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Soichi TERADA / SHINICHIRO YOKOTA - The Far East Transcripts EP

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
OO2ORA(オオゾラ)と申します!

今回はSoichi TERADA / SHINICHIRO YOKOTA 「The Far East Transcripts EP」を紹介していきます!よろしくお願いします!

ロンドンのレーベル[HHATRI (History Has A Tendency To Repeat Itself)]から2015年にリリースされた92年のCDコンピ「Far East Recording」からのリマスター再発盤。日本のハウス・レジェンド寺田創一横田信一郎が手がけた文句無しの激カッコよハウスミュージックが収録された強力すぎる1枚。ライセンス等の利権関係は不明とのことですがこのレーベルはこの後にもこの2人の作品リリースが続いているため、問題はクリアしていると思われます。兎にも角にも最高なんです。

それでは各曲のレビューを始めていきます!

1曲目 Shinichiro Yokota 「Believe In The House」

ザ・多幸感マックスなハウス!!!90年代にこのサウンドを作り出してしまっているShinichiro Yokota氏のセンス…神懸かり過ぎていると言っても過言では無いのでしょうか?!当時のガラージハウスを想起させるような音の上に乗っかる声ネタサンプリング。元ネタはPublic Enemy の「Don't Believe The Hype」というまさかのヒップホップネタというのもアツい。この記事を執筆中にもリピートしているのですが「最高」という囁きが自然と何度も漏れ出してしまう…最高。

2曲目 Soichi Terada 「Moments Of Samples (alternative version)」

言わずもがななド直球正統派ハウス・ミュージック!!!ハウスミュージックの入門書があるとするならばこれはマストで記述されなければならないトラックなのでは無いでしょうか?!ド頭からInner Life 「Moment Of My Life」そのまま使いの展開からの尺八?サンプリングで和テイストも盛り込む…和洋折衷の豪華すぎる音のオードブルが完成してしまいました。胎児に聴かせればその後活発な子に育つこと間違い無しなエネルギッシュなトラックです!

3曲目 Shinichiro Yokota 「Do It Again」

多幸感控えめ…しかし確実に脳内のダンス細胞を刺激してくるトラック!A面の日向坂もびっくりなハッピーオーラ満載なトラックからは一転し、8bitな音から静かに展開していくハウスミュージック。ポケモンのシオンタウンに訪れた際のBGM(この例え前も使った…)をハウスミュージックに仕上げ、陰鬱さ取り除き、静かながらも確実に踊らせてくれるトラックです。

4曲目 Shinichiro Yokota 「Do It Again (Fabio Monesi Remix)」

3曲目をイタリア出身のプロデューサーFabio Monesiがジャジーなディープハウス風味にリミックスしたトラック!お洒落すぎるジャズエッセンスに加えて展開されていくパーカッションがラテン、トライバルノリをちょい足ししてダンサブルに仕上げてくれています。レーベル公式で出されたMVが謎に三船敏郎推しててブチ上がりです。


といった感じで今回はSoichi TERADA / SHINICHIRO YOKOTA 「The Far East Transcripts EP」をレコメンドしていきました!1枚を通してとにかく最高なんです。なおこの作品発売後の同年2015年にはFar East Recordingのベスト盤的なコンピも発売しているので気になった方は是非チェックしてみてください!

今作はデジタル配信がない模様なので気になった方は死ぬ気でディグってみて下さい。(他人事)2000円弱で売買されていることが多いので気軽に最高の視聴体験ができます。

それではまた次回!

Twitter:@Wassssup_mymen
soundcloud:https://soundcloud.com/a-b-0325

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