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あかんこ

のびないとかのびるとか
人のこと
植えた野菜みたいに 話さんとって
ええやろ うんとうんとあかんこかて
おもいっきり
うんと楽しく生きていっても
このままでも その
うんと楽しいんや
暗くなるのは
怒られるからと ちがうんや
あかん感じがするからや

この あかん感じが
悲しく 腹のたつ
けたくそのわるい 困りものなんや
少し寂しいくらいなら
がんばれるけど
あかん気持ちには 泣いてしまう
ええかげん あきらめて
悲しくても
泣かんようにならんとね

作詩者:糸川 佳興

(当時の作詩者コメント)
かってに感じたまま書いた詩、きにいってくれてうれしいな。 ありがとう。いつも日記を書いています。いやな時もあるけど書くことでしか自分の気もちあらわせないので書くようにしています。
 うんと、 かしこい事書いているけど、ふつうのぼくは、いつもこまったことばかりして、うちの人やクラスの友達を、こまらしてばかりいます。

『わたぼうし音楽祭』
障害のある人たちの日常生活や体験や感情を詩につづりメロディーにのせて届ける音楽祭。1976年から始まった芸術文化活動で、2022年8月7日には第47回目の音楽祭が開催される。

※2022年8月1日時点 ホール開催中止/後日オンライン開催に変更
「第47回わたぼうし音楽祭」は、新型コロナウイルス感染急拡大のため、
8月7日・奈良県文化会館でのホール開催を中止し、後日オンライン開催に変更します。入選されたみなさん、会場にお越しくださるみなさんをはじめ、関わるすべてのみなさんのいのちと健康を守るための決断です。オンライン開催の日程等詳細は未定ですが、今後の感染状況を見ながら、年内に仕切り直したいと思っています。


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