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いらないバッグを手放して新しいバッグをお迎えしちゃった👜新しいバッグをお迎え編


私は衣装持ちならぬ鞄持ちで、まぁまぁな数のバッグを持っているんだけど、先日仕事用のバッグが駄目になってしまったので、いらないバッグを売って新しい仕事用のバッグを手に入れた。

これまで今あるバッグの整理やいらなくなったバッグを手放したときのことについて記事にしてきたので、今回は新しいバッグをお迎えするときに考えたことを記録しておく。

今あるバッグを整理した記事はこちら↓

いらないバッグを手放したときの記事はこちら↓


仕事用バッグが欲しい

仕事用に使っていたバッグの持ち手がボロボロになってしまい、あらゆるところから糸が飛び出てしまっていたので、新しいバッグを新調することにした。

同じバッグを買いなおしてもよかったけど、私の頭には1つのバッグが浮かんでいた。BONAVENTURAのミアトートバッグだ。

実はミアトートバッグが欲しいな、と思い始めたのは最近のことではなく、数年前にBONAVENTURAでフラグメントケースを買ったときから、なぜかわかりないけど、ときめくバッグだと思っていた。

ちなみにこのとき買ったフラグメントケースは今でも愛用しているんだけど、私の不注意で一度洗濯してしまったことがあるにも関わらず(!)、現在も綺麗に使えている上品なのに頑丈な一品だ。

そもそもバッグに何を求めるか

仕事用バッグに限らず、私がバッグに求めるものはなんなのか。少なくとも今あるバッグと同じ特徴を持つんだったら新しいバッグを買う必要はないし、処分したバッグと同じ特徴を持つんだったらそのうち使わなくなってしまう。

今あるバッグを整理したときや使わなくなったバッグを処分したときに気づいたことからまとめると、私がバッグに求めているものはこんな感じ。

・小さいバッグにときめくけど、ある程度容量がないとやや不満→日傘や水筒が入れられる容量が必要
・ハンドバッグは両手が開かないのでやや不便→物の出し入れがしやすいような構造(蓋が開けやすいとかファスナーがないとか)でなければ、ショルダーストラップが必要
・重いと使うシーンが限られてしまって使用頻度が減る→毎日使うなら軽さも大事
・スムースレザーは汚れが気になって使用頻度が減る→汚れや傷が目立ちにくい丈夫なバッグ
・ベーシックでないカラーは服に合わせにくくて使わなくなる→どんな服にもしっくりくる使いやすいカラー

私が好きなキーワードは?

先日、自問自答ファッションで同じみのあきやあさみさんの講演会のアーカイブを拝見し、ワークとして自分が憧れるワード、好きなワード、しっくりくるワード、違和感があるワードを分類してみていた。

ワークではたくさんのワードを書き出してみたけど、いくつか抜粋してみるとこんな感じ。

あこがれ:洗練、本質的、潔い、意外性、綺麗、ミステリアス
好き:クラシカル、繊細、職人の技、上質な、しっとりした、ファンタジー、植物
しっくり:ベーシック、知的な、実用的、機能的
違和感:奇妙な、奇抜な、強烈な、破壊的、鈍感

ここでBONAVENTURAのコンセプトを見てみる。

BONAVENTURAが常に大事にしているのは、美と機能性の共存。
タイムレスで洗練された美しさ、そして細部に至るまで磨き上げられたファンクショナリティ。

ヨーロッパ最高級の素材と細やかな感性から紡ぎだされるデザインとの融合が
BONAVENTURAのアイデンティティです。

身近なモノを上質なものに変えたら、いつもよりも幸せを感じられる。
その幸せを創造する存在でありたいという願いが、
イタリア語で"幸福"を意味するBONAVENTURAという名前に込められています。

公式ホームページより

私の「好き」と「しっくり」のワードと親和性が高くないだろうか?もしかしてだけど、だから言語化する前からなんとなくときめいていた…?

