学びマニアの私がこだわったアトツギファーストのリニューアル
オンラインコミュニティ「アトツギファースト」を、11月から大幅にリニューアルします。
コホートベースモデルという学び方
今回一番こだわったのは、「仲間同士で学べる」というスタイルです。
「コホートベースモデル」というアメリカを中心とする最先端の学びのスタイルを採用。といっても非常にシンプルかつ原理的です。
Udemyなどの一般的な動画教材の修了率は著しく低いそう（7%程度）です。これはデータにも出ていますし、私自身もセールでたくさん買いますが、恥ずかしながら完走したことがありません。本にしてみたって、どれだけの積読が誕生しているでしょうか。
一方、このコホート学習では、修了率が格段に上がるのです（約75%)。それは仲間と一緒だからです。
独学は理想
コンテンツが世の中にあふれ、無料でも取れる中で、やる気のある人たちはこう言います。
「塾もコンサルも必要ない。全部自分でやれ！」
これって真理なんですけど、難しくないですか？よほど好きな領域ならまだしも、私は一人では出来ないことの方が多かったです。
どこに行ってもコンテンツに大差はない
私は、学びは投資だと考えていて、たくさんの時間とお金を費やしました。大学を出てからも、社会人大学院（グロービス経営大学院）で学んだり、海外のビジネススクール（クイーンズランド大学）にも行きました。加えて、関西大学と関西学院大学大学院での講師もさせてもらっています。そして、近畿大学の博士課程に在籍している、学びのマニアという自負があります。そこでわかったのは、コンテンツの中身には実はそんなに大きな差はないということでした。ほとんどの内容が書籍化されていますし、簡単に手に入ります。なんだったらYouTubeにもあります。
違うのはメンバーだけ
そんな、本やUdemyで数千円で手に入る知識を、なぜ数百万円もかけて学ぶのでしょうか。 1番の違いは、色んな試験だとか、時間的な投資だとか、お金を投じる覚悟だとかを持ったやる気のある仲間がいることでした。コミットを持った人たちが集まり切磋琢磨するから、学びは深まるのです。グロービスには、大企業やベンチャー、中小企業から現状を変えたい人たちが数少ない余剰時間を切り盛りして貪欲に学びにきていました。クイーンズランド大学には世界中からキャリアアップやオーストラリアでの就業、国際機関での活躍を目指して学びにきていました。彼らと話す時間そのものが貴重でした。
そして、残念ながら、自分がコミットせずに得られる学びはほとんどありませんでした。聞いているだけ、見ているだけで身に付くコンテンツは、いくらお金を払ってもありません。どれだけ自分の頭で考えて実践できるか以外に身に付くものはありません。かつての私は、ビジネススクール入学を目的化し、入ればなんとかしてもらえると考えていたこともあったのですが、悉くその希望は叶いませんでした。
同じ境遇の仲間とコミットする
アトツギファーストの素晴らしいところは、10年後の飯の種を植えるべく危機感を持った前向きな若手のアトツギたちが集っているところです。今回のリニューアルでは、そんなコミットを持ったメンバー同士が学びのテーマごとに集まっては学び会える仕組みを心がけました。
今、世の中で結果にコミットしている形態は何なのか。それを考えた時に、ライザップや武田塾、プログリットが浮かびました。共通しているのは自分をコントロールするということはなかなか自分1人ではできないということです。それぞれ、トレーナーやコーチが、伴走役を担っています。アトツギファーストでは、その役割を仲間同士にしています。いわばアトツギ同士がコミットし合うライザップのようなものです。これを、アメリカでは冒頭のコホートベースモデルと呼んでいます。
クラスとゼミを新設したリニューアル
「株式の承継」「組織作り」「デザイン経営」「決算書」「MVV」「新規事業開発」。 アトツギの実戦は、学校で習っていないことだらけです。自分一人の低いコミットでやってしまうよりも、同じ課題意識を持ったアトツギ仲間同士でコミットして結果を出した方が早いし、腹に落ちますよね。コンテンツに関しては、市販のものやオリジナルを事務局が精査してクラスにします。1ヶ月で完結するので、興味に合わせて始めやすいです。
もう一つ、「ゼミ」の設置もします。ほとんどクラスと同じですが、メンターやサポート企業などの先人が伴走してくれます。いずれにせよ、少人数で同じテーマを学びたいアトツギが1ヶ月ほど一緒に学んで完走する。これを大事にします。
アトツギ仲間を募集中！！
ただの仲良しの集まりでもなく、何百万もかけるビジネススクールでもない。月三千円で手に入るアトツギにとっての予備校のような存在のアトツギファースト、ぜひご参加ください！
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