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【5泊6日】キャンプワーケーション【限界突破】

皆さまお久しぶりです!中村です!
最近「5泊6日のキャンプワーケーション」というなんだか楽しそうな限界チャレンジをしてきたので、その体験を皆さまにシェアします!

そもそもワーケーションとは

地方ならではの環境で一定期間働くこと。 事業創造、プログラム開発、企業合宿など場所を変えることで成果を高めることや、オフィスの移転先、移住先のお試しなどの利用用途も想定される。
https://japan-telework.or.jp/workation_top/definition/

らしい。
つまり、いったん都会のオフィスを離れて違う環境で作業してみようぜ!なんか気づきが得られるかも知れないね!という試みである。

とまぁ、ワーケーションという概念に対する理解は皆さまもお持ちだと想像するのですが、実際にワーケーションやったことある人って実は少ないのでは?
ましてや、ただのワーケーションではなくキャンプワーケーションで、しかもそれを5泊、かつ複数人でやるって、、、ナニソレ合宿?という体験をした事がある人はそう多くないと思います。(というか日本初なのでは?)

なぜやろうと思ったかというと、
「立ち話をしている間にふと思考が整理できた」とか
「全く別のランダムトークをしているときに新たな着想を得た」とか
狙いとしてはそういう類のものです。

長野県は蓼科に赴き、デザイナーが新たな着想を得たりディレクターが違う切り口のアイディアを味方にできれば良いな、という実験的な目論見がありました。

もう少し本音を話すと「仕事終わってそっこーキャンプ出来たらいいね!!!」という至極アホらしい発想も胸に抱えていたのも事実です。


❏ 環境

  • 期間:2022/04/17 − 2022/04/22

  • 場所:TINY GARDEN 蓼科 Camp Lodge & Cabins
    長野県は蓼科、蓼科湖の近く。
    屋根付きキャビンを一棟レンタル、基本は野営テント。

  • ワークステーション付き※要予約

  • 7:00−22:30で利用可能な入浴施設有り

  • 人数:4名(代表オタさん、デザイナー仮屋、インターン・ニラ、ディレクター中村ヌッキー)

  • 気温:昼間は15℃前後、深夜は0℃前後

我々は「ソログルキャン」というソロテントを集合させる布陣で挑んだ。
夜はナイトスクリーンも。
キャンプの神様、デザイナー仮屋。
ワークステーションはこんな感じ。
プライベートな空間だったので商談もこちらで行えました。

❏ 一日のルーティン

  • 06:00 起床
    蓼科湖を4周ランニング(5km)

  • 08:00 朝ごはん
    (炊きたてご飯と麻薬卵)

  • 10:00 午前の部
    (朝PC持ってベースキャンプを離れるのは新鮮でした)

  • 12:00 ランチ
    @タイニーガーデンのカフェ(ランチがマジうまい)

  • 13:00 午後の部
    (午後がマジで気持ちいい)

  • 19:00 勤務終了
    (ワークステーションは予約制なので強制終了)

  • 20:00 夕食
    (毎晩自炊、ベリーウマーバ)&酒盛り

  • 22:00 入浴
    (入浴施設があるキャンプ場でした!!最高!)&酒盛り

  • 24:00 就寝 &酒盛り

基本的なスケジュールはこんな感じでした。
サラッと書かれるとそうでもないですけど、実はめちゃくちゃにハードな内容でした。朝6時起きでランニング、朝食を用意して食べて洗い物して始業、ランチして終業したら即夕飯作り、風呂入って酒のんで寝る。
子育て世代のママパパはこれくらいハードなんだろうな…もっとハードか…?!