試着をしてみる

幸いなことに我が家から最も近い都市部にはBONAVENTURAの店舗があるので、勇気を出して試着をしてみた。

始めて持った感想は、思ったより軽い、だった。本革のバッグはザンケッティのアムレットのイメージがあったので、かなり重いのではないかと思っていたんだけど、比じゃないくらい軽かった。アムレットは金具部分が結構多いからかな。

シュリンクレザーのシボが美しく、汚れや傷も目立たなさそう。製造工程で汚れや水が付きにくい加工をしているそうで、ちょっとした雨であればそこまで水染みを気にしなくてもよさそうだ。

色はブラックももちろん素敵だったけど、トープにかなり惹かれた。柔らかさがありつつも、グレージュより落ち着いた色味でシックで上品な印象になる。

マチもしっかりあって荷物も十分入るし、上部が開いているので物の出し入れも簡単。付属のショルダーストラップを付ければ肩にかけることもできた。

試着時点で私がバッグに求めていることをほとんどクリアしているように思われた。

バッグにどこまでお金をかけるか

とはいえ、非常に高価なものであることに違いないので家に帰ってかなり迷った。通勤バッグにこんなにお金をかけてどうするんだろうという私と、最近大変だったし自分を鼓舞する意味も込めてときめきバッグが欲しいという私の2人が脳内で戦う。

いくつかの自問自答と自分への言い訳の末、結局買うに至った。

①一時的な物欲ではなく、数年前からときめきを感じており、お金があれば欲しいと思っていたバッグだった。

②自分が好きな要素と似合う要素を兼ね備えており、長く持てそうな上品かつ丈夫で実用的なアイテム。通勤以外にも使える。

あとメリー・ポピンズもこういう上品かつ実用的なバッグを持っていそうなので、一部なりたいの要素も兼ね備えている(彼女の場合はワンハンドルで蓋付きを持ってそうはあるけど)。

メリー・ポピンズについての記事はこちら↓

③似たような安価なバッグを購入することもできるが、良いものを長く使いたい気持ちがあり②から長く使えると判断。デザイン的にもシンプルで流行り廃れのない形。 

④どうせ高価なバッグを買うのであれば、お出かけのときだけ使うものでなく日常的に使って毎日自分の気持を上げれた方がコスパがいい。

⑤ちょうど春からチームリーダーを任されており、その決意も込めて。残業代がめちゃくちゃ出ていて資金もあるので。昇給もしたので。

⑥貯蓄と投資は別にきちんとできている。

⑦仕事も大変だし、流産して辛かったし、そんな中よく頑張ってるよ自分!(これってもしかして演歌バッグ…?)

言い訳のオンパレードな気もするけど、きちんと欲しいバッグについて整理し、好きな理由を言語化して考察し、試着で使用感も確かめてるので、勢いではなくちゃんと考えて買ったと言えるのではなかろうか。

使ってみた感想

1か月ほど使ってみたけど思った通り使いやすいバッグで満足。必要なものがしっかり入るし、出し入れもしやすい。私の服のテイストとも合う。

このバッグを持つと、やる気の出ない朝も少しだけ背筋が伸びる気がする。

持ち手に日焼け止めがつくのが嫌なので、最近スカーフを巻き始めた。

最近気がついたけど、私って緑が結構好きみたい

シルク100%(上品)かつボタニカル柄(植物)を選ぶあたりに私の好みが出ている。スカーフによってかなりバッグの雰囲気が変えられそう。秋冬は違うスカーフに変えてみようかな。シンプルだからカスタマイズが映える。

夏場の汗対策に良さげなハンドルカバーもGETしたので、気分に合わせて使い分けたい。

これから使っていくうちに、新たな発見があったり、工夫しがいのあるところが出てくるんだろうけど、それが楽しみ!

思い返してみたら、昔から自分でカスタマイズできるアイテムが好きだな。今後の自問自答に活かせそうな気がする。

自問自答ファッションでいうところの自己紹介バッグとかではないのかもしれないけど、自分の好みだったり、求める要素を自問自答して納得のいく買い物ができたという記録でした。

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