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【ぼくらの就活#9】平野太一さんに聞く!就活生は「自分のリンク」を持ったらいいんじゃないか

こんばんは、インターンの小山内です。今週も、【ぼくらの就活】をお送りしたいと思います!

いろんなバックグラウンドを持つ社会人の方々に自身の就活を振り返ってもらうことで、「大学生が自分自身の就活をもう一度考えるきっかけをつくりをしたい」という思いで始まった連載【ぼくらの就活】

今回お話をうかがっているのは、株式会社BAKEで働く平野太一さん。現在は、BAKEの運営するお菓子のウェブマガジン「CAKE.TOKYO」で編集、ライティング、写真撮影を手がけています。

前編では、平野さんの大学4年生にいたるまでの心の移り変わりにフォーカスしてお話をお伺いしました。後編では、そんな平野さんがどんな就職活動をしたのか、ご自身の経験から大学生になにを伝えたいのかお聞きしていきたいと思います。

・参考:【ぼくらの就活#8】平野太一さんに聞く!海外のボランティア活動を通して、自分自身に目を向けるようになった

就活を辞め、インターンを始めようと思った理由

小山内 前回、「大学4年生の夏からインターンのために上京した」とおっしゃられていましたよね。

平野 そうですね、じつは僕大学3年生の頃に周りと同じ時期に就職活動をしたんです。IT業界を受けていたんですけど、どれも落ちちゃって。その落ちた理由も自分なりに考えると本当に行きたいと思った会社がなかったんです。だから面接での質問に対して自分の口から出る言葉も「なんだか微妙だな」、と思いながら話していました。

小山内 行きたいのかわからない会社の志望理由考えるのって結構精神的に消耗する気がします。面接って、自分が納得している状態で受けたいなって私は思っちゃいます。

平野 そう、僕も「このまま就活を続けてもなんか楽しくないな」と思って4年生の時には就活をやめちゃったんです。だけど、その時「日本仕事百貨」という求人メディアを見つけて、ここでだったら働きたいと思えた。志望理由書を送って、そこで働いている人に東京まで話を聞きに行ったんです。

小山内 就活をやめてからの行動力がすごいです。

平野 お話を聞きに行った後日、日本仕事百貨でインターンをすることになって、4年生の夏には東京に上京したんですよ。


上司がブログを見てくれていたことがきっかけで書き仕事に繋がった

小山内 日本仕事百貨に惹かれたのはどんなところだったのでしょう?

平野 日本仕事百貨の求人が出ていたから応募したんですけど、その募集内容が「文章を書くこと」に繋がる内容だったからです。文章を仕事にするという選択肢があるのか!と思って。日本仕事百貨の文章も好きだったし。

小山内 なるほど。平野さん、Wantedlyでもインターンをされるんですよね?

平野 Wantedlyに応募したのは、Wantedlyという会社が面白そうだったというのはもちろんあるんですけど、日本仕事百貨のインターンだけだと生活面で苦しいかもしれない、と思ったから。だからWantedlyでは、最初カスタマーサポートとして入社したんです。

(日本仕事百貨やWantedlyの志望理由書をまとめたもの)

小山内 そうだったのですね。前編でもお話ししましたが、平野さんはWantedlyでインターンをしていた頃から募集要項の作成代行やインタビューのご経験があったのですよね。

平野 Wantedlyで取材や書き仕事を任されるようになった背景に、ずっと続けていたブログがあるんです。ちょうど会社が拡大している時期で、ずっと僕のブログを見てくれていた上司に「取材にいけるでしょ?」って一人で外に出されて(笑)。今でも覚えています、初めてインタビューをした時のこと。

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