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【イベントレポート】キリンビール大学予備校”至極の一本”byクレイジータンク

さる12月8日(日)都内某所にて、このようなイベントが行われていたのはご存知だろうか。

そう、あのよくわからない集団、
クレイジータンク× AtoHiromiさん(以下、ヒロミさん)のイベントである。

ヒロミさんは、Twitterやnoteでお話するようになり、私の仕事とヒロミさんの仕事(法律系)がリンクする部分があり、いつかお話したいなーと思っていたら、note 酒場でお会いすることができ、でも時間足らずで終わってしまったので、機会があればまたお会いしたいと思っていた方だった。

そんなヒロミさんがこんなnoteを書いていた。

”何か”に出会える日本酒体験

このnoteを読んで、ぜひヒロミさんのおすすめする日本酒のお話を聞いてみたいと思い、家庭内調整×調整×調整(母が出かけるって大変だ。)

その結果、無事にイベントに参加したので、今日は泣く泣く参加を諦めた方のためにもレポートを書きたいと思う。

しかし、事前に断っておくが、クレイジータンクのイベントというのは、言葉では言い表せない、その場で体験することにこそ意義がある。というように言語化しづらいイベントなので、その辺はお読みいただく皆様の脳内補完力でどうにかしていただきたい。

では、レポートいきます

会場は謎めいた小屋?だった。
本当にここ?と会場の前を数回素通りした。

勇気を出して中に入る。

見たことのない形をしたライト
それはそれはステキだった。

よくわからないんだけど、
アートってこういうことをいうんだろうな。

暗がりで正座した。

日本酒のお食い初め」をするらしい。
うん、あやしい。

でも、大丈夫だった。
いたって真面目な会だった。

円座に座って
日本酒についてのお話を聞いた。

ヒロミさんが今回選んだのは、
東京の酒蔵のお酒だった。

伝統×革新
というテーマにちなみ、
同じ酒蔵で造られた
古くから伝わる純米酒と、
新しい純米酒を選んだ。
という説明と共に、
米と水だけで作られた
お酒が振る舞われた。

クレイジータンクの竹鼻さんが
こんな話をしていた。

あえて儀式っぽく演出することで、
少しの緊張感を生み出し、
その中で至極の一本を楽しむことによって
集中した状態で、
目の前の日本酒を向き合う時間を作った。

その結果、
この時間・空間を体験した者たちは
日本酒の味だけでなく、
その可能性や感動を忘れることはない。
1つの食べ物や飲み物と
真剣に向き合う体験は、
今の情報過多の時代において、
とても大切なことなのではないか。

(というようなことを言っていた気がする。違ってたらすみません!)

THE 没入感

暗い中、神経を集中して飲む一口。
二つの日本酒の味は全く別物だった。

口に含むと、日本酒の薫りが広がった。
まさに、五感で感じた瞬間だった。

”美味しい”

手軽に何でも食べれる時代に
この一口を味わったことは
貴重な経験だったように思う。

あの一杯を私は忘れない。

至極の一本に合わせた
献物も振る舞われた。
やはり?もちろん?
オオゼキ印だった。

全品オオゼキ調達という話を聞いて、
すっかりオオゼキイベント
と、勘違いしてしまったが、

今回のテーマは至極の一本である。

ヒロミさんが熟考した末に選んだ一本
(正しくは2本)はこちら。
豊島屋酒造(東京都東村山市)

金婚 純米酒
屋守(おくのかみ) 純米無調整

どちらも飲みやすく美味しかった。
金婚は幼い頃父が飲んでいたお酒の匂いがした。
屋守はフルーティーで酸味もあり美味しかった。

日本酒を味わった後は、
今回のイベントに併せて開発されたという
革新的な一品。
黒ヒールが振る舞われた。

前回飲んだのはヒール(ラガー)
今回は全くの別物だった。

個人的には黒ヒールのほうが好きだなぁ。

コクと深みが相まって、
本当に新しい飲み物を飲んでいる感じがした。

というか、
冷静に考えて、
イベントのために新しい飲み物作るって
やっぱりどうかしてるよね。

ヒールに合わせた美味しいおつまみも
やっぱりオオゼキ印だった。
コーヒーだからチョコが合う!

そして、ヒロミさんから自宅で楽しむお燗の方法もレクチャーしてもらった。(ヒロミさんはおかん名人という有資格者であった。)

おすすめは、なんとティファールダイレクト!
おかんメーターなるものがあるそうで、これで温度をみながら燗(かん)を付ければ良いそうで…

そういうの教えてもらえるとハードルが下がる!

ビギナーとしては、日本酒って一本買おうと思うと量が多い。
どれを選べばいいかわからない。
保存方法をどうしたらよいのかわからない。

などなど…正直ハードルが高い。仕事の付き合いで飲む(ビジネス日本酒しか)嗜んでこなかったので、自分から開拓したこともなかったけれど、これはちょっと人生損しているのでは?と思ったりした。

みんなでワイワイ歓談中、「白と黒の対比に意味がある」という話がでた。ちょっとまって、白と黒…伝統と革新…を意味していると。

あれ、ちょっとまって…

やっぱりー!白い服と黒い服来てる!なんだーこれにも意味があったの!
などなど、後から後からいろんな事象が混ざり合って出来上がっているイベントだということを感じるイベント。

それがクレイジータンクのイベントの楽しさだと思った。

そしてヒロミさんや一緒に参加しているみなさんとの楽しい会話で盛り上がりすぎて、途中からこれは親戚の集まりにきているのか?という雰囲気になったんだけど、正直親戚の集まりより楽しいよね〜という一体感を得た。

30代半ばにして、自分は意外に日本酒が飲めるということもわかり(ヒロミさん、教えてくれてありがとう!)新しい世界が広がった。

まさに、「”何か”に出会える日本酒体験」であった。

クレイジータンク次回のイベントもかなりヤバそう。
次はお手伝いすることが決まっているけど、全容は何も知らされていないので、本当に楽しみ。

観覧者募集中とのことなので、クレイジータンクが気になる皆様。
勇気を出してGO!!

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