6月15日 オウムとインコの日
私がまだ小さかった頃、家でセキセイインコを飼っていた時期がありました。
2羽のセキセイインコが我が家にやってきて、さいしょの頃はとても気になって、鳥かごのそばでよくインコをながめていました。
インコたちにとってはずいぶん迷惑だったろうな、とおもいます。
「ペットの飼い方入門」という本を親に買ってもらって、ものすごく読み込んでいた時期がありました。
インコが我が家にやってくる前から持っていたのか、インコを飼うことになったから買ってもらったのかはわかりませんが、その本でインコの飼育方法を読んだような気がします。
逃げたとき、遠くへ飛んでいかないように羽の一部分を切っておく必要があるだとか、爪の切り方だとかが絵で載っていたけれど自分にはできるはずもなく知識どまりで、我が家のインコたちにはしてあげなかったとおもいます。
インコたちが逃げ出さないように気をつけながらエサ箱を取り出してエサや水を入れ替えたり、鳥かごの下の部分に敷いてある新聞紙がインコたちのフンで汚れたら交換したりしたことを覚えています。
どれくらいの期間、我が家にいたのか、どうやってお別れしたのかは覚えていませんが鳥ってすごく軽いんだなとおもったことがある感覚が残っています。
私は、小さい頃は「なにかを飼いたい」という欲求がとても強かったようにおもいます。
自分が親やまわりの人から世話してもらっているように、自分も誰かの世話をしたいと思っていたのかもしれませんね。
おそらくそれほど長い期間ではなかったとおもいますが、インコをそばでながめたり、すこしでもお世話させてもらえた時間は、私にとってなつかしくてたいせつな思い出です。
(きょうも一日、おつかれさまでした)