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【前編】早慶東大コラボ対談〜3大学の熱い想いが今ここに〜

【前編】ロゴとキャッチコピーに懸ける想い

早稲田大学・慶應義塾大学・東京大学の学園祭代表・委員長が、それぞれの祭に対する熱い想いをぶつけ合う対談が今年も実現!

【前編】【中編】【後編】の全3回で、対談の様子をお届けします。

左から 第73期駒場祭委員会 委員長 奥野公三 (おくの こうぞう) さん
早稲田祭2022運営スタッフ代表 高山 都 (たかやま みやこ) さん
第64回三田祭実行委員会 委員長 太田 陽平 (おおた ようへい) さん

【前編】では、3人のアイスブレイクトークと、各学園祭のロゴやテーマに懸けた想いをご紹介します。

ー-まずはお互いのマスコットキャラクター紹介から!

高山:みなさんの学園祭にマスコットキャラクターはいますか?

奥野:こちらのかえるが駒場祭のマスコットキャラクター「こまっけろ」です。駒場キャンパスにある、駒場池という池に住んでいます。昔の大学の帽子をかぶっていて、この帽子をかぶることで喋ることができるようになっています。

高山:帽子があるのとないのでは全然違うのですね(笑)

奥野:ポイントは、まだ尻尾が残っていておたまじゃくしの部分もあるところです。子どもと大人の間である大学生をイメージしています。こまっけろの熱烈なファンもいて、みんなLINEスタンプを愛用しています。

太田:三田祭にも「みたぬき」というたぬきをモチーフにしたキャラクターがいて、同じくLINEスタンプもあるんです!

高山:早稲田祭にももちろんいます! 「わせだサイくん」早稲田祭のサイです。実は永遠の36歳なんです。なぜ36歳なのかは不明です(笑) このわせだサイくんは話すこともできちゃうので、公式YouTubeチャンネルの動画をチェックしてください!

太田:この子たちに口癖とかはあるんですか? みたぬきは「のだ」です。「うれしいのだ」とか言ったりします。
奥野:こまっけろは「けろけろ。」を語尾につけることが多いですね。

高山:わせだサイくんは「ツノ」です。「サイ」ではないんです(笑)

ーーロゴやキャッチコピー、テーマについて

高山:早稲田祭2022のテーマは「想いの照らす、その先を」です。この「想い」という言葉には3つの意味が込められています。

高山:まず1つ目に早稲田祭に参加してくれる早大生みんなの想いです。この2年半はコロナの影響をたくさん受けましたが、早大生の熱い想いが私たち運営スタッフの原動力になり、今年の早稲田祭2022開催に繋がっています。

2つ目に、地域のみなさんの想いです。来てもらえばわかるように、早稲田のまちにはお店がたくさんあります。学生街ということもあり、早稲田のまちのみなさんがすごく早稲田祭に協力的で楽しみにしてくださっています。そうした想いを受け取って、早稲田のまちの熱さを発信できたらいいなと思っています。

そして最後に、早稲田祭2022に来てくださるみなさんの想いです。早大生の想いや何かに夢中になっているがむしゃらな姿をお伝えしたいですね。

 そしてここから「その先を」に込められた意味につながっていきます。今年は「」ということを大事にしていて、早稲田祭2022が終わった後に何が残るのかということを考えました。早稲田祭2022を通して再確認できたみんなの想いや夢中になっている姿が、参加者や来場してくださるみなさんの「次の一歩を踏み出すきっかけ」になる、そんな祭にしたいです。

奥野・太田:なるほど……

高山:最後にロゴについても紹介させてください。このロゴは太陽をモチーフにしていて、早稲田のまち全体を表しています。早稲田でしか感じることができない魅力を全方面に発信したいという想いが込められています。

奥野:早稲田祭への愛情が感じ取れますね。

太田:グッと想いが伝わってきました。では次は三田祭についてお話ししたいと思います。今年の三田祭のキャッチコピーは「今に懸ける、未来に架ける」です。塾生みんなが一年に一度の三田祭に向けて頑張っているのもとても大事なのですが、その先をしっかりと見据えて、後世に何か託すこと、繋げることができないかということを三田祭を通してじっくり考えてほしいという気持ちが込められています。

太田:コロナに大きな影響を受ける中で、なんとか今年の三田祭を成功させようと目先の成功を考えてしまうのですが、今後僕たちが三田祭から離れて、「僕たちのことを知らない世代が祭を創りあげていくときに何かいい影響を残せないか」ということで、今に懸けることと、未来に架けることの2つを大事にしてほしいと思います。また、「懸ける」と「架ける」という言葉を掛け合わせてキャッチーになるように話し合いました。

高山:良いキャッチコピーですね!

太田:みなさんそれぞれの想いを持って三田祭に参加したり来場されたりすると思いますが、このキャッチコピーを大切にして、勢いのある水のような情熱を燃やしてほしいです。そして、その情熱が5年10年先へと続くように頑張っていきたいという想いが込められています。

太田:ロゴについても力を入れました。このロゴは勢いのある水がモチーフになっていて、三田祭に懸ける情熱を表しています。三田祭では学術的なものからパフォーマンスまでさまざまなジャンルの団体が発表をしますが、それぞれの団体が持つ、好きなものを体現したいという情熱を水で表現しています。そして、下のニョキッとなっている部分は、今と未来を架ける橋を表しています。以上がロゴとキャッチコピーに込められた想いです。

奥野:勢いがすごくありますね。

太田:そうなんです。やはり準備する側はとても大変だと思うのですが、楽しむ気持ちと勢いを大切にしたいです。

奥野:早稲田祭さんも三田祭さんも未来に繋ぐという部分で共通点がありますね。

高山:そうですね。やはり2022年というコロナ禍から少しずつ日常に戻りつつあるときに、何か後世に残すということは確かにすごく大切だなと思います。赤と水色のロゴの色に意味はあるんですか?

