和助

わすけと申します。 そわそわとする気持ちを抑えきれずに、平穏な日々を送りたいものですが、どうしようもなく揺さぶられたときによく現れます。

和助

わすけと申します。 そわそわとする気持ちを抑えきれずに、平穏な日々を送りたいものですが、どうしようもなく揺さぶられたときによく現れます。

最近の記事

今年はお世話になりました。

2023年ももう終わり。 高熱年越しから始まった2023年。3月には初スノボに行ってあばらを痛めたりもしたけど、全体としてはいい1年だった。 何がよかったかというと、とにかくやりたいことが増えた。 ゲームや読書はいつでもしたいから置いておくとして、フランス語やドイツ語、その他いくつかの言語に興味が出てきた。もちろん英語もだが、言語を学ぶ、特に音を学ぶ、ということがものすごく楽しい。英語を学び始めたころに感じていたはずの楽しさや難しさをまた感じられている。 他にもプログラ

    • いつかの僕へ

      noteを書き始めて今月で6ヶ月、つまり半年が経過するらしい。ここ最近は月に一本投稿するようなペースを保っているが、始めた当初に比べると頻度が落ちたのは明らかだ。 最初に投稿した記事でも書いたように、人に見られる文章を書くのが苦手なのでこれでもよく続いている方だと思うが、文章を書くことの難しさを改めて感じる日々だ。 今も途中まで書いてみて言いたいことをまとめきれなくなった下書きが何本もある。そのどれにも書ききれなくなる共通する原因がある。 ひとつはやはり言葉をキレイにま

      • 感情はナマモノ

        「感情はナマモノだからね」 中学校の担任がよく言っていた。 中学を卒業して10年以上が経過した今の自分でも、感情の取り扱いは難しい。制御が難しいようにも思えるが、その実、制御が効きすぎているように思える。 素直に感情を表に出すのはすごく難しい。 ナマモノ、になぞらえて例えるなら、感情をそのまま出すということはあまりなくて、相手に不快感を与えないように、と自分の気持ちを加工する。この加工の工程を挟むことが感情の制御といえるだろうが、加工している間に鮮度は落ち、ときにはい

        • カミングアウトは誰のものか

          自分のセクシャリティをできるだけ軽やかに話すようにしている。 それ自体は特に大事でもないかのようにさらっと。 事実、僕にとってはもう大して重要なことでもなくて、職業柄、まあ啓蒙活動というか、理解促進というか、そんな気持ちでいる。 別に必要がなければ言わないけれど、結婚しないの?とか彼女いないの?とか話の流れが恋愛や家族観に向いたらすぐ話す。 大抵の人は、こちらが深刻そうでなければ深刻そうに対応はしてこない。 興味をもってあれこれ聞いてくれる人、周りにいないからよく知ら

          バカにしたものが人生から抜け落ちる

          ブサイクなのによく堂々としていられるな。 よくあんな服装で外を出歩けるな。 よくそんなことを言えるな。 間違えるなんてダサいな。 夢中で何かをやっている顔はブサイクだ。 その程度のことしか出来ないのか。 人の気持ちが考えられないんだな。 思い込みが激しいんだな。 周囲に気配りができないんだな。 そんなことを思う。 いつも思う。 自分もブサイクじゃないか。 自分もセンスがないじゃないか。 自分もそういうことを言っていないか。 自分も間違えるのに。 自分はきっと夢中の時

          バカにしたものが人生から抜け落ちる

          怪物③依里が好きなんです

          さすがに「怪物」3本目の投稿ですが、やっぱり注意喚起はしておきます。この文章はネタバレを含みますので絶対に怪物観てから読んでくださいね。怪物観た?まだ? 今回もネタバレ込みではあるけれど、趣味丸出しで星川依里(柊木陽太くん)の良さを書いていくよ。湊(黒川想矢くん)も好きだけど好き度で言えば依里がメインだよ。 では本題。 「怪物」は麦野早織(母)、保利先生(担任)、麦野湊(渦中の子)のそれぞれの視点を通して見え方の違いを描いた作品といえるが、どの視点においても依里が事実を掴

          怪物③依里が好きなんです

          怪物②

          怪物について書くやつの②です。 引き続きネタバレになる要素を含むので、もしこれを読んでいただけるなら是非映画を観てからにしてくださいね。 前情報を入れずに観た方が面白いのは保証します。 今回は映画の内容に触れていきたいと思う。(前回も触れてはいたけど) ネタバレ込みなので前提の確認は省かせてもらうけれど、みなさんは「怪物」を見つけましたか? 僕は映画を観る前に公式の情報すらほとんど見ていなかったために怪物探しこそしなかったものの、母の視点では保利先生をおかしな人物と認識

          怪物②

          怪物①

          映画「怪物」観ました。5回も。 これまでは同一映画の劇場視聴最高記録は2回だったのでなんと倍以上。あれまあ。 そんなこんなでいっぱい観て書きたいことだらけですので何回かに分けて書いていくよ。 がっつりネタバレになるのでまだ観てない人は興味なくてもとにかく観てから読んでね。和助との約束だぞ! ここから本題。 初見時、怪物を観ていて思ったのはとにかく 「なんかチクチク刺してくるじゃんか。」 ということ。ストーリー的な話は後回しになるけれど、今回はこの話をさせてほしい。

          怪物①

          なんかもやっとしてたのよ

          はじめに、この文章、というよりこれから私の書く文章すべて、は学術的なものではなく、また商用のものでもないので誤りを含む可能性が大いにあることを断らせてほしい。また、別に結論とか主張のないことも多いでしょう。 これは僕が現在まで僕個人としての人生を歩んできた中で得た経験に基づいて書かれるごく個人的な文章です。 そうならないような豊かな経験と配慮が僕の中に存在することを願ってやまないが、もし万が一この文章を見て傷ついたり不快に感じたりした人がいたらぜひそれを教えてほしい。言わ

          なんかもやっとしてたのよ

          やわらかな自意識をまとって

          現在6月28日午前3時をまわったところ。 こんばんは。 6月18日に映画「怪物」を観てからというもの、全然寝つけない。考えることが多すぎる。「怪物」に触れて書かれた他の人のnoteを読んでからというもの、さらに寝つけない。よい作品は人に多かれ少なかれ影響を与えるとわかってはいたが、影響されて思わず自分のnoteアカウントを作成して文章を書き始めるに至ってしまった。 すぐにでも「怪物」について書きたい気持ちはあれど、それはまた次回にして、noteを始めることについて少し書い

          やわらかな自意識をまとって