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【どらま館】映画サークルクリスマス上映会

企画概要

早稲田小劇場どらま館で早稲田の映画サークルによる映画/映像作品の上映会を行います。
12月23日、24日の二日間で、早稲田映画サークルの作品を20作品上映します。

会場

早稲田小劇場どらま館 劇場(2F)

対象

早大生・早大公認サークル所属学生・一般

定員

48名

開催日程

上映時間はどらま館HPを参照

Aプログラム:ドラマ
12/23(金)13:00-、12/24(土)19:00-
「バンドの友達」監督:伊藤圭佑
「脇役」監督:伊藤圭佑
「FLOW~流れる~ 」監督:泉谷岬
「別荘で呟く女の詩」監督:岩坪理世
「特報 『グリッドワセダ』鋭意制作中! 」監督:廣瀬大輔
「サワとリン」監督:北野陽太

Bプログラム:実験
12/23(金)15:00-、12/24(土)17:00-
「ダンボール」監督:ジェフリー・ロー
「ザ・オース(The Oath )」監督:ジェフリー・ロー
「マスクを外して」監督:秋山直輝
「観察1」監督:會下幸信
「ReVoice」監督:太田慎一郎

Cプログラム:SF
12/23(金)17:00-、12/24(土)15:00-
「縛談(ばくだん)」監督:久保田光明
「ものをいう。」監督:久保田光明
「エーテリアン/霊人 」監督:比嘉光太郎
「戦慄の受胎告知」監督:比嘉光太郎
「ACARS アクラス」監督:小林示謡

Dプログラム:ロマンス
12/23(金)19:00-、12/24(土)13:00-
「雨恋」 監督:丹羽大雅
「青と青」監督:丹羽大雅
「Wannabe」監督:井坂颯希
「ガーベラ」監督:小林実莉

ご予約は、上映時間の2時間前まで受付、いずれも先着順となります。

予約


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作品紹介/監督プロフィール(監督名五十音順)

◆ マスクを外して/2022年/21分
大学生で恋人同士の柚月と菜々。コロナ禍で菜々が仙台の実家に行ってから会えなくなっていたが、対面授業の再開で菜々が上京。再会した2人は菜々の新居を訪れる。互いの存在を感じて喜ぶ2人だったが、柚月が会えなかった期間の事を話し始めると、次第に隔てていた距離が顕になっていく。
※本作はノーマスクを掲げる方々とは一切関係ございません。
主要キャスト 仁科かりん、田野真悠

監督 秋山直輝(早稲田大学映画研究会)
早稲田大学文化構想学部4年。高校生の頃から映像制作に興味を持ち、創作ドラマを中心に監督を務める。大学でも映像制作を続けたいという思いから映画研究会に入会。これまでに5本の短編作品を監督した。去年は副幹事長として、コロナ禍での制作体制の整備に尽力した傍ら、映画学校・ニューシネマワークショップを受講、今年卒業した。今回上映する『マスクを外して』は、最新作にして在学中最後の監督作となる。


◆ Wannabe /2021年/10分
青年は友達とその兄の3人で海へ出かける。そこで友達の兄の上裸体を目にし、その肉体に憧れる。自分もあんな風になりたいと強く思う彼は、静かに頭の中で憧れのイメージを繰り返す。
主要キャスト 伊藤朱良、岡部駿、千葉綾人

監督 井坂颯希(早稲田大学映画研究会)

◆ FLOW~流れる~ /2022年 /5:50
時間とは人間が作り出した概念に過ぎない。人も木々も、それぞれの流れの中を生きている。そのひとつひとつの流れもまた大きな流れの中にある。過去現在未来は全てひとつに繋がっている。生まれては死に新たな命にバトンが渡されていく。全ては循環する。日本の季節、春、梅雨。夏、秋、冬のパートに分けた音楽に乗せ、もう一度「流れ」に立ち返る。
主要キャスト 山﨑花夏

監督 泉谷岬(稲門シナリオ研究会 映像制作グループひぐらし)
2001年生まれ。上智大学総合グローバル学部在学中。

◆ バンドの友達 /2022年
バンド仲間を失いそうになった主人公は、友達を引き止めようと試みる。
主要キャスト 井坂颯希、伊藤朱良

◆ 脇役 /2022年
役者志望の男は、友人に紹介されたとあるオーディションを受けることにするが…。
主要キャスト 佐藤仁瑛、和久井亮

監督 伊藤圭佑(映画制作グループ★ひぐらし)

◆ 別荘で呟く女の詩 /2021年/ 2分
永い時間が流れる秋の別荘で、女は死や無について想いを馳せながら呟いている。
主要キャスト 小川兎海

監督 岩坪理世(映画制作グループ☆ひぐらし)
武蔵野美術大学油絵科4年の岩坪理世です。大学入学当初は油絵科で絵画を制作していましたが、その後詩やグラフィック、映像を始め、様々なメディアでのクリエイトに挑戦しています。2021年にウィング高輪アート・デザインコンペティション受賞。今年の早稲田映画まつりポスターのデザインなども担当させていただきました。来年からはWebデザインの会社で働き始めます。将来は独立したクリエイターを目指しているので、是非よろしくお願い致します!

