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【ぼくらの就活#5】わたしはストリートファイターになれるのか?インターン小山内の悩める就活事情

もとくらインターン小山内がお送りする連載「ぼくらの就活」。

鳥井弘文さん、最所麻美さん、おふたりのインタビューを終えたので、ふたつの取材の編集後記をお送りします。

ぼくらの就活とは?
大学生活の一大イベントである就活は、今後の人生を左右する第一歩だからこそ、個々人の中にある悩みも多種多様だと思います。そんな就活は、「ある時期になると一斉にエントリーをし、だいたい同じ時期に内定を取る」「何十社という会社を受けて何十社と落ちる」というようなスタイルが王道として、何年も受け継がれてきたように思います。

しかし、終身雇用制が機能しなくなり、転職をすることが当たり前になった時代に、就活の王道もひとつではなくなっているのでは?という疑問が浮かびました。この企画では、様々なバックグラウンドを持つ社会人の方々に「自身の就活」を振り返ってもらうことで、「どうすれば自分自身が納得できる就活ができるのか」について、私たち大学生がもう一度考えるきっかけづくりができれば、と思っています。
↓これまでのインタビューはこちら
【ぼくらの就活#1】鳥井弘文に聞く!「だから僕は中国へ行ったんです」
【ぼくらの就活#2】鳥井弘文に聞く!「過程にこそ納得感を持つことが大切なんじゃないか」
【ぼくらの就活#3】最所麻美さんに聞く!「人が集まってくる場所を作りたかった」
【ぼくらの就活#4】最所麻美さんに聞く!「もう一回就活をしたいくらいです」

この企画を始めたのは、そもそもわたし自身が就活生で、どんな就職活動をすることが一番自分自身の納得につながるだろう?と疑問が浮かんだからです。

そこで「もうすでに就活を経験した社会人の先輩にお話を聞いてみよう!」という思い立ったことが原点にありました。


どうやって働きたい?

鳥井弘文さんと最所麻美さんは、とても対照的な就活をしたように思う反面、共通しているところもあります。それは、結局行きたい会社を一社に絞っていたということ。

自分の中の第一希望に説得力を持たせ、あとはそこに向かって一直線という印象でした。自分が感銘を受けた本の著者である社長から経営のノウハウを学びたかった鳥井さんと、人が集まる場所を作りたかった最所さん。どちらもやりたいことが明確だったことも大きな共通点です。

ここで、「じゃあわたしは一体なにをして働く?」と自分自身を振り返ってみます。【小山内のインターン記#1】新聞が今でも信頼される理由は?にも書きましたが、わたしには文章を書いて生きていきたい、という思いがあります。

しかし、インターンを通して文章を書いてお金を稼いでいくことの大変さが現場に出させていただく中で、現実味を増してわかってきた気もします。

どう大変なのかというと、「書く」仕事をする上で、知識がない・文章力がない・考えが浅いなどという自分自身の実力不足をインターンを通してたくさん痛感していることです。

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