7月17日 理学療法の日
病気や怪我をしたことはあります。
一時的に歩きづらくなったり、腕がうまく動かせなくなったりしたことはありましたが、治療や機能訓練が必要なほどの状態になったことはありませんでした。
日常の動作が困難になってしまうほどの病気や怪我、高齢による機能低下は、じっさいに自分の身に起こってはじめて事の重大さを知るというか、そういうもののひとつだとおもいます。
理学療法士という国家資格をもって業にあたる方がいるということは、それだけ専門性が高くて、それを必要とする人たちがいるということ。
寝たり、起きたり、立ったり、歩いたり、日常的にあたりまえに行なっている動作が困難になったときの気持ちはちょっと想像ができません。
誰かに習って習得したわけではなく、物心がつく前から見よう見まねで、何度も繰り返して身につけた動作です。
理屈とか仕組みとか飛び越えて感覚的に覚えたものを、病気や怪我などで出来なくなったあとの再習得はかえって厳しいというかどうやったら今までのように動かせるようになるのだろう?と途方に暮れてしまうのではないかなとおもいます。
だから、理学療法士のような専門家のサポートを受けることが重要なのでしょうね。
さいきん、足腰がめっきり弱くなってしまった義父のことを思い浮かべてしまいます。
近々デイサービスに通うことにきまったそうなので、私の身近なひとが理学療法士さんのお世話になることがあるかもしれません。
(きょうも一日、おつかれさまでした)