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節分@荻窪八幡神社と西荻・荻窪散策_20190203

今日は節分だったので、近所の荻窪八幡神社で毎年行われるという「豆まき」に、先日つくった自作のだらけた鬼の張子を持参して撮影がてら行ってきました。

<荻窪八幡神社>
青梅街道沿いにある立派な神社で、応神天皇(第15代天皇)をご祭神としています。約1100年前の寛平年間(889〜898年)に創祀されたと伝えられており、時代は下って文明9年(1477年)に、太田道灌ー江戸城をつくったひとですーが石神井城を攻略するにあたりここで軍神祭を行い、社前に「高野槙」1株を植栽したそうです。これは今も境内で立派に残っていて「道灌槙」と呼ばれ大切にされています。

おそらく毎年使いまわしているであろうポスター。良い味のイラストと、神事としての威厳を示すためなのか、「執行」の文字とのギャップが、えもいわれぬグルーヴを醸し出している気がします。

てか、節分ってなんだっけ?

普通に使ってますけど、よくわかってないのでwikiを調べてみました。

節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。

あー、立春の前日にある節分だから2月3日なのですね。かつては立春以外の節分もなにかやっていたのでしょうか、気になる。

豆まき開始!

動画撮ったので上記のリンクからどうぞ。
子供たち発狂。餓鬼の群がる地獄かと思いましたよ。
ただ思ったよりもまかれる福豆がすくない!ので、毎年参加する地元の子供たちの気合が半端ではないのもなるほどな、とも思いました。
福豆と一緒にみかんやお守りも撒いていたようでした。
執行(笑)前とかも、舞台に向かって福豆を受け取るための袋を手にして、どわーっと集合する老若男女たちの姿など、古来から続いてるフェスみたいでとても良い気分になりました。

《西荻・荻窪散策》

豆まきフェスついでに、西荻と荻窪を散策してきました。

<Loupe>
こちらは郷土玩具系の雑貨を多く扱っていて、テーマを設けた展示販売も毎月やっているので、行くとつい買ってしまう罪な店です。

いまは「ひな祭」をテーマに、小さな店内にぎっしりと「ひな祭」関連の郷土玩具や雑貨が置かれていました。

またカウンター横には「金花糖」という縁起物などをモチーフに木型に砂糖をつめてつくるお菓子も販売していました。
以前のエントリーで書いた、上野の古本市でたまたま見つけた『銀花 縁起菓子』の流れといい、ついてる。

↓金花糖のショーケース。良すぎて我を忘れそうになりました。

招き猫とタコ?と、たまたま見つけた三春駒を買って帰りました。3/3までやっていますが数に限りがありそうなのでお早めにどうぞ。

右が本当の三春駒。左が僕が張子でつくったマキバオーのキャラクターみたいな三春駒です。

<本屋 Title>
荻窪と西荻窪のちょうど中間、青梅街道沿いの古民家をリノベーションしてつくられた本屋さんです。ご主人の選書眼たしかなセレクトと、奥にはカフェ、2階には展示スペースと、僕にとって理想的な「本屋さん」のあり方を示していると思います。
駅からのアクセスが微妙に悪いのも気にならないほど心地良い空間です。

いくつかの本を衝動買いし、2階のギャラリースペースで行われていた池田宏さんの写真集『AINU』刊行記念の展示も良かったです。
現在のアイヌたちのポートレイトや風景写真などが見られます。
撮影されたアイヌのどなたかがつくったであろう木彫りの熊も飾られており、またアイヌに関する書籍も展示販売されていました。おすすめ。


<それいゆ>

西荻窪近くの老舗喫茶店です。僕がどうこう言うのも野暮な名店オブ名店。
オムライスを食べながらTitleで買った本を読んだりして帰りました。


張子制作に使う粘土や和紙や糊やジェッソや絵の具や筆や竹串やなんやかんやを買いたいのでサポートしてください!!