我々は黄金の朝食を生み出しました。
最終日の豚の角煮は別格でした。
作 デザイナー仮屋
中村シェフの贅沢カルボ
中村シェフの絶品たらこパスタ

❏ 得られたもの

  • 偶然の出会い
    このキャンプワーケーションでの1番の収穫と言っても過言ではない、思ってもない収穫でした。設立数ヶ月のキャンプ周りのクリエイティブエージェンシーを立ち上げたお二人と薪割り中に仲良くなり、時には一緒のワークステーションで作業しながら、夜は同じ湯船に浸かり情報交換などをしました。お互い東京にオフィスを構えている同士だったので、東京でも会いたいねーなんて話をしました。
    余談ですがキャンプ好きってこころなしか「好奇心旺盛」「優しい」「凝り性・こだわりがある」人が多い気がするので、基本誰とでも仲良くなれる気がします。

  • 限界突破力(体力)
    ぶっちゃけ、自宅の睡眠環境に比べると当たり前ですがいつもより質の良い睡眠を取れてるとは言えない中、朝イチのランニングから始める一日は想像以上にきつかったです。しかもそれが5泊…。聞く人が聞いたらアレルギーでぶっ倒れるかも知れません。
    途中、土砂降りもあり「え、何これ何の修行?」と思いながらも、底抜けに気持ちがいい蓼科湖の外周を走っていると何だか楽しくなってくるみたいな、まるで謎な1週間でした。
    ダイエットやボディメイキングもそうですが、物理的に何かを達成するととっても精神的に楽になりますね。まじでしんどいですけど、まじでオススメです!

  • ウェットな関係
    会社のメンバーで5泊もすると、隠したくても隠しきれない一面を、知りたくなくても知れます。
    本当に眠くて眠くて仕方ない状態でフラフラな状態で皿洗いしてた姿を会社のメンバーに見られたり、逆に朝弱いメンバーを叩き起こしたり、なんだか懐かしい日々を思い出しました。
    昨今は働き方改革とかコロナで直接的なコミュニケーションが減る中、社会的にはドライな関係性が好まれますが、逆にウェットな関係築けてるチームは最強だと思います。もちろんこれをメンバーに強要するのは違うし、これを正にするのは違うと思いながらもとても価値のある関係性を築けたと思います。

  • タスクマネジメント(仕事編)
    ワークステーションが19時までの予約だったので、強制的に19時に終わらせる必要があります。これは私の良くないところですが、どうしても普段は自分が1番楽なやり方でタスクマネジメントしてしまうので、定時を忘れてしまうこともしばしば。強制的なシャットアウトは、昼間の生産性を爆上げするとともに、日常のタスクマネジメントのやり方を見直すいいきっかけになりました。
    (どうしても19時以降パソコン開かなきゃいけないシーンもあったけど。)

  • タスクマネジメント(生活編)
    「明後日洗濯物をしに街に出るときに、買い出しで必要なものをリストアップしよう」
    「最終日の朝は雨が降るらしいから、1日前に撤収してラストナイトはキャビンの中で過ごそう」
    「このご飯食べ終わったら、いったん洗い物運んで、お風呂はいってから洗い物しよう」
    などなど、普段の生活だったらそこまで緻密に計算しなくて良い動線を考えなくてはなりませんでした。今思うとこれはUI/UXを考えるときのシミュレーションにつながっている…気がしないでも無い。

偶然の出会い!
お風呂に忘れたタオルを持ってきてくれてありがとうございました!
19時以降ミーティングする場合はこうなる※この時は社内のミーティングでした。
薪割りタイム

総じて、中村個人としても、チームFunTechとしても一皮むけた楽しい楽しい過酷な♡ワーケーションとなりました。
夜はすぐとなりに鹿がいたり、晴れると八ヶ岳の山脈が透き通った空の向こうに見えたり、美味しい地のものを食べられたり、ヤギと触れ合えたり、バケーション要素も思う存分味わえました。
制約と誓約の話で言えば、いい感じでバランスが取れていたかも知れません。

ヤギと中村

❏ 気になる、かかった費用…

最後に、気になるかかかった費用をご共有します…

  • 滞在費:152,000円(4名、5泊)
    ※ワークステーションと屋根付きキャビン含む

  • 食費:70,000円

なんと計23万弱…!交通費や車の燃料費を含めると25万くらいになります。
25万円の価値をこれから回収していこうと思います!!!!

それでは!

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