早稲田卒ニート165日目〜人・街・店・会社・仕事〜
精神年齢の低い大人と関わることほど鬱陶しいことはない。ストレスだ。
街が人を作り、人が街を作る。店が人を作り、人が店を作る。私は新宿という街によって作られ、バーという店によって作られた。いい街はいい人が、いい店はいい人が作る様に、いい会社もまたいい人が集まってこそ作られるはずである。その点、カウンター6席しかない様な狭い店も、社員が数百人いる様な会社も、それがよい場になる仕組みは同じだと思う。いい人が集まって、集まった人どうしが相互に影響を与え合い、共によくなっていく。しかし人数の多い会社となると、それがなかなか実現に至らない。それを思うたび、政治の重要性を考えさせられる。
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模範解答から「逆算」された解説ほど酷いものはない。そんな教えをする教師は、何より本文を読んでいないし読めていない。読めていない解説を聞いても読解力はつかない。ということが、この頃ようやく腑に落ちた。自分もそんな「逆算」の様な授業をしていたことがあるからこそわかったのである。自戒と反省と成長。
小学生に教えることを果断したこの年は、これまでの自分そのものを相対化し作り変えるという点で、この後の一生においても極めて重要な意味を持つことになるだろう。どんな仕事も、それに人生をかけている人がいる以上、それを私が馬鹿にしていい筋合いは無い。どんな仕事も、真剣にやればそこから学べるものが必ずある。必要なのは、対象への敬意だ。
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