたより全然広い。乗客も少ないから、席も自由に使えるし、結構快適に過ごせそう。

荷物を預けると、運転手から食べ物は持ち込み禁止だっていわれた。途中、休憩に寄るから、そこで食べなって。せっかく夜食を買っておいたのに、残念。


で、一つ驚いたことがあるんだけども、このバスの運転手。なんとスペイン語、ポルトガル語、英語を操るツワモノ! バスといっても国際線だからこっちでは普通なのかもしれないけれど、ちょっと刺激を受けたね。おかげで言葉が通じて助かったけど。

出発。もう外は真っ暗で、景色が見れないので早速寝ることに。いつもはこういう状況の中では寝付けないことが多いんだけど、何故か気がついたらウトウトとしてきた...

といってる間に、1回目の休憩で、高速道路脇のお店に止まる。お腹も空いてたし、何か飲もうとしたんだけど、自分の語学力で注文できるのはカフェオレのみ。こんな時間(朝1時過ぎ)にカフェインは...と思ったけど、飲んでしまった。おかげでこの後はあまり寝れなかった。というか、2、3時間に1度は休憩で止まるんだよね。運転手もバスを降りてバスを閉めて休憩するから、全員降りないといけない。それで寝ててもすぐ起きないといけないんだよね。他の乗客も、眠い目をこすって外に出てた。まあ運転手には安全運転してもらいたいから、休憩はしてもらわないとね。


その後もあまり寝れないから、窓の外を見ながら、音楽聞いてたんだけど、周りに何もないから、道路を照らす街灯しか見えない。現在地も、自分がスペインにいるのか、ポルトガルに入ったかも分からない。暗いおかげで星は奇麗に見えた。なんか音楽聞きながら、星を眺めてボーっとしてると色んな過去の出来事思い出したなぁ。思い出し笑いまでしちゃったもんね。まあここで過去の話は書かないけど。




そんな事言ってる間に、おそらくリスボンらしきところに入ってきた。都会っぽい街に入ってきたんだけど、現在地はわからないし、地図もない。自分がどこにおろされるかもわからないんだよね。でも時間的にここはリスボンだと思う。

結局バスは、その街を通り越して、近代的な駅の横にある、バスターミナルに到着。でも周りにはビル以外何もない。駅の名前も分からない。とりあえず駅の中まで行こうと思い、運転手にお礼と別れを告げて、移動。でもまだ6時だから、始発も走ってないし、地下鉄も動いていない。で駅構内には、警備員が何人か見回りしている。あと、徹夜で遊んでいたと思われる、数人の若者がこんな時間から騒いでる。
その近くのベンチに座り、夜食用に買っておいたポテトチップスを朝食代わりに食べた(朝からお菓子はきつかった...)。


でも、あんまりポルトガルに来た実感がない。でも使う言葉ももう昨日とは違うんだよね。なんか不思議。

食べ終わって、何もすることも無いので、とりあえず付近を散策したんだけど、誰も歩いてないし、どこも開いてない。いくつかビルが立ってるだけで、持ってきた薄いガイドブックを見てもまったくわからない。これからどうしよう??

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