【DBD】ヒルビリー備忘録ver.2:チェーンソーを最大限に活用したい!
1.緒言
ヒルビリーの徒然なる備忘録その2である。前回(その1)はアドオンを2枚付けたヒルビリー、通称ダブ彫ビリーの曲げに関する考え方を書いた。
【DBD】ヒルビリー備忘録ver.1:ダブ彫を使いこなしたい~曲げの考え方~
https://note.com/wasawasa3020/n/n814dec0faf89
このようにビリーといえばダブ刻ビリー、ダブ彫ビリーといえば「板ぐる封じ」のイメージがある。ダブ彫ビリー専からするとこれが決まると映えるし、脳汁が出るので、この板ぐる封じをモチベーションとしていることが多い。もちろん板ぐる以外にもビリーには魅力がたくさん詰まっていて、ビリーの特性を最大限に発揮することが出来れば(映えないかもしれないけど)楽しいし、それなりに強い。その結果マッチに勝つことができればさらにモチベーションが上がると思う。
という訳で(?)今回はビリーの特性を最大限に発揮するにはどうすればいいか?という内容で思っていることをダラダラと書いていきたい。予防線をはっておくと、この備忘録は筆者はこう考えてますよという作文なので、ここに書いてあることが正しいとか、こうすれば必ず勝てる! というものではない。そんな考え方もあるんだね、くらいに留めて頂けると幸いである(と言いつつ意見があれば欲しい)。
前回同様、気が遠くなるほど長いので注意が必要だ(これでも推敲して文字数を削った)。しかも今回は画像がなく、役に立つかどうかもわからない。読み切ったらほんとに凄いと思う。こんな偉そうに書いている筆者はさぞかしお上手なのかというと全くそんなことはない。センスが無いのでいろいろと考えないといけない。
こんな冗長な備忘録からなにかひとつでも拾うものがあればラッキーである。
2.内容
ヒルビリーというキラーの特性を最大限に発揮する、ということはすなわちチェーンソーをどのように使うか、ということに尽きる。チェーンソーを使う上で意識している点と、チェーンソーを使う具体的な場面について、ざっと項目を考えてみた。かなり思いつきで書いている。書いていて思ったのだが、試合を見返す時のチェックポイント(反省点)として使えるかもしれない。
抜け漏れがたくさんあると思うが、今回はこの内容でひとつずつみていく。
(追記)僕のフレンドのもちちーずさんが実践編の例をあげてくれました、よかったら参考にしてください
https://youtu.be/O-GxAF0XhFY
(1)考え方編
①鯖との距離感と構え・発動タイミング
自分のプレイを見返すと鯖との距離感が掴めていないと思うことが多々ある。例えば、鯖とチェイスになり、チェーンソーを構えてチャージを貯めている最中に、「これ射線切られるなぁ」と気づく。そして、チャージを解除する(ゲージが下がるのを待つ)にも時間がかかるので、当たらないのを承知で発動しダッシュする。━━これは無駄な発動だったと言わざるを得ない。無駄な構えや発動は時間の無駄なので極力無くしていきたい。
なぜこの無駄な発動をしてしまったかと言うと、チェーンソーを当てるイメージが出来ていないからだと思う。もう少し詳しく書くと、構えたとき鯖に射線が通っているかどうかの見通しが甘い。構える前の段階で、自分(キラー)と鯖の距離感、そして周辺のオブジェクトの形状を加味(想像)し、いつ発動するのがベストでそのためにいつ構えるのがベストなのかを考えないといけない。そんなこと言われてもなぁと思うが、これを意識するとしないで伸びしろが変わると思う。
では構えるベストなタイミングはいつなのか? 当てることを前提とするならば、射線が通り、かつ鯖にできるだけ近づいてから構えるのが理想である。距離が近ければ近いほどチェーンソーを当てやすいからである。キラーと鯖の距離が0であるときに構えて狙うチェーンソーのを「近距離」と呼び、理論上チェーンソーを1番当てやすい(ハズなんだが当たらないんだなぁこれが笑、後述)。
