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エッセイ『闘争または逃走による反応』

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吾輩は根暗である。職歴はまだ無い。端の多い生涯を送って来ました。--みんなが当たり前に持っている見えないモノが生まれつき持っていない「私」。たった一つだけ足りない、それだけで日常… もっと読む
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記事一覧

【#064|年末記・2023】

~~♪ ~~♬ (なにやらお洒落なイントロBGM) 「It doesn't have any deep meaning, so there's no need to read it.」 (無駄にダンディーな低音ボイスの早口英語) _人人人人人人人人人人人人人人_ > 迫力のあるジングル!!! <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ここからは毎年ノンアルコールウィスキー(別名:麦茶)を片手に、小粋なトークで乾杯する極上の30分間。『FIGHT OR F

【#063|年賀の状件・2023】

【#062|年記末・2022】

どうもこんばんは、渡邉綿飴です。 2022年12月31日土曜日、年内最後の投稿です。 ちょうど年末放送の各オールナイトニッポンを一気聴きしながら書いているので、深夜ラジオお馴染みの日付から話し始める挨拶となりましたが、全国リスナーを夢中にさせる一流のパーソナリティみたいなユーモアあるトークスキルが一切ないので、皆様には私の手元が見えないことを利用して「書いては消して」を「三歩進んで二歩下がる」のスローステップで執筆しています。 とりあえず今こうやって投稿できたぐらいには

【#061|年賀の状件・2022】

【#060|年記末・2021】

今年も一年、ありがとうございました。 好きな仕事、好きな出会い、好きな読書、好きな映画、例年通り収入より明らかに支出の多いかった1年でしたが、心に豊かな実がたくさんなった1年だったと思います。 上の写真は今年1年読んだ中で個人的に1番面白かった本です。 本というか文庫サイズの文芸誌です。 「嘘」をテーマに各著者が小説・エッセイ・漫画・写真・詩を綴るという小規模出版の文芸誌です。 ひとつひとつは大変短いのですが、まあ、これが超絶に面白い! 書かれていることは嘘なのか

【#059|年賀の状件・2021】

【#058|年記末・2020】

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ インスタグラムの『ストーリー』、ツイッターの『フリート』にだけ投稿した「24時間で消えるのが前提の不利益な今年最後のメッセージ」ですが、もう「悪法も法なり」と同じ意味合いで「黒歴史も歴史なり」ということで、ブログに永久保管することにしました。 言いたいこと書きたいことはほぼ上に残しました(?)が、役に立たないからといって「私の中から主張がなくなった」→「引退」するわけではありません。 役に立たないなりにしぶとくネット界に居座るつもりですし

【#057|年賀の状件・2020】

【#056|年記末・2019】(2019年12月31日)

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 過去の経験上、間違いない。 どうやら私の思う1分が 地球の1ヶ月に値するようです。 ウソでしょ? ねえウソでしょ!? もう今年終わるの!? 今年が始まって まだ12分しか 経ってないでしょ!? 「光陰矢の如し」にも 限度があるでしょ!? 地球の時間どうなってんの。 この速さ、とっくに光速超えてるだろ。 noteの更新も勉強も仕事も まだ何も手をつけてないんだぜ。

【#055|さよなら平成ようこそ令和】(2019年04月30日)

 タイトルは思い付いても、書くテーマはまったく決まっていない。  ということで、30分間フリーの思い付きだけでどこまで書けるか挑戦してみる。オチは期待しないでほしい。  まず平成元年といえば、私が生まれた年だ。  平成最初の5月30日が私の誕生日だ。  まさか自分の30歳の誕生日が新元号を迎えるとは思わなかった…。しかも突発性崩御ではなく計画的崩御だとは…。  最短でも10年前、20歳の自分に教えてもたぶん信じないと思う。これだから未来は信用できないんだ(良い意味で

【#054|怪獣鉄塔】(2019年03月09日)

 自分の住む部屋の窓から見える光景の遠い先に高圧送電用の巨大な鉄塔がある。  そして、その巨大な鉄塔の麓にいつも利用する最寄りのバス停があり、そのバス停で待っている間、時々その鉄塔を見上げては毎回思うことがある。 「もし怪獣が実在していたら、きっとこんな風に見えるんだろうな……」  小さい頃からゴジラとかガメラとかウルトラマンとか、最近ならクローバーフィールドとかパシフィック・リムとかキングコング(髑髏島の巨人)とか、自分にとって怪獣映画は自身の趣味を支える柱のひとつで

【#053|テレビショッキング】(2019年01月11日)|オモコロ杯2020(第7回)応募作

 土曜の4分の3を過ぎた私たち家族のいるリビングでは、誰かが点けっぱなしにしたテレビが通販番組を流していた。  そのとき紹介していた商品は『喪装用珠アコヤ黒真珠ネックレス&黒真珠イヤリング』。ターゲットは年配女性というところだ。  通販番組の構成は非常に単純で、饒舌な販売員とその商品が必要な事情を抱えたタレントたちが、デビューしたばかりのお笑い芸人が8日目に書いたコントのような物分かりと都合の良い展開の中、販売員がその商品のポイントをワンツースリーステップで解説され、タレ

【#052|美食家なのか子役なのか】(2019年01月09日)

 深夜に惰性で見ていたバラエティ番組で、芸能タレントが事前に考えたお手軽レシピ料理を街頭インタビューの人たちに食べてもらい、何番の料理が一番美味しかったのか競う企画をやっていた。  まずは各々のタレントが自慢の料理をスタジオで紹介して、そして画面は街頭の検証VTRに変わった。  インタビューで主婦やサラリーマンや学生など様々な人たちが料理を食べて様々な感想を述べる中、小学1年ぐらいの女の子の感想が気になった。  食レポが異常に上手すぎる。  食べる前の第一印象そして期

【#051|タイカレーうどん】(2019年01月08日)

 テレビのグルメ番組で若手男性タレントが「茹でたうどんにタイカレーを掛ける『タイカレーうどん』が美味くてオススメ!」と熱く語っていた。  視聴者である私は稲妻に打たれたような衝撃が脳内に走った。  なるほど! その発想は盲点だった!!  何故そんなに驚くのかというと、私は無類のカレーうどん好きだからだ。  普段でも恍惚に美味しいカレーうどんに新感覚のエスニック要素が加わったら、もしかしたら自分の舌は新次元に飛び立つかもしれない。このカレーうどんから新たな日泰友好が生ま