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肉体への依存から拝金主義が生まれる

まず、人間は生命であり、生命とは生きる為に行動する存在である。

生命は肉体を持ち、その肉体を維持する為に行動を行う。この行動という物はいわゆる本能と呼ばれる物であり、食欲や睡眠欲、性欲等の欲求に従って肉体は動かされる。

生命である以上肉体は必須の物であるのだが、肉体は劣化する為、生命はこれを維持しなければならない。

これが拝金主義とどう関係しているのかという話になる。

まず、前述から人間とは生命である為に本能に従って行動する存在であると分かる。そして、この原理によって例えば人間は食欲を満たす為に食べ物を探したりする。

ここで問題となるのは、現代の文明社会ではそれらの本能的欲求を満たす為にはお金が要るという事である。そして現代では何をするにもお金が必要なのである。食べ物は店で買う物となっている為にお金の存在感は文明社会において非常に大きいのである。

よって、生命の肉体維持の為にお金が必要となる。お金は本能的欲求を満たす為の全てを得られる万能なツールである。だからこそ、人間は拝金主義になるのである。

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