近距離ができるまで近づくのが理想だが、たいていは徒歩で距離を詰めている間に鯖が板や窓枠に間に合ってしまう(板を壊すのが目的ならこれで良い)。そのため、鯖への射線が切れない(鯖が板や窓に間に合わない)ギリギリまで徒歩で接近した位置がベストな構え位置といえる。毎回ベストな構え位置とすることは非常に難しいが、これを意識することで無駄な構えや発動(100%当たらないチェーンソー)が徐々に減ってくると思う。もちろん良い位置で構えても、当てられるかどうかは鯖との読み合いによる。結果としてあたらなくても、(射線が通っている=)常に鯖に当てるぞというプレッシャーを与えることはビリーにとって必要な要素である。
例外的だが、射線が切れるのを承知でチェーンソーを構える戦法もある(ゲージも貯める)。鯖からはチェーンソーのゲージが見えないので、板や窓に間に合わないと思わせる目的だ(実際には間に合う)。間に合わないと思って避けようとした鯖を狙うのである。チェーンソーがギリギリ当たらないときにこの戦法が刺さる時がある(読み負けたら仕方ない)。
移動用のチェーンソーも当てるのが目的ではないチェーンソーだが、この場合は、振り下ろしのクールタイムで鯖との距離が開くため、徒歩の方が早かったと無駄なチェーンソーとならないように意識しよう。
━━以上、この項目で触れた鯖との距離感は、チェーンソーを発動するタイミングを見極める上で非常に大事なので常に意識したい。筆者は板ぐる阻止を決めるより距離感を狙い通りに認識してチェーンソーを当てることができた時の方が嬉しい(地味だけど笑)。
②鯖の力量(レベル)把握
対峙する鯖の力量をできるだけ早く把握することは、ビリーに関わらずキラーをする上で重要である。鯖の力量に合わせた動作予測(いわゆる上手い人読み)ができたり、追う追わない判断が出来たりする。今回はビリーに関する内容なので、チェーンソーを狙うときの、鯖の力量に関する動作予測についてほんの少しふれたい。
上手い鯖(以下、馬鯖)は、キラーとの距離感を熟知しており、ビリーに対してはアドオンがダブ彫であるかを確認したうえでできるだけチェーンソーの射線が通らないように立ち回る。距離感がわかっているので、極限まで板を渋られるし、渋ったらしぬ(しぶしぬ)ときは躊躇なく板を倒す。1発殴られてもチェーンソーは貰わないという考えを徹底している(殴ると「ありがとう!」と感謝する馬鯖さえいる)。
距離感がわかっているので、馬鯖がチェーンソーをくらいそうと判断した時(射線が切れないと判断した時)はたいてい膨らんでかわそうとする。ここを読んで迎え撃つ(膨らみ読み、と呼んぶ)。逆に距離感を認識できてなさそうな鯖は射線を切ろうと必死に真っ直ぐ走るケースが多いので直線で狙う。チェーンソーを構えているときに、鯖の力量とそのときの距離感から、鯖が膨らんでくるかどうか予測しておくといいだろう。ちなみに馬鯖に対して膨らみを読んで曲げてチェーンソーを当てることが出来ると、「今の曲げミスったよね(ちゃんと曲がれていないからたまたま当たったんだの意)」などと言われることがあるが、飯が美味い。
上記のような鯖の力量に合わせた動作予測はあくまで1例であり、チェーンソーに関わらずチェイスの仕方全般で動作予測をしながらプレイしたいところである。ここではそれら全てを書くことが出来ないので(というか筆者の力量ではできない)、色々と考えてみてほしい。
③鯖の心理
と書いたが、人の心理を読み切ることなんてできない。ただ、鯖の視点に立って考えることが重要じゃないすかという話。
例えば、板ぐるで相手が安定をとって先倒しするとする。次に別の板ぐるでも先倒ししたとしよう。こうなると、鯖の心理的には「板使いすぎだなぁ、少し渋った方がいいだろうか」という状態(かもしれない)ので、それを狙って板に突っ込む。
逆に、ファーストチェイスでチェーンソーを構えて板に突っ込んだ場合、相手が板を渋ったことでチェーンソーを当てれたとしよう。この場合、チェーンソーを1度食らったという恐怖心から、安定倒ししてくる可能性が高い(かもしれない)。それを狙って、板前でショートチャージするのではなく、発動できる直前まで構えて、鯖が板を倒したら即壊せるようにしておくのである。
