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#71 ビルゲイツの離婚を聞いて。

ビルゲイツさんが離婚を発表した。27年も連れ添った奥さんと「前期高齢者」の今になって別れると言うのだ。
勿論お金があるのだから、慰謝料の心配もなく円満な離婚に違いないと思うが。

その理由として、「人生の次の段階で、夫婦として共に成長するとは、思えなくなった。
との事だ。

そうか夫婦というものは、いくつになっても共に成長していかなければならないと、ビルさんは思っているのか?

確かに私も結婚する時は、「相手と共に成長していこう!」と思ったけど、30年経った今では、お互いに残り少ない人生を、いかに悔い無く過ごすかが大切で、そこに共にとか一緒にとかの、これ以上の価値観の共有など、相手に求める発想がまるでなかった。

しかし世界のビルさんはやはり違う、共に成長出来ない相手であれば、離れた方が良いと思ってるのだ。


プロ野球選手だった落合博満のご婦人、落合信子さんが書かれた「悪妻だから夫はのびる」が私の結婚した頃に上梓されて、妻が読んでいたが、私はこれから妻に育てられるのか?と思いゾッとした思い出がある。

この本の理屈からいうと、ひょとしたら、ビルさんの奥さんは、「もう悪妻で無くなったのかもしれないなぁ〜」と思った。

夫婦のことは夫婦しかわからないので、第三者には他人の離婚理由の真相なんて永久にわかるものではないし、ひょっとしたら当事者もよく理由がわからないで離婚するケースもあると思う。

とりあえず私の場合、次の結婚の必然性が生じるまで、離婚をしないと思うが、相手はどう思っているのだろう?私が老化して足手まといになった時、
「あなたとは共に成長出来ないから別れましょう!」と言われるかもしれない?」

還暦間近の私にとって次のphase(段階)とは、老化に伴う成人病の悪化や、認知症の発症の様な気がするのだが。

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