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お父さんへ

お父さんトタンの仕事はたいへんですね
雨の日は仕事がないし
不景気で仕事がへるので
ぼくはとても心配です

お父さんぼくのことで困らないでね
ぼくはからだが悪いので
お父さんの仕事はできないけれど
ぼくはぼくで生きていきます

だからお父さん安心して
だからお父さん長生きして
不自由なぼくでも頼っていて

作詩:小山友宏 作曲:中本忠行

(当時の作詩者コメント)
僕は父の日や母の日がくるたびに、父の日と母の日についての人々の考え方がちがうことにおどろきます。その例としてこんな事があります。デパートなどでよくあるプレゼントの売り方にも差があるし、ラジオで聞いた父の日と母の日の支持率は、母の日の方が多いそうです。でも僕は、この結果を見たり聞いたりして、もっともっと父の日やお父さんのことについて考えてみる必要があるのではないかと思います。僕はお父さんを尊敬しています。

『わたぼうし音楽祭』
障害のある人たちの日常生活や体験や感情を詩につづりメロディーにのせて届ける音楽祭。1976年から始まった芸術文化活動で、2022年8月7日には第47回目の音楽祭が開催される。



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