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「つなぐ」第4回 早稲田祭2022運営スタッフ代表インタビュー

 前回は、早稲田祭2022で復活する企画や時世に合わせた取り組みに携わっている運営スタッフからの意気込みをお届けしました。いかがでしたか?

 今回は早稲田祭2022運営スタッフ代表 高山都さんにお話を伺いました。
早稲田祭2022は11月5日(土)、6日(日)の2日間、本格的な対面開催を予定しています。「想いの照らす、その先を。」をキャッチコピーに、未だに続くコロナの制限を受けながらも、2年ぶりとなる本格的な対面開催へ向けて、準備を進めています。

早稲田祭2022代表インタビュー

ー新型コロナウイルスの影響を直に受け、家から出られず人と会うことができなくなった2020年。高山さんはその年に早稲田祭運営スタッフに入会されましたが、活動で印象に残っていることはありますか? 当時の活動の様子を教えてください。

4月の新歓期からずっと家にいないといけない時期だったので、自分の部屋で(運営スタッフ入会のための)志望理由を書いていました。無事、早稲田祭運営スタッフに入会することができましたが、1年生の間はずっと対面活動がなかったんです。今では考えられないでしょ? だから、同期と一緒に活動した覚えもなくて……横に座って、今のように活動するなんて考えられませんでした。

ー高山さんは動線管理チームという、主に当日の来場者や車両の動きを管理して、祭の安全を守るチームに所属していました。チームとしての活動で印象に残っていることはありますか?

2020年はオンライン開催ということで、チームの特性上、仕事自体がなくなってしまいました。来場者がいないため、整備や警備が必要なくなったんです。9月くらいまでやることがなくて……強いて言うなら感染防止ルートを考えてみたくらいですかね。

ーチームとしての仕事がない中で、どうやってモチベーションを保っていたのですか?

1年生が当日の新しい企画を考える、「企画会議」というPJ(プロジェクト)のユニットリーダーをやっていたのですが、そこで毎晩Zoomをしていました。0時から朝の6時まで、とかで話していたので、自然と仲良くなるし、そこでできた仲間がいたので、モチベーションを保つことができました。

ー早稲田祭2020の当日で印象に残っていることはありますか?

当日はずっと通用門の警備をしていました。早稲田祭当日は関係者以外構内に入ることができないので、散歩中の人などが入ってしまわないよう、見ていないといけなかったんです。入りそうな人がいたら「早稲田祭を開催しているので入れません。」と伝えるのですが、早稲田祭2020は完全オンライン開催だったので見た目では分からなくて......「本当にやっているの?」みたいな顔をされるのが辛かったですね。でも、通用門は運スタの通り道でもあったので楽しかったです。通る人たちに「通用門のハチ公だね」と言われていました(笑)

ー早稲田祭2020が終わり、自分たちがメインで活動する代となりました。動線管理チームのチーフ(チームのリーダー)になった高山さんですが、早稲田祭2021に向けた活動で印象に残っていることはありますか? 当時の活動の様子を教えてください。

チーフとしての最初の仕事は、チームの仕事を整理するところからで、これからの早稲田祭がどうなるのか何も分からない状態でした。仕事が決まっても、2020年が異例すぎてほとんどやったことがないものばかりで、やり方にしても、スケジュールにしても、すべて手探りでした。印象に残っていることは、5月に「来場者を入れます」と発表されたときかな。初めて当時の代表の口からその言葉を聞いたときのことは今でも覚えています。

ーハイブリッド形式で開催された早稲田祭2021が無事終了し、高山さんは早稲田祭2022運営スタッフ代表に就任。今年、3年ぶりの本格的な対面開催を予定していますが、オンライン開催やハイブリッド開催を経験したことで、3年前からの変化はありますか?

企画面でも技術面でもパワーアップしたことは絶対にあるはず。そのために昨年1年かけてやってきたので、そこの面で成長はあると思います。今年も入場制限はありますが、「結局、(例年より)規模縮小だ」と思われないように、頑張っていきます。

ー最後に、早稲田祭2022への意気込みをお願いします。

「対面開催」と言っていますが、ただ復活するだけではなくて、この2年があったからこそ創りあげることができた新しい祭を目指しています。私たち3年生が2年間コロナ禍で苦しめられてきたことも、そんな祭を創る原動力になっていると思います。2020年、2021年の早稲田祭が、コロナ禍であってもその歴史を途絶えることなく繋いでくれたように、2022年の早稲田祭も成功させ、未来に繋いでいきたいです。みなさんのご来場、お待ちしています!

おわりに

 これまで全4回にわたり、コロナ禍における早稲田祭について当時の代表のインタビューとともに振り返ってきました。
本年度の早稲田祭はついに、本格的な対面開催を予定しています。これは、コロナ禍という逆境の中にあってもそのときにできる最大限のことを、この3年間実行し続けてきた結果です。
 「つなぐ」。早稲田祭の歴史を、そしてみなさんの想いを、これからも繋いでいきます。今年だからこそできる早稲田祭を、ぜひ足を運んでご覧ください。みなさんのご来場を、運営スタッフ一同お待ちしています。


〈早稲田祭2022概要〉
 【名称】早稲田祭2022
 【主催】早稲田祭2022運営スタッフ
 【日時】11月5日(土)、6日(日)
 【開催場所】早稲田大学 早稲田キャンパス・戸山キャンパス・周辺地域
 【早稲田祭2022公式サイト】https://wasedasai.net/
 【公式Twitter】@wasedasai
 【公式Facebook】https://www.facebook.com/wasedasai.official
 【公式Instagram】@wasedasai
 【公式LINE】https://line.me/R/ti/p/%40wasedasai_official
 【公式YouTubeチャンネル】http://www.youtube.com/user/WasedasaiOfficial/about
 【公式TikTok】@wasedasai
 【公式マスコットキャラクター「わせだサイくん」公式Twitter】@wasedasai_kun

〈お問い合わせ先〉
主催:早稲田祭2022運営スタッフ
【早稲田祭2022に関するお問い合わせ先】
E-mail:info@wasedasai.net

【キャンパス入場チケット・企画観覧チケットに関するお問い合わせ先】
E-mail:campus_raijou2022@wasedasai.net


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