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7月22日 げたの日

下駄って、みたこともあるし、日本人ならみんな知っている履き物だとおもっていました。

じっさい、私も知っているし、カタチも簡単にイメージできます。

だけど、よく考えてみると、よーく思い出してみても、自分自身は下駄を履いたことがないことに気がつきました。

からん、ころんという耳触りの良い下駄の音を、私はいったいどこで聞いたのだろう?

テレビ?ドラマ?映画?それとも旅行先?

じっさいにこの目で見たこと、この耳で聞いたことがないかもしれない情報を、なつかしい思い出のように扱っているのかもしれません。

便所サンダルやゴム草履(ビーチサンダル)は履いたことがあるけれど…

あれ?下駄のイメージだった軽やかな音は、学校の便所サンダル(木製)の音が下駄の音にすり替わったのかもしれません。

それなら、私でも何度も何度も聞いてきた音です。

下駄の鼻緒は、ビーチサンダルで下駄を履いた気になっていたのかもしれません。

使えるシーンはかなり限定的かもしれませんが、本当の下駄をちゃんと履いてみたくなりました。

(きょうも一日、おつかれさまでした)

げたの日
下駄の生産業者などで結成された全国木製はきもの業組合連合会が、伝統的なはきものの下駄のよさを見直してもらおうと設けたもの。下駄の寸法に「七寸七分」など7の数字がよく使われること、雪道を下駄で歩くと漢字の二の字に似た跡が残ることから7月22日とした。

出典「すぐに役立つ 366日記念日事典[第4版]下巻」(日本記念日協会編者、創元社、2020年)

#日記 #記念日事典 #下駄