太田:はい。水色はそのまま水をモチーフにしていて、赤は情熱の赤です。また、三田祭のイメージとして赤が多いということもあって、赤は大切にしています。

奥野:最後は駒場祭のキャッチコピーですね。今年の駒場祭のキャッチコピーは「あかねさす」です。このあかねさすという言葉、みなさん聞いたことありますか?

太田:なんだか、ありそうでないような(笑) でも好きなイントネーションですね。

奥野:あかねさすとは万葉集にある言葉で、光や昼といった言葉の枕詞です。そしてこのあかねさす自体にも鮮やかに照り映えるという意味が含まれています。

太田・高山:おお〜

奥野:駒場祭は11月下旬に開催するから、晩秋ですよね。晩秋の赤に照り映える駒場キャンパスや、1、2年生から構成される駒場祭委員会のフレッシュさ、そして若さからくる熱意を表しています。駒場祭はキャッチコピーとともに「趣意文」という詩のようなものもあるので、紹介させてください!

煌めく光はあたりを照らし、祭をあかねに染め上げる。
あかねに染まったキャンパスに、明るい声がこだまする。
祭に集う情熱が、秋の駒場に照り映える。
その一瞬に、あかねさす。

高山:すごくいいですね。
奥野:そうなんです。毎年力を入れてつくっていまして。コロナ禍は厳しい社会情勢ではありますが、オンラインの普及であったり、少しずつ対面も増えてきていたり、着実に新しい状態に進んでいると思います。コロナ前に戻るというより、新しいものに進化していくというイメージを持っています。参加してくれる東大生や、来場者のみなさん、協力してくださる企業のみなさんなど、駒場祭に関わってくださる一人ひとりが駒場という場所で美しく輝けるようにしていきたいという想いを込めています。

奥野:ロゴについての紹介もさせていただきます。このロゴは大きな丸と正方形と斜線で構成されています。斜線は差し込む光のイメージで、正方形はその光が散らばっている様子を表しています。そしてこの丸は太陽を表しています。東大生の熱意や光の輝きをバランスよくデザインしました。

高山:ひとつのキャッチコピーにいろいろな意味が込められているんですね。たくさんの捉え方があるからこそ、多くの人を巻き込めるのかなと思いました。

奥野:そうですね。元々和歌の言葉なので「あかねさす」のあとにいろいろな言葉が続くんです。そういったところも祭の多様性を表していると思います。

太田:和歌から選ばれたということですが、どのくらいの和歌から探されたのですか?

奥野:和歌から決めたというより、光というイメージが先にあって、それに合う言葉を和歌の中から見つけてきたという感じです。

太田:なるほど!

奥野:やはり1年に1回しかない、一度きりの駒場祭の輝きや経験を大切にしていきたいと思います!

【中編】代表・委員長の1日に続く!​ お楽しみに!

※本記事に記載している写真は全て撮影時のみマスクを外しています

本対談の様子は各学園祭の公式YouTubeチャンネルでもご覧いただけます。(10/22公開予定)
さらにInstagramで使える可愛いコラボフィルターも登場!?
お楽しみに!



<早稲田祭2022 概要> 
 【名称】早稲田祭2022
 【主催】早稲田祭2022運営スタッフ
 【日時】11月5日(土)、6日 (日) 
 【公式サイト】​​https://www.wasedasai.net/
 【公式Twitter】@wasedasai
 【早稲田祭2022運営スタッフ公式Twitter】@staff_wasedasai
 【公式Facebook】https://www.facebook.com/wasedasai.official
 【公式Instagram】@wasedasai
 【公式LINE】@wasedasai_official
 【公式YouTubeチャンネル】http://www.youtube.com/user/WasedasaiOfficial/about
 【公式TikTok】@wasedasai
 【公式マスコットキャラクター「わせだサイくん」公式Twitter】@wasedasai_kun

<第64回三田祭 概要> 
 【名称】第64回三田祭
 【主催】第64回三田祭実行委員会
 【日時】11月20日(日)〜11月23日(水)
 【公式サイト】https://www.mitasai.com/
 【公式Twitter】@mitasaiPR
 【公式Facebook】https://m.facebook.com/mitasai/
 【公式Instagram】@mitasai_pr
 【公式YouTubeチャンネル】https://youtube.com/channel/UC_Tx6Yz97tqiCRsaH0ifciw
 【公式TikTok】@mitasai_pr
 【公式マスコットキャラクター「みたぬき」公式Twitter 】 @mitanukiPR

<第73期駒場祭 概要> 
 【名称】第73回駒場祭
 【主催】第73期駒場祭委員会
 【日時】11月18日(金)〜11月20日(日)
 【公式サイト】https://www.komabasai.net/73/visitor/
 【公式Twitter】@komabasai
 【公式Instagram】@komabasai_pr
 【公式LINE】https://lin.ee/rSLoAJj
 【公式Facebook】https://www.facebook.com/todaikomabasai
 【公式YouTubeチャンネル】https://m.youtube.com/channel/UCa59xoM_n-EjYTO49eL02_Q
 【公式マスコットキャラクター「こまっけろ」公式Twitter】@komakkero
 【公式マスコットキャラクター「こまっけろ」公式Instagram】 @komakkero


〈お問い合わせ先〉
主催:早稲田祭2022運営スタッフ
【早稲田祭2022に関するお問い合わせ先】
E-mail:info@wasedasai.net

【キャンパス入場チケット・企画観覧チケットに関するお問い合わせ先】
E-mail:campus_raijou2022@wasedasai.net

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