ワット・カッカ

生まれてから現在まで、わりと社会の底辺らへんで虐げられて生きてきました。人が聞いたら引…

ワット・カッカ

生まれてから現在まで、わりと社会の底辺らへんで虐げられて生きてきました。人が聞いたら引くような幼少期のおかげか、人間失格の主人公のごとく変に明るく育ちました。 仕事や人間関係につかれている方々は「こいつよりはマシだな」と思ってください。クソな体験も成仏することでしょう。

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私よりマシだと思ってください

はじめまして。ワット・カッカです。 SNSもロム専門、ブログなんてやったこともない。 ネット上に何か記録を残したのは今から十数年前、mixiに投稿した数件の日記だけ。 そんな私がnoteをはじめようと思ったのは、自分のクソみたいな経験や、クソみたいな出会った人々、クソみたいな扱われ方、などなど、一見同情されたり憐れに思われそうなことも、周囲の人に話すとみんな大笑いしてくれるから。 「いや~、私カッカよりだいぶマシだわ!」 「ありえない~!でも面白いからまた何かあったら教え

    • “あの社長”その3 できるママンとバ○息子

      女社長と息子「あれ?カッカさん??あの会社辞めたの!?でしょ~。あの会社にいちゃもったいないと思ってたよ~。あの会社、社長はいいけど息子○カでしょ!?あんなとこ辞めてよかったよ!!」 これはハローワークの鈴木さん(仮名)というおじさんの言葉である。 ある年の年末、2年半パートとして勤めた会社を辞め、雇用保険の手続きをしにハローワークに行ったときに鈴木さんから放たれた第一声である。パートでありながら人事もやらされていた私は鈴木さんと面識があった。 「いやいや!そもそもその

      • “あの社長”その2 小ネタ社長たち

        『引き寄せの法則』というものをよく聞く。 なりたい自分を想像したり、欲しいものを声に出したりするとそれらを引き寄せるっていうあれである。 私の場合、意識しなくても動物全般とちょっと変な経営者などを引き寄せるらしい。 動物はかわいい。動物好きだからどんな動物でも引き寄せられたものはかわいい。子供のころは毎年3~5回はコウモリが家に迷い込んできたし、玄関にウンコが落ちてる!?と拾おうとしたらツバメが寝てるし、実家で化粧してたら鏡の中、私の背後から見知らぬ漆黒のラブラドールレト

        • 洗濯物が乾かなくても、靴が濡れても、雨の日にほくそ笑む悪役な私

          雨の中、包丁を持って裸足で走ったことはありますか? 私はあります。ワット・カッカです。 雨の中包丁を握りしめて裸足で走っていないあなたは確実に私よりいい人生をおくっているのでしょう。自信を持ってください。 雨の中包丁を握りしめて裸足で走る行為は字面だけでも恐怖だし、とりあえず楽しそうではない。でも、私は雨の日が好きだ。 (包丁の経緯はまたいずれ) ……………………………………………………………………………… 以前書いた通り、私は特に恵まれなかった容姿やめちゃくちゃな家庭

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        • あの社長
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        • 私よりマシでしょ
          2本

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          “あの社長”その1 情緒不安定・歌う社長【下】

          序章がまだの方は↓↓↓コチラから “あの社長”その1 情緒不安定・歌う社長【上】 “あの社長”その1 情緒不安定・歌う社長【中】 たったの1年半での退職を決めた。 好かれて重宝されて持ち上げられた1年と、嫌われに嫌われた半年間。 でもいいことが一つだけあった。社長のいじめともとれるようなわかりやすい嫌がらせや私外しが横行していたころ、生まれて初めて食欲というものが無くなった。そして会う人会う人に「痩せた!」「鎖骨がある!」「お客様!お客様はLサイズではなくMサイズで十分か

          “あの社長”その1 情緒不安定・歌う社長【下】

          “あの社長”その1 情緒不安定・歌う社長【中】

          社長はおじいちゃんの割にファッションにこだわりが強く、モード系の一流ブランドから、駆け出しデザイナーのインディーズブランド、海外で一世を風靡したファッションの復刻版など、年の割にオシャレでセンスもよかった。モデルのような綺麗な娘さんもいて、娘さんに服を買ってあげるのも楽しんでいた。 そして次から次へ買う服がクローゼットに収まりきらなくなったり、娘の好みに合わなかったりすると、「これは○○にに合いそうだ」「娘が受け取ってくれなかったから△△さんに上げよう」と太っ腹なところもあ

          “あの社長”その1 情緒不安定・歌う社長【中】

          “あの社長”その1 情緒不安定・歌う社長【上】

          無事、ギリギリの出席日数で専門学校を卒業し、何とか雇ってもらえたA社に本格的に勤め始めた。 一番初めに教わったこと、それは「朝礼ではとにかくメモを取って!別に聞いたことを記録しなくてもいいから。何ならうんうん頷きながらペンを動かしてればいいから!」と従業員全員お揃いのメモ帳を渡されながら言われた。 そして、採用されてからこれまで会ったことの無かった社長と初日の朝礼で初対面である。(大企業ではない。零細企業なのに職場の近くのマンションに“社長室”を借りており、社長夫婦で籠って

          “あの社長”その1 情緒不安定・歌う社長【上】

          “あの社長” 序章・就活

          就活って何?おいしいの?北関東から上京し(実際には上埼、ぎりぎり埼玉。アパートの屋上から東京は見えた。)、昼働きながら夜間の専門学校に通う貧乏学生だった私は、就職活動というものがどういうものなのかよくわかっていなかった。 周りはほぼ年上ばかりで、すでに正社員として働きながら学校に来ている友人や、昼間アルバイトしていた会社にそのまま就職が決まっている友人、才能にあふれていて学生でありながらすでにフリーで活躍している友人などが多数をしめていて、「就職先どうする?」なんて会話もな

          “あの社長” 序章・就活

          あの社長たち(その他大勢)

          自己肯定感の低さ私は何せ自己肯定感が低い。 うん十年前のナンバーワンホステスの母と、体格もよく比較的モテていたらしい彫りの深い公務員の父、どちらもパッチリ二重の間に生まれたにもかかわらず、まるで歴史の便覧に必ず乗っている「平安時代の人々」のお手本のような顔が出来上がってしまったのだ。 いや、便覧に乗っている平安時代の人々は主に貴族だ。貴族に失礼だ。いわゆる弥生顔だ。弥生族の中でもブスの部類だと思う。 女の子なのに体格のいい父に似てしまい顔も大きく肩幅も広く。なのに手の小さ

          あの社長たち(その他大勢)