ここも読み合いに負けるとどうしようも無いが、読み合いを仕掛けていくこと自体が重要だと思う。このように、いま鯖はこんなこと考えてるかなぁとか考えながらやると読み合いに強くなるし、楽しい。②に書いた鯖の力量把握とあわせて動作予測することで、読み合いに勝つ確率が少し上がるかもしれない。
④オブジェクトの構造把握
これもビリーに関わらないがチェイスポジションなどのオブジェクトの形を覚えておくとチェーンソーを狙う機会が増える(覚えてないとそもそも狙えない)。鯖とチェイスになった際、そのチェイスポジションを瞬時に頭に思い描くことができるのが理想である(筆者はできない)。これができると、鯖の待ちポジションを予測しやすくなり、徒歩フェイントへ応用できたり、徒歩フェイントからのチェーンソーを狙うことに繋げられる。
オブジェクトの構造把握は大変で、おそらく公開マッチをただこなしているだけでは身につかない。カスタムや徒歩キラーの追い方講座みたいな動画を見まくることで身についてくるものだと思う。ゲームで座学は辛いなぁと思うが、それはその人の価値観の範囲でやればいいと思う。ただ各オブジェクトの構造をバリエーションも含めて覚えることができたら、間違いなく強いし、チェーンソーを狙いたくなる。
(2)実践編
①板ぐる封じ
とくにダブ彫による板ぐる封じのやり方については前回(備忘録ver.1)かなり細かく書いたのでそちらを参照して頂きたい。要は板側でチャージキープし、フェイントをかけて曲げダッシュしてチェーンソーを当てることである。
ここでは板ぐる封じを狙う事で得られるリターンとリスクについてふれる。板ぐる封じにおけるメリット(リターン)は、通常なら時間を稼がれる場所であっても早々にチェイスを終了させられることである。リスクは、ミス(当てられないこと)が続くとチェイスが長引いてるのに板も壊せていないという最悪の状態に陥ることである。ハイリスクハイリターンというわけ。1度のチャレンジで10秒前後かかるとして、3回ミスすると30秒×鯖3人=90秒、で理論上発電機が1台ついてしまう。
なので勝ちを狙いにいく場合は、狙うべき状況か否か判断したい。この「状況」というのは、いつ仕掛けるかというタイミングと、どの板ポジションで仕掛けるかの2つの意味を指している。タイミングについては、ここで決めないと試合展開的に厳しいという場合、または試合展開に余裕があるとき、が考えられる(じゃあ、いつも狙った方がいいってことじゃねーか笑)。
板ポジションについては、例えば、固めたい発電機の近くにある強い板は早く壊したいので、無理に板ぐる封じを狙わずに、板を壊すことに注力するというのも選択の一つである。
また、本人の技量と鯖の技量、そしてその板ぐるの難易度を天秤にかけて、当てられる確率が高いと判断できるなら使う、のように使い所を考えたい。
(補足)勝ち負けに関わらず、板ぐる封じの練度を上げたい、というモチベーションならば上記の内容は気にしなくてよい。自分がどういうモチベーションでキラーをしているのかはハッキリしておいた方が良いとは思う(そうしないと、練習だから公開マッチで負けるのは仕方ないのに、それでイライラしちゃう)。
②近距離
永遠の課題、それが近距離。近距離とは鯖に対して0距離で(隣接して)チェーンソーを狙うことを指す。ビリーにとって1番チェーンソーを当てやすい状況である。当てやすい状況だけに外したときの喪失感は半端ない。
当て方とかなんだとか書いてしまうとみんな期待してしまうから(むしろ教えて欲しい)、はじめに100%当てる方法は無いと公言しておく(だから永遠の課題)。ちょっとでも当てる確率をあげることができれば御の字なのだが、ここでは自分なりに意識している基本的な考えを書く。
近距離が狙える状態になったとして、以下の(A)または(B)だとどちらの方が近距離を当てられる確率が高いだろうか?
