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充実した一日を偉人から学ぶ ⑨本多静六(大学教授1866-1952年)

コロナ禍で人混みを避け、公園をランニングしたり、神社巡りをする方も多いのではないでしょうか?日比谷公園や明治神宮といった場所はコロナ禍に関係なく、行く度にリラックスでき、改めて、こういった場所の素晴らしい価値を実感します。さて、今回はそんな日比谷公園の設計や明治神宮の造林が代表的な業績で「日本の公園の父」、「日本の林学の父」とも称される本多静六の一日を取り上げます。

本多静六は埼玉県久喜市に生まれ、幼少期は貧乏でしたが、猛勉強で東京山林学校に入学し、ドイツに留学し、ミュンヘン大学で国家経済学博士号を取得するに至りました。そして、日本初の林学博士として大学で教鞭を取る一方、日比谷公園の設計、明治神宮の造林、埼玉県出身者の学生寮開設など社会的意義の高い事業にも尽力しました。また、独自の蓄財投資法(月給四分の一天引き貯金)、人生哲学(働学併進)、生活習慣(1日1ページの原稿執筆)を実践して莫大な財産を築いた投資家でもあります。「私の財産告白」「私の生活流儀」「人生計画の立て方」という3冊が代表的な著作で読んだことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こんな彼の1日を知ることで私たちの一日も充実したものになるでしょう!以下は本多静六が85歳で死去する直前の1日です!

【05:30】
■起床

【06:00】
■ラジオ英語※80歳前後からラジオを先生に独習を開始。八十の中学生と自称
■朝食※食後30分間の休憩
■読書、執筆@書斎

【10:00か11:00】
■郵便物を開封し、返事を書く※明日には持ち越さないことを心掛けていた

【12:00】
■昼食※ニュースを聞きながら

【12:30か13:00(好天気の場合)】
■畑に出て百姓仕事
■散歩を兼ねたお使い

【16:00】
■百姓仕事の終了
■入浴か手足拭き清め

【17:00】
■夕食※ニュースを聞きながら
■椅子か寝床で休息

【18:00】
■英語会話の勉強※中学生に若返るとのこと
■執筆※書き入れどきでしばしば深夜の1-2時に及ぶと述懐

【1:00か2:00-05:30】
■睡眠


まさに晴耕雨読を体現した一日です。年齢を重ねても気持ちを若く持ち、食後の休息を組み合わせることで、アクティブで充実した一日になるのですね。
以上、お読みいただきありがとうございます!
充実した一日となりますよう~

参考URL
https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-55123-4


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