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地域特集イベント「これからの多拠点居住」で聞いてみたいこと【小山内の日記】

こんばんは、小山内です。

昨日の深夜枠では編集長の小松崎さんが、7月21日(土)に開催するトークイベントの告知をしていましたね。

・参照:地域特集イベントを開催します【小松崎の日記】

「多拠点居住」と「居場所探し」をテーマにした本イベント。今回は、灯台もと暮らし編集部が兼ねてから取材で足を運んできた青森県十和田市さまと一緒に開催します。

◎参加はこちらから

さて、本イベントでは、一部と二部に別れてトークセッションが繰り広げられます。

・トークセッション[1]「多拠点居住のはじめ方」
・トークセッション[2] 「居場所探しのはじめ方」

一部のトークに登壇してくださるのはこのおふたり。

ヘッドドレスや洋服、アクセサリーなどのブランドを展開する「株式会社menotte(メノット)」代表・松石優美子さん。

さまざまなひとが自由に使えるオープンな交流スペースであり十和田市現代美術館の「街中ライブラリー(14-54 Reading Room)」でもある「14-54 イチヨンゴーヨン」を運営するアレックス・クイーンさん(写真左)。

二部は、再びアレックスさんと、村岡将利さんが登壇してくださいます。

十和田市で株式会社ビーコーズ設立。街の人々が集まれる場づくりにも挑戦中の村岡将利さん(写真左)。

松石さんとアレックスさんが登壇する、一部のトークセッション「多拠点居住のはじめ方」については、私・小山内がモデレーターを努めます。

ですので今日の深夜枠では、「多拠点居住」について、私がイベントで聞いてみたいことを書いてみました。

***

多拠点居住。

考えたことありますか?

私がそれを意識したのは、今の生活拠点である東京以外の、もうひとつの地域を「好きだ」と自覚したとき。

東京で働く。東京で生活する。18歳の頃の私はそう思って、進学と同時に生まれ育った小さな港町を出て上京しました。けれども灯台もと暮らしと出会い、日本各地の地域に足を運ぶようになって、「どんな地域もそれぞれ色がちがっておもしろいなぁ」と思うようになりました。地方出張をきっかけに自分の地元にも関心が芽生えた私は、帰省するたびに地域が発行している新聞を読んだりして地元に関心を寄せるようになりました。

また、私が長年一緒にいる親友の女の子は今はおなじ東京に暮らしています。しかし彼女はもともと地元が大好きなので、「いつかは地元に帰りたい」とよく口にします。私は彼女がいないと人生がとても寂しいので、もし彼女が本当に地元に帰ったときに、自分はどうするんだろう?と、ここ最近は考えたりするようにもなりました。

いろいろ自分の気持ちを書いてしまいましたが、私が今の生活の拠点である東京以外で「関わりが消えたら嫌だなぁ」と思うのは、地元である秋田県能代市。でもだからと言って地元に完全Uターンをするとなると、やっぱり不便な部分もあるし東京の楽しいイベントに行きづらくなるから完全に拠点を移すのはちょっとなぁ……という気持ち。

そんなときに「多拠点」という選択を選べたら、どんなにいいか。東京と地元に拠点を持つという選択は、私の中でひとつ現実味を帯びたテーマかもしれないと思っています。そのときには、私はきっと東京をいちばんの生活の拠点にすると思います。10年後におなじことを言っているかはわかりません。けれどもしばらくは、東京でたくさん働かないといけない気がしています。

トークセッションしてくださる松石さんとアレックスさんはどちらも、十和田市と東京で2拠点生活をしています。またふたりに共通しているのは、東京よりも十和田市での生活の比重が大きいということ。でもふたりは、決して十和田市で生まれ育ったというわけではないんです。

もともと東京でバリバリ働かれていたおふたり。そんなおふたりが、東京を拠点にではなく、十和田市を拠点に東京と関わり続ける「多拠点」を実現するのはどうしてか。また都会と関わり続ける多拠点にはどんなメリットがあるのか。こんなことを、来月のイベントではお聞きしたいと思います。

さいごに

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