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エッセイ『闘争または逃走による反応』

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吾輩は根暗である。職歴はまだ無い。端の多い生涯を送って来ました。--みんなが当たり前に持っている見えないモノが生まれつき持っていない「私」。たった一つだけ足りない、それだけで日常… もっと読む
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#映画

【#064|年末記・2023】

~~♪ ~~♬ (なにやらお洒落なイントロBGM) 「It doesn't have any deep meaning, so there's no need to read it.」 (無駄にダンディーな低音ボイスの早口英語) _人人人人人人人人人人人人人人_ > 迫力のあるジングル!!! <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ここからは毎年ノンアルコールウィスキー(別名:麦茶)を片手に、小粋なトークで乾杯する極上の30分間。『FIGHT OR F

【#062|年記末・2022】

どうもこんばんは、渡邉綿飴です。 2022年12月31日土曜日、年内最後の投稿です。 ちょうど年末放送の各オールナイトニッポンを一気聴きしながら書いているので、深夜ラジオお馴染みの日付から話し始める挨拶となりましたが、全国リスナーを夢中にさせる一流のパーソナリティみたいなユーモアあるトークスキルが一切ないので、皆様には私の手元が見えないことを利用して「書いては消して」を「三歩進んで二歩下がる」のスローステップで執筆しています。 とりあえず今こうやって投稿できたぐらいには

【#047|能動的アリバイ工作】(2019年01月04日)

 買い物が終わって外へ出るショッピングセンターの出入り口で、足元に落ちていた映画の半券を拾った。  作品は『くるみ割り人形と秘密の王国』。  偶然にも先月観にいった作品だ。  場所はこのショッピングセンター内にあるシネコン。  ちょうど自分が見た映画館だ。  上映日時は今から3時間前。  まだショッピングセンター内を回っていた時間だ。  いわゆる用済みの落とし物だな。完璧だ。今このチケットを持っていたら、もし自分が事情聴取されたとき「この映画館でこの作品を観てい

【#014|その名はファミコン】(2018年09月15日)

 もう世代的に減ってきてはいるが、とりあえずゲームというもの全てをファミコンと呼ぶ人が結構いた。ざっくり言うとゲーム自体に興味がないし本人自身も知る気もないからだ。自分の身近で言うと私の父がそうだ。  それでもCMのPS4をファミコンと呼んだのは驚きだった。会社も違えば33年も時が経っているというのに。つまりそれほど興味がないのだ。  人間短い生涯なのだから、なるべく好きなもので残りを固めたいものだし、私自身だってそうだ。仕事上必要でないなら趣味の途中で死ぬのが本望だ。