◆ ReVoice /2021年
コロナで所属ミュージカル団体で公演が中止になり、歌と映像を分ける手法で選曲から歌詞から振り付けまで全てオリジナルで作ったクールでロックなオールミュージカル映画!
主要キャスト 冨士渕勇人、太田慎一郎、金谷愛理

監督 太田慎一郎(稲門シナリオ研究会)

◆ サワとリン/ 2021-2022
去年の冬に凍えながら撮った映画です。小さい話ですが、面白いとも思ってくれると嬉しいです。
主要キャスト 橋爪千真 東屋塔子 宮入桜

監督 北野陽太(早稲田大学映画研究会, 映画制作グループ★ひぐらし, 映像製作集団浪人街, 稲門シナリオ研究会)

◆ 縛談(ばくだん)/2022年
幼馴染のサエカを亡くした姉弟、ナツとカナ。ひねくれた兄弟の喧嘩と再生を描く。
主要キャスト 江口姫夏、高野希

◆ ものをいう。/2021年
大学一年生の康は、上級生に囲まれた場でうまく立ち回ることができずにいた。そのフラストレーションはどんどん蓄積し、爆発する。
主要キャスト 久保田光明、中澤陽

監督 久保田光明(早稲田大学映画研究会)

◆ ACARS アクラス /2022年
ケイはここに隔離されて1週間。夢から覚めると見知らぬ男アヤノも連れこまれていた。2人の会話から徐々に明らかになる収容理由とは。SF密室と最高の音楽を体験せよ。
主要キャスト 笹木晴比、井ノ口ケネス竜幹

監督 小林示謡(稲門シナリオ研究会)

◆ ガーベラ/2022年/25分
大好きな彼氏と別れた輪花(わか)。彼が心のよりどころだった彼女は別れた現実を受け止められずにいた。そして、徐々に心の均衡が崩れ彼女を蝕んでいく。
主要キャスト 多田彩花、桜井晴、泉谷岬

監督 小林実莉(早稲田大学映画研究会、稲門シナリオ研究会)
稲門シナリオ研究会所属。今のところ大学3年生。本作が初監督の作品。

◆ ザ・オース(The Oath) /2022年
女性は帰化セレモニーへ向かう道中に自分のアイデンティティのことを思い起こす。
主要キャスト Cat Woods

◆ ダンボール /2022年
女性が夜の時、近所で車でぶらぶらとまわっていたら、バッタリ旧友にあって、二人はドライブをすることになった。
主要キャスト 皆川苗、ハインズ麻里子

監督 ジェフリー・ロー(早稲田大学映画研究会)

◆ 雨恋 /2021年
少女の姿を借りて地上に降りた”夏空”が、生まれて初めての梅雨の日を過ごす。
主要キャスト 湖春

◆ 青と青 /2022年
演劇サークルに所属する役者の山田と演劇の川本。ある日山田の相手役が稽古を欠席したことにより、演出の川本が代役を務めることになる。
主要キャスト 田中大知、中孝太、ほの香

監督 丹羽大雅(早稲田大学映画研究会)

◆ エーテリアン/霊人 /2022年/4分
たまたま盛り塩を倒してしまったカップル。彼らを、肉眼では見えない惨劇が襲う。その正体とは幽霊か?宇宙人か?実在するオカルト概念「霊人」と、かつてフォークビルUFO事件にて実際に写真に撮られた宇宙人のビジュアルを無理やりこじつけたオカルト短編。
主要キャスト 笹樹晴比、渡部愛海

監督 無田真・比嘉光太郎(共同監督)
比嘉光太郎(早稲田大学映画研究会、映画美学校)
2002年沖縄出身。映画美学校F25期でオカルト的な題材の映画を撮ったり、UFO目撃談・実話怪談の収集をしています。
無田真(早稲田大学映画研究会、映画美学校)
1999年生まれ。同じく美学校です。坊主の人です。

◆ 戦慄の受胎告知 /2022年/17分
出産間近のキリスト教信者夫婦のもとに神からの啓示が下った。彼らを突き動かすのは信仰か?狂気か?超越的存在に迫ったオカルト・スリラー
主要キャスト 鈴木達也、依田玲奈、篠原寛作

監督 比嘉光太郎(早稲田大学映画研究会、映画美学校)
2002年沖縄出身。映画美学校F25期でオカルト的な題材の映画を撮ったり、UFO目撃談・実話怪談の収集をしています。

◆ グリッドワセダ /2022年
未完成作品ですが、宣伝も兼ねて中途半端ながら上映させていただきます。今年中には撮影を完了させたいです。どうぞよろしくお願いします。
主要キャスト 若宮潤、澤田すず、ハマダユキエ

監督 廣瀬大輔(早稲田大学映画研究会, 映画制作グループ★ひぐらし, 稲門シナリオ研究会)

もっと詳しく

早稲田大学映画サークルではこれまで、多くの学生が、様々な工夫を凝らし、多種多様な作品を製作してきました。自主製作という体制の限界に苦しめられ、また、他者と作品を作り上げるという作業の中で悩み、更にはコロナ禍に直面しても、この取り組みは連綿と続いてきました。目まぐるしく時世が変化し、時にはエンターテイメントという想像上の世界を信じることさえ難しい世の中。そんな世の中だからこそ、映画サークルの工夫と協力、創造の結実が、演劇空間という密閉された神聖な場所に立ち現れる様を、是非目撃してください。

田口慧震
早稲田大学映画研究会、映画制作グループ☆ひぐらし、映像製作集団浪人街と3つの早稲田大学の映画サークルに在籍。
監督作「頭が破裂しそう」は2020年度早稲田映画まつりにて本選選出。「ハタル」は2021年度の早稲田映画まつりにて本選選出。

今年5月に、はじめて「映画サークル上映会」を企画しました。ふだんは演劇公演を行っている劇場が映画サークルの作品発表の場になる企画でした。そのとき参加してくれた学生と第二回もやろう、続けてみようという話になり、満を持して、クリスマスに!上映会を行います。出品者側は、15名の監督と21作品が集まってくれました。ありがとうございます。早稲田映画まつり直前の企画でもあるので、この時期が良しとなれば、ゆくゆくは前夜祭のようなイベントになっても面白いですね。映画好きの皆さん、お待ちしてます!(どらま館担当 宮崎晋太朗)

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