(A)チャージをキープせず最短で発動
(B)じっくりチャージキープしまくって当てれると思ったら発動
自分は(B)かなと思う。じっくり構えて当てれる機会を伺った方が当たる確率は上がるのではなかろうか。徒歩で殴るときに旋回や振り子(あるいはデッハ)に対応すべく様子を見るのと同じだ。だとすれば近距離を狙うためにチャージしはじめたとき、最短で発動しないと(キープしてしまうと)鯖が板や窓に間に合ってしまうタイミング以外はキープし続ければ良いということになる。
なんだが当たり前のことを書いている気がしなくもないが、自分の試合を見返してみると、焦って発動することで外してしまうケースが結構あるのだ。焦らなくても鯖は窓枠や板に間に合わないんだからゆっくり狙えば良かった、という機会が筆者は多い。繰り返しになるが、ここで言いたいのは、近距離で狙える状況になった時に、最短で発動しないといけないかどうかを判断するのが良い、ということである。最短発動の必要がない場合はキープすることを基本にするよう心がけたい。そうすれば当たる確率がちょっと上がるかもしれない。
補足だがチャージキープし続けるといっても、やりすぎて鯖との距離が開いてしまいタイヤなどをぐるぐるされてしまう場合や(鯖4.0m/s、構えビリー3.68m/s)、オーバーヒートは気をつけなければいけない。
あと振り子で近距離をかわそうとする鯖に対しては左右に視点を振られないように振り子の中点辺りを撃ち抜くイメージだと当てやすい。あと、壁などのオブジェクトがあれば鯖の動きが制限されるので、ぜひ活用していきたい。
③しぶしぬ
板を渋ったらしぬ(通称しぶしぬ)である。徒歩で板ぐるをしている時に、鯖が板に入る直前でチェーンソーを構えると板を倒さないことがあり(板を渋る)、それによりチェーンソーを当てることを指す(しぬ)。鯖がなぜ板を倒さないかというと、チェーンソーを構えると移動速度が落ちるのでもう1周いけると思うからである。
鯖が板に入る直前でチェーンソーを構えた後の行動として、構えたまま板に突っ込むか、構えを解除して距離を詰めるかはその時々の状態で判断しよう。板ぐるの1周が長い場合は解除して距離を詰めて狙う、短い場合は構えたまま狙う傾向にある。
鯖と板ぐるでチェイスになった時に、板ぐる封じを狙うかしぶしぬを狙うか選択することが多いと思う。板ぐる封じがハイリスクハイリターンなのに対ししぶしぬはミドルリスクミドルリターンくらいだと思う。少なくとも板を倒させるとうリターンが得られるからである。板スタンをもらうリスクはあるが、板も消費せずに時間をかせがれるリスクよりは小さい。勝ちを狙う上で、安定を取りたい場合はしぶしぬ、ここぞって時は板ぐる封じ、などと使い分けていきたいところ。
④ブロック
しぶしぬを狙って板に突っ込んだとき、鯖が板を倒すフェイントをしたことと噛み合って鯖が板を倒せなくなる位置にキラーが立つことがある。これをブロックといって、板ブロック、窓枠ブロックがある。ブロックはワンパンキラーにとって極めて強力で、板や窓枠に戻らせないように立ち回ればそれだけでダウンが狙える。横をすり抜けて板窓にいかれると嫌なので、その場からできるだけ動かずに止まった状態で冷静にチャージしよう。鯖は板を倒せないと気づいた後、あせって板窓に戻ろうとするので、それを許してはならない。
しぶしぬ時以外でブロックを狙えるのシチュエーションは多々あるので1発殴るよりもブロックを優先する意識をもとう。例えば鯖とキラーが窓枠と等距離にいた時に鯖が窓枠を越えようとしているならば容赦なくブロックしてから構えたい。
