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はじめてのおつかい:日本酒ビギナー日本酒を買う

2020年、あけましておめでとうございます。

突然ですが、昨年、日本酒に目覚めました。
きっかけはこのイベント。

開かれた日本酒の世界

クレイジータンクの至極の一本イベントにて、おいしい日本酒をいただき、その時はじめて自分が日本酒がいける口だということが判明しました。

30代半ばにして、とつぜん開かれた日本酒の扉。
これまでも仕事上の付き合いで嗜むことはあっても、あくまでビジネス飲酒。自分から日本酒飲みたい〜と思ったことはありませんでした。

でも今回はちょっと違う。もっと飲んでみたい。自分で買ってみたい。そんなことを思うようになりました。

そこで、せっかくならばお正月に義理の実家と実家用に、手土産として日本酒を持っていきたい!と思い立ち、AtoHiromiさんに相談してみることにしました。

願わくば、Hiromiさんと一緒に日本酒を買いにいきたいのだけれども、年の瀬で時間がないので、厚かましくも、日本酒を購入する際のポイントを教えて欲しい!とお願いしました。

【購入したい物】
①夫の実家に双子を預けた際のお礼のお酒
②私の実家に持って帰る(か郵送可能な)お正月に飲みやすいお酒

Hiromiさんからは、追加質問として、
①一緒に飲むメンバーの飲酒の状況
②生活圏内の買い物エリアを尋ねられ、我が家の事情をお伝えした3日後・・・

最高の指南書が届きました。

【おぎさん日本酒購入への道】
《購入おすすめ酒屋》
①通勤ルート駅 ○○酒店
②最寄り駅 ○○百貨店
 ※種類が多いのは『○○酒店』です。

《購入ミッション(手順)》
①季節柄・時期的に『新酒』や『新春』『干支入り』などの限定酒
②家族の出身地(父又は母)のお酒
③ジャケットやネーミングが気になるお酒
④味・タイプで選んだお酒
→実際には、各項目にこれでもかというほど詳細なアドバイスが記入されていますこれを読んだら、どんなビキナーも自信をもって買いに行けるってぐらい、日本酒愛に溢れたお手紙のよな指南書でした。
《購入ミッション総括》
 今回は1人(特定の人)への贈り物ではなく、ご家族みんなで飲むお酒を選ぶミッションなので、味にこだわるよりも、贈る目的・意味(御年賀、御礼)にこだわって選んだ方がよいと思い、こういう手順にしました。
 『新酒』や『干支入り』のお酒はこの時期にしか買えないのでオススメしたいと思います。
 また、おぎさんが手順に従って贈る相手を思って考えて選んだことを、一緒に飲みながら説明するとより皆さんで楽しく美味しく飲めると思います。

 なんということでしょう、このアテンド力!!
そうか、こんな風に考えてみればよいのか!「干支で選ぶ」「出身地で選ぶ」なんて思いもよりませんでした。目からウロコです。

そして、私の生活圏から導き出されたビギナーにも買い物をしやすいお店のチョイス!

指南書のおかげでパワーアップした気持ちになり、仕事帰りに酒屋さんに寄ってみることにしました。

これまでは酒屋さんにいっても、自分で選ぶというよりは、店員さんにお任せするばかりだったので、今回は自分で選ぶぞ!という意気込みで大人の「はじめてのおつかい」を実行することにしました。

酒屋さんに行ってみよう①

まずは、 はせがわ酒店

店舗前で、おめでたい感じの茨城県の来福酒造株式会社の特設コーナー発見。

「来福」なんと縁起のよい名前でしょう。そんなことを思っていると、販売員さんに「何かお探しですか?」と声をかけられました。

今までだったら、聞いてもよくわからないしな。と、必要に応じておすすめを教えてもらって買って終わり。だったけれど、今の私はちょっとちがう!

「実家に帰省する際の手土産を探しているんです。」と話してみると、「試飲されませんか?」のお誘いを頂いたので、試飲してみることに。

うん、どれも味が違う!分かる!味が違うの分かる−!と感動しつつ、店員さんに何が違うのかをレクチャーしてもらいました。

大吟醸と吟醸のちがい。純米のつくつかない。生酒と火入れのちがい。原酒と加水のはなし。アルコール度数の話。…めちゃめちゃ奥が深い。

知識をつけた状態で飲んでみると、より違いを感じるのが面白いところ。そんなことを感じながら、美味しいと思った1本を購入することに決めました。

私が購入したのはこちら!
「来福 大吟醸 雫」

とってもフルーティーで飲みやすい!しかも限定品の言葉に、これしかない!と購入を決意。実家への手土産を購入ミッション完了!無事、第1目的を達成したのでした。

初めてのおつかいがうまくいったので、気を良くした私はその勢いのまま酒屋さんのはしごをすることに!

酒屋さんに行ってみよう②

続いてむかったのは、東急百貨店のお酒売り場。
こちらでは、金沢の株式会社福光屋さんがフェア開催中でした。

こちらにも、とても気さくな販売員さん。「何かお探しですか?」から始まり、「試飲しませんか?」とのこと。

このあと、私は双子を迎えに行くわけですが…「はい、できます。」とばかりにこちらでも試飲を。加賀鳶のシリーズをいただきました。こちらも美味しい。スッキリしていて甘くない。

きっとこれをキレ味のある辛口って表現するんだろうな〜。なんて思いながら、色んな種類を試飲させてもらったのですが、わかったことは値段ではない、自分の好みの味がある。ということでした。

試飲しつついろんな話をして選んだのは…ビール党の義理の両親にも喜んでもらえるのではないか?とのことから、キレ味のある辛口のこちらに決定!見栄えもよし!

加賀鳶 限定蔵出 純米大吟醸 (木箱入り)

こうして、無事にはじめてのおつかい:日本酒ビギナー日本酒を買う。は完遂したのでした!

日本酒を買ってみて

結果、実家に送った「来福」は、縁起が良いと大変喜ばれ、さらには「驚くほど飲みやすい。おいしい。」「飲みやすさゆえに飲みすぎてしまう。」とのことで大絶賛。気づいたときには瓶は空いていたという…。

両親も、まさかおぎが日本酒飲めたなんてね〜と。美味しい日本酒を家族と共に楽しめて良いお正月になりました。

今までは自分は日本酒はのめない(好きじゃない)と思っていたので、一杯の出会いからこんなにも世界が広がるなんて思ってもみませんでした。

酒屋さんもハードルが高いと思っていたけど、全くそんなことはなく、しかも店員さんがとっても親切。試飲してから購入できるのも良いな〜と思いました。

Hiromiさんのおかげで、日本酒選びから楽しむことができ本当に楽しかったので、また酒屋さんにも行ってみよう!と新たな楽しみも増えました。

きっとまだまだ自分の知らない世界がたくさんある。

ことしも新しい扉を開いていけますよう。
皆様ことしもよろしくお願いします!!

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