推しに解釈違いを起こした時、面倒くさいオタクはどうすればいいのか
こんにちは、Vtuberでありながら面倒くさいオタクの側面も持つわたあめの妖精わたあめ子です。
推される側になって早2年半。
過去はバンドを追っかけたりサブカルを楽しんで面倒くさいオタクとしての自分も育んできたあめ子が、推される側の視点も踏まえて「推しに対して解釈違いが起こってしまったらどうする?」という話をしたいと思います。
この手のお話では、過去に書いた記事も人気なのでよかったらこちらもどうぞ。
解釈違いとは
この言葉を普段から使っている方はご存知だと思いますが、解釈違いとは要は「思ってたのと違った」みたいなお話です。
自分が思っている推し像と違う行動を推しが取る。
自分の中ではこういう人だと思っていたのに、全然違う反応をする。
こういうときに、面倒くさいオタクは度々「違う!!」と拒否反応を起こします。
面倒くさいことに熱量だけは人一倍ですので、時にはヒステリックに「違う!!」と叫び散らしたりします。
あめ子にも覚えがあります。
けれど、けれどです。
面倒くさいオタクだって、何も推しに傷ついてほしいわけでもなければ、界隈に波風を立てたいというわけでもないはず。
根っこにあるのは深い愛情であって、予想外のことが起こったときにどう受け止めていいのか?どう消化したらいいのか?という点で混乱しているだけというケースも多々あります。
今回はいくつかの解釈違いを乗り越えた経験のあるあめ子が、そんなケースに遭遇したときにどうすればよかったのか?を自省もふまえて書いてみたいと思います。
解釈違いの際面倒くさいオタクが取ると予想される行動
それではわたあめ子の観測範囲、もしくは実際にやってしまったことの中から「こういう行動をしたらこうなる」的なことを書いていきます。
解釈違いが起こったときの自分の身の振り方の参考になれば幸いです。
①推しに直接言う
これはオススメしません。厳密にはこれを初手にやるのはオススメしません。
シンプルに推しに迷惑をかけたり傷つけたり精神的な負担をかけることが多いです。
解釈違いを起こしたオタクは決して冷静ではありません。
思ってたのと違ったという、悲しみなのか怒りなのかよくわからない感情に支配されませんか?
あめ子はそうです。
そんな状態で推しに話しかけて、「推しの考えを聞く」という目標は達成されたとしても自分の頭にはてんで入ってきません。
何なら話しかけた際に余計なことを言う可能性が高いです。
まずは段階を踏んで自分を落ち着け、その後推しの考えが聞きたければ許された手段を用いて推しに言葉を届けましょう。
②SNSで発信する
これもあんまりいい結果にならないことが多い。
SNSってすぐに拡散拡散で、話があらぬ方向に発展していくことが非常に多いです。
自分の観測範囲を超えて、全然知らないところでわけのわからない話になっているなんていうのはよくある話ですよね。
発信の仕方を間違えると、下手をすれば既存のファンと戦争になる可能性すらあります。
また、「私は悲しい」といったあくまで自分視点の感想であったとしても、推しの名前なんぞ入れてしまった日には間違いなくエゴサに引っかかることでしょう。
それを見た推しはどう思うでしょうか。
「私の思いを知って行動を改めてくれるのでは?」という希望を抱いての行動ならやめておいた方が良いです。
思慮深い推しであればあるほど、更なる対応や色々な可能性に思いを巡らせて消耗してしまいます。
③紙に書いてみる
これはオススメ。
まずは自分の中に渦巻いている、「悲しみか怒りか落胆かよくわからない感情」を整理しましょう。
自分で正体を把握していない感情はどうにもなりません。
適切な届け先もわからず、方法もわからず、いたずらに周りにあたったりSNSでメンヘラになってしまうのは「自分がどう思っているのか」を正確に把握していないからです。
なので把握しましょう。
何が嫌だった?それはなぜ?どういうところが「違った」と思う?