⑤長距離と牽制
ビリーのチェーンソーは、移動手段としても活用することができ、ここではこの移動用のチェーンソーを近距離と区別して長距離と記載する。長距離って移動手段でしょ? はい終わり、で終わらせるともったいない。長距離は、だいたい初手索敵時やフックに釣った後などに発電機の巡回のために使う事が多いと思う。発電機を目指して長距離するのだけど、発電機の近くのどのあたりに到達点するか、によってその後のチェイスにそこそこ影響を受けを及ぼす。
前提の話だが、せっかくチェーンソーダッシュで距離を詰めるのだから、出来れば1回のダッシュで目的地に到達したい。途中で障害物で止まり、また止まり…となれば結果として徒歩で向かうのと時間的に変わらないことになってしまう。それを避けるためには、チェーンソーを発動する場所から目的地まで、射線が通っているか意識したい。結局マップの構造を把握することが大事である。オブジェクトはランダムなので全てを把握することは難しいが、この辺はオブジェクトが多いとか少ないくらいは意識することはできるはず。射線を通したいので、とりあえずで構えるのではなく、ちょうど良い位置で発動できる位置まで我慢して徒歩で歩こう。
上記を前提として、もうワンランク上を意識するとすれば、鯖に行かれたくない方向を予測してそちらの方向を切るような到達点をイメージしたい。たとえば、目的とする発電機の右側に小屋があるとすれば、発電機の小屋がある側へダッシュする。鯖からすれば、チェイスポジションが小屋なので、そちらにキラーが来られると、キラーと距離が縮まった状態でチェイスが開始されてちょっと嫌である。最悪、小屋まで間に合わない(1発殴れる)という状態もありえる。このように、行かせたくない、逆にいえば誘導したいポジションに仕向けるように長距離を仕掛けていくことは、脳筋で長距離するよりはいくらか有効である。消費した板のポジション等を覚えておき、そちらに誘導する等も有効である。
発電機から離れる読みでチェイスポジション側に大きく舵を切るとごく稀にチェーンソーが当たることもある(とうもろこし畑などはビリーの姿が見にくいので当たる確率があがる)。ちなみに長距離でチェーンソーを当てること(当たっちゃうこと)を交通事故と呼ぶ。
さて、上記で説明したような、当てることを目的としない鯖を誘導するようなチェーンソーを牽制という。上記はチェーンソーを発動して牽制する場合だが、構えた状態でも牽制できる。構えてチェーンソーを発動するぞと圧をかけることで、鯖の行動選択を奪うのだ。通常のチェイス中でも、牽制は使えるので意識して使っていこう。たとえば、そのまま徒歩で追うと鯖が板や窓枠に間に合ってしまうが、チェーンソーダッシュだと鯖が間に合わない(切れる)距離間のときなどで使えるので積極的に使っていこう。
⑥板壊しフェイント
板ぐるで鯖が板を倒した時に、その板をチェーンソーで壊すフリをして離れた鯖に対してチェーンソーを当てにいく動作のことをいう。
前提として、基本的に倒れた板はチェーンソーで壊そう。また、壊す向きは次に鯖に行かれたくない方向を意識して壊そう(キラーの基本)。
チェーンソーで板を壊すという行為が、フェイントを入れることにより効果を増す。単純にフェイント無しで壊してもいいのだけど、壊さずにそのまま狙うぞ、という意志を見せることにより、鯖が板から離れ辛くなる。そのため、板を壊した後に鯖と距離が大きく開かないで済む。また、鯖が決め打ちで板から離れることがある(チェーンソーで板を割られると次のチェイスポジションに繋げられないと判断した場合)。このときは板を壊すよりも積極的にチェーンソーを当てに行こう。
