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挑戦できる喜び

はじめに

平素より大変お世話になっております。
久保からご紹介に預かりました、創造理工部4年の古関瑶山です。

真面目過ぎてすぐ思い悩んでしまうことで有名な久保君ですが、しっかりと病み期を克服して最後までサル部を一緒に続けられてよかったことは僕としてもかなり嬉しかったです。サル部は地味にゴレイロが4人全員超上手いので最高学年として思い悩むことも多かったと思うけど、久保名物の雄叫びがおもろかったから一緒にプレーしてて楽しい部門では首位独走でしたね

久保の文章が真面目過ぎてそれと比較するとだいぶフランクな書き方になってしまうと思いますが、自分なりに感じたことを綴っていこうと思います。

新たな挑戦

僕がサル部に1番感謝していることはタイトルにもあるように「挑戦できる環境を与えてくれたこと」にあります。
基本、大学生活は人生の夏休みなので自分が望めば完全にノンストレスな環境に身を置けます。毎日飲み歩いてもいいし、毎日家にこもってゲームでもいいし、好きなように出来ます。ただ、僕の考えとしては、失敗のリスクに晒されつつ苦しみながら何か目標に向かって頑張ったときこそ真の楽しさや熱い人間関係が手に入ると思っていますし、失敗して初めて改善が出来るので人間的な成長を考えても「難しいけど達成出来たら熱いチャレンジ」が出来る環境を望んでました。

そんな僕にとってえいじろうが「一緒にサル部を立ち上げよう」と誘ってくれたのは大きな転機でした。

明らかにその誘いが僕やその他サル部メンバーの人生を左右させたし、人の人生に影響を与えるえいじろうの圧倒的行動力を尊敬しました(他の部分は尊敬していないです)。

そんな挑戦と失敗を繰り返したサル部生活ですが、このブログでは僕がサル部生活を通して学んだ「組織を作っていく上で大事なこと」を3つ記したいと思います。これは自分が組織の変遷を目の前で見ながら感じたことを備忘録として残すという意図で記します。あと、後輩たちも今後の活動の参考にしてくれたら嬉しいです(読んでるか分かんないけど笑)。

補完力

1つ目は、「強みで補い合う」ということです。文面にしたら当たり前のことなんですけど、これを肌で体感しました。人間味溢れるサル部メンバーはそれぞれ長所と短所が分かりやすくあり、あまり平均的な人はいませんでした(阿部を除く)。
近さんは圧倒的な知識と教え方の上手さがあるものの、盛り上げるのはそこまで得意ではないし、逆に床尾は盛り上げるのは得意だけど責任感がなくやらかすし、久保は責任感が強く頼れるけど病みやすい、みたいな感じで綺麗に「ある人の短所が他の人の長所」みたいなチームでした。
僕としても「ここがダメだからこうした方がいい」みたいなことを思ったら割と遠慮などズバズバ言う方だったので、それで良い時もあれば言いすぎてしまう時もあって、たいきとか龍馬みたいな心優しい系の人間がバランスを取ってくれてたからすごいありがたかったです。
「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」という言葉がありますが、これは「一人でやればぶつかることもないから早く物事を進められるけど、大きなことを成し遂げるにはお互いの強み弱みを補いながら進む必要がある」ということを意味しているということを肌で理解出来ました。
また、それに付随して、組織の一員として動くうえで自分の強み弱みに対する理解の解像度を上げることで自分がするべき立ち回りをハッキリと認識できるので、それも大事だと思いました。

継続力

2つ目は、「我慢して続けること」です。
これは、組織の運営面とフットサル面の両方で痛感しました。
組織の運営面に関してはこれ以上に大事なことはないと思うのですが、「辞めなければ何とかなる」ということです。よく起業とかでも頭の良さより粘り強さが大事と言われますが、本当にその通りだなと思います。これは0→1の経験をしなければ分からなかったことですが、続けていると何かしらの節目で良いことが起きて組織は成長していきます。まったくロジカルじゃないですし、根拠も無い抽象的な話ですが、とにかくそうとしか言えない経験則のようなもので、そのような説明しようもないことを体験出来たことはかけがえのない財産だったと思います。おそらくですが、各々が見えないところで危機に対処して小さな課題をクリアし続けることで要所要所で大きなブレイクスルーが発生し、組織として成長していってるんだと思います。
フットサル面に関してもこれは顕著でした。個人的に大きなブレイクスルーは2年の最後から3年の最初あたりに起きました(正確な時期は覚えてないですが)。急にチームとしてフットサルの戦術が出来るようになってきたのです。それまでは全く戦術が成り立っていなくてずっとモヤモヤしていました。ただ、いつも近さんが「いや、大丈夫だから。出来るようになるから」と言っていて、その度に「いや、大丈夫なわけないだろ」と思っていましたが、これは近さんの過去の指導の経験則から言っていたのだと後から分かりました。もちろん改善し続けることは大事ですが、結果が出ないからといって自分のやることを小まめに変えすぎず、結果が出ると信じて「良い意味で盲目的に」継続して取り組むことが大事だと学びました。