推しに対する熱量が高ければ高いほど、簡単には解析できないかもしれません。
けれど、この解析する作業は絶対にやった方がいいとあめ子は感じています。
推しを傷つけたり、一方的に嫌いになったりしたくなければ。
④友達に話す
これもオススメ。ただしクローズドな場で話すのがオススメです。
なぜならSNSは推しの目につく危険も他のファンの目につく危険もあるからです。
紙に書くのと一緒で、人に話すと自分の考えや気持ちが整理できることってよくあります。
信頼できるオタク友達がいる場合は、ぜひ話してみましょう。
同じ推しを追いかけている人である必要はありません。
あなたの推しに対する気持ちをよく承知している人がいれば、その人に話せるとグッド。
ここで同じ推しは追いかけているが、あなたに対する理解がイマイチな人とかに話してしまうとややこしくなります。
話す人を選ぶときはは推しに対する理解度ではなく、あなたに対する理解度の深い人にするのがオススメ。
「最近推しが変わったような気がして…こういうところが好きだったんだけど、最近はこうで…」
と話しているうちに、「あれ?でも推し、根っこのここは変わってなくね?」とか、「推しが譲れないと言っていたこの部分に、○○という要素が追加されただけじゃね?」となることも少なくありません。
ここで正気に戻れれば超ラッキーです。
友人に感謝をして引き続き幸せな推しライフを送りましょう。
それでも納得できないとき
それでもやっぱり違うと思う!!!!あの時好きになった推しは失われてしまったんだ!!!!!
というときもあります。
まぁまぁの頻度であります。
そのときは推しとの付き合い方を考えるしかありません。
一旦距離を置くのか。推すのをやめるのか。モヤモヤしながらも推すか。
経験則としては「一旦距離を置く」がオススメです。
なぜなら「○○さんを推すのもうやめます!!」とか発言すると、いざ「やっぱり好きだったわ」となったときに戻ってきづらいし、
モヤモヤしながら推すのは精神衛生上よくないです。
推しが複数いる場合は他の推しを見ることに注力し、一旦解釈違いを起こした推しのことは置いておきましょう。
だって考えてもみてください。
あれだけ大好きな推し、そして解釈違い。
自分の中でぐつぐつ煮込んで濃縮された様々な思いを何とかしてひも解いてみようとして、それでもなお解決されないというとき…
とりあえず、すぐに以前と同じように推すのはもう絶対無理だと思いませんか?
あめ子は無理です。
なので違うものを摂取します。
そうやって距離を置いて、落ち着いてからまた改めてみたときに違う視点で見られるかもしれないし、
何かのタイミングで「あの時のあれはこういうことだったんだ」と納得できる情報やきっかけを得ることもあります。
もちろんそうじゃないこともあるけど。
でも、解釈違いを起こして脳死で錯乱するよりは、色々考えてそのうえで「俺は別の道を歩くけど達者でな」とやった方がいいと思いませんか?
ヒトの心というのは不安定なので、やっぱりわーっと騒いでしまう時があるのは仕方ないと思います。
最初からぜんぶ自分の感情を乗りこなせる人なんていないし、大人になったってそれは難しいこと。
ただ、あめ子は過去にわーっとやってしまった結果、「そうしなくて済むならそれに越したことはない」と思っています。
なので、混乱してどうしようもない、迷える面倒くさいオタクの何かの足しになればと思い今回筆を執りました。
キーボードだけど。
あのとき騒いでいた解釈違いが、何年も何年も経ってからようやく「こういうことだったんだなあ」とわかることもあります。
いま、あめ子がそういった面倒くさいオタク感情を完璧に乗りこなせているか…というと、やはり未熟な部分も多いです。
面倒くさいオタク、心が忙しいよね。
時につらくてもやっぱり好きだから離れられない大好きな推しや作品。
せめて、周りにご迷惑をかけないように楽しめたらいいなぁと思っています。
がんばろ。
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