あと、負傷している鯖は板を倒しやすいのでこのような状況になりやすい。この場合でも、直ぐにチャージを解除出来るようにしておき、チェーンソーで板を壊すフェイントをしつつ、殴れる距離感だと思ったら解除して殴るという具合にチェーンソーフェイントを活用できる。
⑦ロッカー対策
みんな大好きロッカー対策。鯖がチェーンソーを回避するための最終手段はロッカーに入ることである。ロッカー対策の基本は、ロッカーの前でいつでもチェーンソーを発動できるようにチャージしておき(暴発しないように)、ロッカーから出てきた時に発動して倒す。
たまにロッカーからずっと出てこない鯖がいいて、これを待っているとそれなりに時間がかかる。そこでチェーンソーを解除してロッカーキャッチしたいのだが、ゲージを下げている時に出てこられるとなかなかに厄介だ。このとき鯖からはチェーンソーのゲージが見えないので、下げているかどうかはわからない。そのためゲージ下降中に鯖が出てきたとしても、再度直ぐにロッカーに入る傾向がある。焦らず構えたままにしておき、ゆっくり解除してキャッチを狙おう。
また、鯖がロッカーにはいるかどうかを予測して行動することも重要だ。チェーンソーを狙う際、鯖が入ったロッカーに衝突することは1番避けないといけない。チェーンソー構え中に周りにロッカーがあると認識したら、鯖はロッカー回避を狙っているかも、と意識しておくとよい。
ロッカー回避はほぼこっちのものなのだが、鯖にとって、唯一「真っ向勝負」があればこの窮地から逃れられる可能性がある。これで逃げられたときの精神的ダメージは大きいが、どうしようもないので気にしない。
⑧S字その他のテク
チェーンソーダッシュは発動直後が1番操舵性があり(曲がりやすい)、約1秒間かけて操舵性が失われいく(完全に失われるわけではない)。この操舵性が失われるまでに2回の変曲点をもつチェーンソーダッシュのことをS字(カーブ)という。
S時の利点の1つ目は、目の前に障害物があるときに徒歩で避けてから発動するとワンテンポ遅れる、というときに使える。2つ目は、動きがかっこいい(大事な要素)。ここで上げておいてなんだが、文章で書くとイメージしずらい。そんな動きがあるんだなぁという程度で心に留めておいておこう(決して書くのが疲れてきたわけではない)。
S字以外にも、チェーンソーのテクニックは多々あり、(ある)界隈では「100度チェーンソー」や、「振り向きチェーンソー」や、「くるくるチェーンソー」や、「スカイ(スペース)ビリー(今は死語なのだろうか…)」等色々ある。気になる方はまわりのビリー専門家にやり方と、使い所を尋ねてみよう。犬や猫(特に犬)を飼っているビリー専が周りにいればどうやら何かを知っていそうなので話しかけてみよう。
3.あとがき
疲れた。ビリーの特性を最大限に発揮するためにどうしたらいいか日頃考えていて、それを書いては見たものの、当たり前のことをだらだらと綴ってしまったかもしれない。その被害者になった皆さんには深くお詫びを申し上げたい。
ここに記載の内容はビリーの特性に関するほんの1部だと思っていて、他にも色々あると思うのでみんなでビリーのいい所を引き出していければ良いなと思う。様々な考え方、テクニックについて色々教えていただければ幸いである。
この先もビリー界隈が盛りあがることを望んでいる。あとは任せた!
以上
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