協調力

3つ目は、「ポジティブな雰囲気を作り上げる」ということです。
僕たちがZ世代だからか分かんないけど、正直めちゃくちゃ打たれ弱いです。怒られると奮起しなければならないと心では分かっていてもしっかり萎えます。小中学生ならそこで頑張れる人間になるように教育を施せる可能性がありますが、人間形成が割と完了しつつある大学生なので、そのようなパーソナリティを改善するのは難しく、それに上手く向き合っていくしかありません。だからこそとにかく「ポジティブな雰囲気づくり≒ポジティブな声掛け」が大事だと痛感しました。ミスをした後、やるべきことは①改善すること②引きずらないこと、の2つだけですが、どうしても気持ちが昂ぶりイライラしていると人に当たってしまいがちです。それをしっかり自制して、上手くポジティブな雰囲気を作れてる時のサル部はノリノリでめちゃくちゃ強いですが、その逆の時はダメでした。サル部は特にそれが顕著だったので良い学びになりました。

まとめ

以上が僕がサル部生活で学んだことです。
どれも文面で見たら当たり前ですが、それを肌で感じられたことがかけがえのない財産になりましたし、社会人になったら経営層として会社を導く立場になりたいと考えているのでしっかり今後に活かしていこうと思います。

最後に、コーチ陣、スタッフ陣、後輩たち、同期のみんなに感謝の言葉を綴って締めようと思います。

指導陣へ

コーチの方々、大変お世話になりました。
サル部のコーチ陣は、正直サル部のレベルとは大きくかけ離れた超ハイレベルなメンバーだったと思います(笑)
近さんは1年生からの長い付き合いということもあり、生意気なことを言いまくって1度衝突もしてますが、明らかに近さんがいないと成り立っていない部ということは重々承知してますし、非常に感謝しております笑
スイッチさんは、大きな怪我はなくともちまちまあらゆる箇所を痛める僕のサポートをしてくださりありがとうございました。しっかり身体を柔らかくします。
チャボさんは、整理して体系的に戦術をアドバイスしてくれるので分かりやすかったですし、肯定から入る指導はめちゃくちゃありがたかったです。
西村さんは、近さんとは違う角度で戦術を教えてくださったので、それまで近さんに教えていただいた知識も相まって最後の最後に大幅に戦術知識が向上しました。ありがとうございます。
みなさん、戦術的な指導はもちろんモチベーションの管理まで丁寧にやってくださり、本当にありがとうございました。

スタッフ陣へ

運営面でチームを支えてくれて本当にありがとう。
僕はフットサルは頑張っていたけど運営は迷惑かけてばっかりだったので助かりました。良い環境でプレー出来たのはみんなのおかげなので感謝してます。

後輩たちへ

正直、創部代が抜けてどうなるか心配だったけど、この前の関東入れ替え戦と六大学選手権を見て何も心配がなくなりました。
創部代が作り上げたものは後はみんなにかかってますが、上手くいくと信じてます。
これからも頑張ってください。

同期へ

4年間一緒に頑張ってくれてありがとう。
正直辞めたくなる時期もあったけど、みんなと一緒にいるのが楽しかったから続けられました。今後も一生関わることになると思うけどよろしくお願いします。

色々書きましたがとにかく学びが多く楽しいサル部生活でした!!
ただ、これで終わりではなく、これからもOBとして関わっていくことになると思うので引き続きよろしくお願いします!!

最後に

非常に長く拙い文章になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次のブログはサル部随一の問題児西内明活君です!
彼は本当に1人じゃ何も出来ないので色んな場面で助けてあげました。
そんな彼の強みは「助けられ力」!!
誰もが助けてもらえるわけじゃなく助けてあげたくなるような素直さや魅力が彼の強みだと思います!!
面白い文章期待してます!

早稲田大学 創造理工学部4年 7番 古関瑶山

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