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【映画メモ|11月】カーズ(2006.11.20)

『2006.11.20 カーズ(自動車もうまく擬人化されるんだなあ。なんだかとても優しいお話。クルマを大事にしたくなります)』

2020/11/20
これまでの記事に、トミカの話がちょこちょこと登場していたので、なんとなく「クルマつながり」な感じがしています。

普段、考えたり感じたりしていることは、けっこう季節とか行事とか外での出来事に影響されまくりで、いつのまにか、毎年同じ時期に、同じようなことをぐるぐる繰り返して感じたり考えたりしてるのかもね、とおもいます。

さて、この映画も上映(2006年)されてから、ずいぶん時間が経っていたことにおどろきます。

てっきり、子どもと一緒に観たとばかりおもっていたけれど…。
当時はまだ独身だったし、子どもはいないし。
妻と知り合った頃?でまだまだ将来のことなんて何もわからなかった。
(ひとりで、お酒とおつまみを用意しての、まったり自宅鑑賞でした)
私のところに「MINI」がやってきてくれた年でもありました。
(今でも修理しながら乗り続けているから、当時の自分の映画メモ「クルマを大事にしたくなります」は自分なりに実行できているのかもね)

子どもと一緒に観たのは、カーズの2作目と3作目でした♪

私にとって、いろいろなことが思い出される映画なんだと、あらためて確認することができました。

『カーズ』
<ストーリー>
レーシング・スポーツの最高峰、ピストン・カップに出場する若きレーサー、ライトニング・マックィーン。ルーキーながら、その天才的素質によって、彼は既に多くのファンを獲得していた。狙うはピストン・カップ史上初となる新人チャンピオン。しかし、決勝レースが開催されるカリフォルニアに向かう途中、思わぬトラブルに巻き込まれ、ルート66沿いにある“地図から消えた古い町、ラジエーター・スプリングス"に迷い込んでしまう。早くレース場に到着しなければならないマックィーンだが、自らが滅茶苦茶にした道路の補修工事を命ぜられ、しばらくその町に留まることになってしまうのだった。しかし、ラジエーター・スプリングスで過ごすうちに、マックィーンは徐々に住民たちに親しみを感じ始めていた。それは、自分だけが勝つことしか考えなかった独りぼっちの彼が知らなかった、《家族のような温かい関係》だった。だが、遂にレースの日がやって来た。彼は決勝レースに間に合うのか! ?仲間たちとの運命は! ?
引用:Amazon.co.jp


いつもおもうのですが、私はこういう映画(才能あふれる天才型の主人公が登場するもの)の「物語がはじまる前」の主人公たちを想像したり、知りたいと感じながら観てしまう傾向があるようです。
(「お話」なのにね。勝手に物語を脳内補正(こんな言葉あったっけ?)しているときもあります…)

だって、不思議なんですよ!

主人公のライトニング・マックィーンは、若き天才レーサーでたくさんのファンがついているのに、物語のはじめには、彼には仲間と呼べるような存在がほとんどいないのですよ。
(いわゆるホンモノの天才で、その分野などで本当にスゴイのなら、人と競う(または相手を負かそうとする)感覚をそれほど持ち合わせていなくても結果が出ちゃうだろうし、そういうヒトは気負いがないから、自然に周りにヒトが集まってくるとおもうのです。だから、ファンはたくさんいるのに仲間(同志)がいないということは、戦績(実績)と引き換えに、人一倍なにかを削っている、何かを手放しているんじゃないのかな?とおもっていましまいます。私は凡庸だからそう思うのかもしれませんけれど)

もしかしたら、マックィーンは目標(チャンピオンになる)に集中しすぎて視野がせまくなっているだけで、けっして一人ではなくて、いままで支えてくれたヒトがいたこと、いることを一時的に忘れてしまっているのか、あたりまえすぎて気が付けていないんじゃないの?と考えてしまったり。
(お話のなかで、マックィーンが自分のスポンサーに対しておもっていることを発言する場面が何度かあるのですが、はじめの頃とは対照的な、おわりの場面での発言に「ほっこり」した気持ちになりました。地味なやりとりですけど好き)

あらすじは、「引用」でほとんど説明済みのため、割愛です。

このお話は、子ども向けのアニメかとおもいきや、どっこいなかなかに泥くさい内容だったりして。
人情味あふれる内容も魅力だとおもいます。
ですが、ヒトはいっさい登場しません、乗り物たちだけの世界の物語。
個性的な登場人物(クルマだけど)がたくさんいることも魅力です。

アトラクション気分で、楽しい時間を過ごすことができました。
(作中に流れる音楽も心地よかったです♪ドライブしたくなります)



【おまけ】
小さい頃、私が大好きだった(らしい)思い出の絵本「青い自動車」が、
ディズニーのアニメーション作品だったことを知ったときの驚きと喜び♪
(大人になって、「青い自動車」のことはすっかり忘れていた頃。
 コンタクトレンズ屋さんの待合で上映されているのを偶然みて驚いた!
 それからずいぶん経ってから(かるく10年超かも)、
 通りかかったお店のワゴンセールで売られていた
 「名作アニメシリーズ」というタイトルのDVDを手にとってみたら、
 作品リストの一番目に「青い自動車」が! 私は、即買いました(笑))

そのときに購入したDVDには、
「これらの作品は著作権保護期間を経過しており、パブリックドメイン(公共財産)として認められています。」と記載されていました。

いまでは、YouTubeでもみることができるようですね。

「カーズ」が好きな方は、よろしければぜひいちどご覧ください。
 ※「青い自動車」上映時間は約8分です。
(1952年ウォルト・ディズニー制作とのことで、それにも驚きです。
 私は、この作品が好きだった子ども時代が下敷きとなっていたから、
 ごく自然に「カーズ」が「好き」だと感じたんだな、とおもっています)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。